見出し画像

The Fourth of July(7/4の思い出)

20数年前、シアトルでホームステイしていた時の思い出のひとつ。7/4の独立記念日に、近所で航空ショーがあるという事で、ホストマザーやご親族、近所の方々とで車を走らせ、ワシントン湖のほとりまで見に行った記憶がある。

雲ひとつない広い青空に何重にも描いてゆく白い軌跡、湖すれすれまで降下するようなハラハラドキドキのアクロバット、、それが空軍なのか海軍なのかすら覚えていない程のミリタリー音痴なのにもかかわらず、そのダイナミックなスケール感にただ圧倒された。まさにWow(歓声も凄い)!
ルートビアを飲む手が止まる程、ポカンとして魅入っていたのだけれど、何故か次第に、やっぱ勝てる訳ないじゃん、なんで勝てると思ったんだろう、などと思い始めてしまった(因みにその前年に、アナハイムのディズニーランド界隈を1ブロック歩いて息切れしかけた時にもそう思った)。

よほどあたしが複雑な表情をしていたのだろうか、Are you okay?、、ふと気付くと、ホストマザーのドリーンが心配そうにこちらの顔を覗き込んでいたのだった。Yes, 大丈夫、楽しんでます!(ニコッ)
因みにドリーンは、8/9に長崎の事をI'm sorry、と向こうから言ってくれた(知る限り)唯一のアメリカ人で、穏やかで寛大な元ピアニストのお方。ちょうど母親世代でご高齢になられているのだけれど、またお会いしたいなぁ。

いいなと思ったら応援しよう!