写真展「琅玕の森」を終えて
2021年5月19日〜5月26日の期間に開催した「本屋と活版印刷所の屋根裏」での錦戸俊康 写真展「琅玕の森」について振り返る。
今回の展示タイトルは「琅玕の森(ろうかんの森)である。琅玕とは新緑の色を表す言葉で、和の色の名称のひとつだ。桜が咲く少し前から、地元の山道が大掛かりな工事となっていた。迂回路として案内された更に険しい道を知ったことで森林を撮るようになった。
丁度、熊本県独自の「まん延防止等重点措置適用」であったので、この展示期間は10時〜21時の開場となった。前日の昼間に搬入開始。途中に屋根裏夫妻とスリランカカレー屋さんへ。来月で「本屋と活版印刷所の屋根裏」も一周年ですねなんて話をしながら搬入を終えた。
初日がスタート。いつも来てくださる常連さんから好評のお言葉をいただいた。屋根裏猫のノエは今日も膝の上を渡り歩いている。
振り返れば雨の多い展示期間だった。そんな中でも足を運んでくださる方々が有難い。親子で登場のMさんご一家。この日も大雨だったなあ。
日中が慌ただしい日々だったのであまり在廊はできなかったが、ダイスケさんからお客さん達の感想を伝え聞き嬉しい気持ちになる。森の写真もまた撮りたまったら展示しよう。
「本屋と活版印刷所の屋根裏」に新たに加わったサイフォンコーヒーにハマっている。あちあちのコーヒーが季節外れの肌寒さに染み入るなあ。九州は梅雨入りも早まりなんだか変な気候である。
あっという間に最終日。夜にじっくり見る時間の大切さを痛感する展示となった。屋根裏猫のテンは私の膝には乗ってはくれない。
今回も無事に会期を終えることができた。気がつけば来月で月イチ写真展も12回目だ。淡々とはできないがまだまだ続けていきたい。ご来場くださった皆さま、屋根裏店主ご夫妻ありがとうございました!
【写真展開催のお知らせ】
錦戸俊康 写真展
「青い部屋」
本屋と活版印刷所の屋根裏にて開催する、錦戸俊康 写真展の第12弾となります。是非、ご高覧ください。
会期:2021.6.22火~6.30水 入場無料
開場:午前10時~寝るまで
会場:本屋と活版印刷所の屋根裏
住所:863-0023
熊本県天草市中央新町19-1 本屋と活版印刷所 2F ※建物裏に駐車場あり
期間中の在廊日は錦戸のSNSでお知らせいたします。こちらの古書店さんではホット・アイスコーヒーが注文できます。新たにサイフォンコーヒーと紅茶も登場!そして、店主・森本大祐さんによる「屋根裏藝術」という素敵な立体造形物の展示販売もございます。
この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?