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番外編 写真展 「点滅の島」を終えて 後編

今回は2021年2月22日〜3月7日の期間に福岡市天神のギャラリー「アートスペース 貘」(以降、貘)にて開催した錦戸俊康写真展「点滅の島」を振り返る。

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深夜まで続いた川での飲みが終わり、徒歩にて宿に戻る。午前2時19分に宿の近くで、その夜最後の写真を撮ったようだ。そのまま部屋で眠ったものの午前6時52分に目覚めてすぐの一枚を撮っている。酩酊状態の時刻とその時の眼前がわかるのはなんだかんだ助かっている。

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起床してすぐに牛丼屋へ。その後、付近を撮影しに回る。天神3丁目はよく撮りに来ていた界隈だ。懐かしいような変わってしまったような不思議な感覚。

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天神から春吉方面へ移動。春吉は私の記憶とは全く別の街に変貌していた。新しい道が通っているのに、昔からあるものが今もそのまま存在していたのでやや混乱する。

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自分の知っている春吉ではなくなっていたことにびっくりしたが、張り付いて撮り続けている土地では全くないので、そんなことを思うのもおこがましい気になってしまう。

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アクロス福岡前を通過。卒業式を思い出す場所。

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あちこち天神周辺を撮り歩き午前11時少し前に親不孝通りのアートスペース貘へ。写真展「点滅の島」が始まる。この手書き文字がなんだか好きなんだよなあ。

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写真展が始まったと同時に、お客第一号で来場してくれたのは写真学校の同級生みっちゃん。お互い色々と生活の変化があったが、お久しぶりとは思えぬ空気だ。

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そしてまたまた写真学校同級生こがじょも登場。こがじょとは東京でもなんやかんやを過ごしていたので第二子ご懐妊がなんだか物凄く嬉しい。

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続々と知っている方、初めてお会いする方や知人、友人の来場が続く。平日の、しかも月曜のみの在廊だったのに嬉し有難い限りである。天草で知り合って福岡に引っ越された写真が大好きな方もご来場くださった!写ルンです!いいカメラだよなあ。

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そして、毎月写真展を開催させてもらっている「本屋と活版印刷所の屋根裏」のオーナーご夫婦もわざわざ天草よりご来廊くださった!嬉しいなあ!ギャラリー隣の喫茶店「屋根裏 貘」がよく似合うご夫婦である。

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屋根裏 貘の定番メニュー「屋根裏弁当」を注文。やっぱこれだねと思わずにはいられない。

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展示も好評で嬉しい。初日しか在廊できないことがとても勿体なく思えてきた。

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またまた天草での展示を通して知り合った方がお越しくださった。今日だけ在廊とインスタで見て来ましたと言われSNSでの宣伝も馬鹿にならないなあと思ってしまった。

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福岡の音楽ライブシーンでバリバリ第一線でやってる写真学校同級生チヨリも登場!ちょうど近くで仕事だったそうだ。今日も飲んでますねー!

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夕方17時を過ぎてアルコール解禁。屋根裏 貘の酒飲みメニュー「どて」を注文する。このメニューよく頼んだなあ。色々と思い出が蘇ってくる。

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写真学校の先輩まっつんこと写真家・松岡美紀氏に、二十歳頃からの友人・サカイさんもご来廊!ど平日にありがとうございます!松岡氏の新展開が楽しみだなあ!

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展示初日が終わろうとしている20時ギリギリに登場したのは絵本作家・よしながこうたく氏!屋根裏 貘で出会って縁ができて、天草のイベントにも来ていただいたなあ。新作絵本の制作中なのにご来場ありがとうございます!

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芳名帳に私の似顔絵を描いてもらった!物凄く嬉しい!謎の乳首!
そうこうしている間に展示初日の終了時刻。本当にあっという間だったなあ。

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貘のマスター&律子さん!今回もありがとうございます!
「アートスペース 貘」は私が生まれて初めて訪れたギャラリーである。これまでも、何度か展示をする機会をいただいたが、また今もこうして声をかけてもらえたことが本当に嬉しい。まだ初日だけど手応えのある展示になったと自分自身では感じている。

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宿に戻って爆睡。もっそり起きると朝になっていた。後ろ髪を引かれるものの、朝の飛行機なのでそそくさと天神を後にする。

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地下鉄天神駅の好きなとこ。早朝ではあるけれど人が少ないなあと感じる。

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福岡空港に到着。いつも空港には早く着いてしまう。飛行機に乗り遅れたことはないけれど、急かされてしまうのは何故だろうと待ちぼうけている時にいつも思う。

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離陸して何かを思う間も無く雲仙を眺めつつ天草に到着。平和なとこだぜ。

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天草空港からそのまま「本屋と活版印刷所の屋根裏」へ。また私の天草と写真の日々が動き出す。前日夕方からの搬入と初日までの在廊となったが夢見心地のひと時だった。福岡・博多は私の写真が始まった場所なのだと再確認することができて、とても有意義な時間だった。

ご来場くださった皆々さま、ありがとうございます!お久しぶりの方、初めましての方々とお話できて感無量でした!


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