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【202201-05】最近見て良かったPV/予告系映像

洋画予告も字幕を使った良さもあるんですが、邦画の方が日本向けにカットとセリフ、テロップと駆使されている感じがして好きなんですよね。

『KAPPEI カッペイ』予告

邦画らしいエンタメコメディで何も考えずに楽しめそうという雰囲気がテンポよく伝わってきて好き。
ナレーションをちゃんと山口勝平さんがやっているのも作品としてのメタな芸術点が高い。

制作はシロクラフトの真本氏。やっぱり編集の仕方がとても自分好みです。


『ファンタスティック・ビーストとダンブルドアの秘密』特報

大作ファンタジー、特にハリー・ポッターの系列は画が強くて引きがあって良いですね。
0:42~1:05辺りの音の扱い方が個人的にはとても印象的で、導入で落ち着いてくるタイミングでテンポに乗れる展開が入ったので長尺でもだれずに観ていられたような気がします。
導入15秒から始まりそこから約30秒ごとにメリハリのついた画と音の展開ですごく丁寧な予告でした。


『Arc アーク』予告編

1分という短い尺の中で作品を掘り下げながらテーマを強く打ち出したすごく鋭利な予告でした。
0:40~作品のテーマを視聴者に問うようなナレーションが入る展開も没入感がすごく高まりましたし、タイトル前の「あなたの」「ぼくの」「きみの」「わたしの」「物語」とセリフが重なっていくのはグッと来て、映画を観たくなりました。
こういうの作ってみたいです。


『死刑にいたる病』特報

とても特報らしい特報でストーリーの概要は分からないものの、どんな話なのか引き込まれたました。
阿部サダヲさんがめちゃくちゃ良いですね…。今後の展開が楽しみです。


『凶悪』予告編

「死刑にいたる病」のコメントを観ていると白石和彌監督らしさが非常に出ているということで過去作もチェックしてみたところ、どれも予告がとても良い。
同じシーンを会話をジャンプさせて繋ぐと断片的なシーンを間に挟んでも回想しているような印象になってグッと1カットの力が強くなったような印象を受けますね。
山田孝之×ピエール瀧×リリー・フランキーを打ち出しているようにいずれも濃い演技で最後のリリー・フランキーさんの笑っている姿がまさに凶悪に感じて強く焼き付きました。すごい。


『孤狼の血』予告編

同じく白石和彌監督作品の予告。
作りは王道的な展開のはずなんですが、カット一つ一つに引きがあって後半にかけてドンドン盛り上がり最後に打ち出される「正義とは何か」というのが本作のテーマなのかと思いました。
見返したくなる予告です。


「映画 オッドタクシー イン・ザ・ウッズ」予告

オッドタクシー本編はまだ観ていないので詳しくは語れないものの、ミステリアスな展開と謎が散りばめられている感じでとても好き。
セリフや全体の雰囲気作りもそうですが、特に丁寧で的確な音効の使い方が非常に好みで良かった。
制作は本編でも携わっている島猛氏。勉強になります。


今回は尖った作品が多くて良かった!また次回~

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