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スカイツリーと江戸の下町

僕は今日、昼休みにスカイツリーが見える下町の公園にいた。  

 そして僕はどうやら思っている。

 40歳台で、2度胃がんになって2回胃を摘出し、病院で50歳になった。

 昨年はまる一年、体調不良と不眠症で破れかぶれになっていた。

 そして、とにかく今年のお正月から伝統発酵食の蔵元を訪ね歩いた。

 身体に合う発酵食を探し彷徨っていたら愛知から山口の移動だけで3ヶ月間も経っていた。

 そんなこんなの結果、今はどうだろう?

 どうやら僕には今、スカイツリーが希望の塔に見えている。

 先日の癌検診も問題なく、しかも受付番号が【111】ときたもんだ。



 どうやら、これはすなわち!あの『元気』というものではないだろうか。

 実は、先月からリハビリを兼ねて働きたくなった。

 もちろん小林酒造とは(リモートで)繋がりながら、僕はどうやら新しい自分の試運転として『東京で働く気』かも知れない。

 周囲が救ってくれたボーナストラックな人生は、僕だけの命ではない。

 僕はどうやら『憧れであった江戸っぽい仕事』で新しい一歩を踏み出す気かも知れない。

 そして今、煮干しの頭とはらわたを取りながらこれを書き終わったのであった。身体にいいカルシウム摂取も容易ではない。


(つづく)

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