ゲーミフィケーション 手法ではなく原理を理解することが大事
ゲーミフィケーションに限らず、物事を進めるためのノウハウは色々とあります。
ノウハウはうまく適用できる場合には非常に有用ですが、適用がきかないときに、進まなくなります。
いわゆる、応用が利かない、という状態です。
手法の解説本は多い
ゲーミフィケーションの解説書で多いのは、事例を挙げてのノウハウ解説。こうなったらこうやるといいよ、という事例と手法の説明。
でも、実際に自分の目の前に起こることは、事例と同じようなケースばかりじゃありません。
その時にどうすれば良いか?
ノウハウ成立の原因を知っておく
ノウハウ、というのは、いきなりノウハウを作る、という作業でできたものではありません。
様々な行動を行って、失敗したり成功したり、それらの積み重ね。つまり、ノウハウができあがった「原因」があります。
さらにこの「原因」も多数の例から典型的なものが見つかり、整理されて、やっとノウハウ成立につながるのです。
この「原因」の積み重ねを整理したものを原理としてノウハウが成立した、と考えています。
最後にまとめられたノウハウではなく、その手前にある原理を理解しておくことができれば、様々な事例に対応する幅が広がります。つまり、ノウハウを生み出すことができるわけです。
もちろんノウハウだけで解決するものもあります
ノウハウだけ、でも解決に至る課題はもちろんあります。例えば・・・
解決課題が出てくる
↓
解決方法(ノウハウ)の適用を行う
↓
解決
という単純な形で解決できるのはベストです。適切な解決方法(ノウハウ)が見つけられない場合の方が実際の活動では多いと思っています。それでは、その時どのようにすべきか?を考えてみました。
ノウハウが適用できないと?
先ほどの例の間に、いくつかやらなければいけないことが出てきます。
解決課題が出てくる
↓
課題を産む原因を確認
↓
その原因を解消する方向性を定める
↓
解消方法の検討
↓
解決方法の適用
↓
解決
となるはずです。 太字になってない部分は、どうしても自分で作らないといけない。
でも、ノウハウ成立の原理を知っていれば、この2番目、3番目、4番目を自分で構築することができるようになります。
つまり、新たなゲーミフィケーションの手法を産むこともできる、ということです。
この続きで、原理の部分を深掘りしていきます。お楽しみに。
(ちっとも具体的な話にならない・・・)