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なるほど!区切りが増えたからか。飲水タイムで変化するサッカー戦術の謎。

タイトル画像:埼スタのアップの写真

新しいルール

サッカーは、メジャーになってからも歴史の長いスポーツで、世界中で楽しまれています。

比較的シンプルなルールで、ボール一つあればたくさんの人が楽しめます。見る方としても、各国でたくさんの試合が繰り広げられています。

でも、ルールや戦術が実は結構変わってきています。そんな中、有名なところではJリーグも取り入れたVAR。人間の目で裁いていたルールを、ビデオ画像も参照して裁く。

いい面も悪い面もありますが、大きな変化です。

もう一つ地味ながら影響が大きいのが、コロナ禍で出てきた

①交代5人(それまでは3人)
②飲水タイム(前後半各1回)

です。

ルール変更でどうなった?①5人交代

①交代5人(それまでは3人)
②飲水タイム(前後半各1回)

この2つのルール変更、チームにより有利になったり不利になったりしてます。

①はこれまでも3人は交代できた。通常はキーパーの替えはほぼフィールドプレーヤーでは効かないので、万が一に備えて、2人の交代は普通に行われていました。この采配でも大きく戦況を変えられる大きな要素。

3人から5人へ。キーパーアクシデント枠を考慮しても、4人使えます。

フィールドプレイヤー10人のうちの4人、場合によっては5人。全く違うチームになります。

ここで有利、不利に運命は分かれる!

交代で入る選手の層が厚ければ、単純にチーム力を落とさず、場合によっては上げることもできます。

逆に選手層が薄ければ、体力的には元気なやつが入っても、基礎能力が落ちたりします。

ここはまさに選手、監督、編成、の総合的な腕の見せ所。

ルール変更でどうなった?②飲水タイム

①交代5人(それまでは3人)
②飲水タイム(前後半各1回)

②の飲水タイム。サッカーはタイム制がないので、笛が鳴ったら監督はベンチ前のコンチングエリアでデカい声を出すことしか許されません。

当然相手にも筒抜け。作戦タイムが有ればいいのに、と思ってた監督もいたと思います。

今回の変更、飲水タイムは、まさに作戦タイムです。

そこまでの流れを鑑み、ここで一気に巻き返しができます。

幸い推しチームの監督は、この飲水タイムの指示が素晴らしく、見る側は「飲水タイムまでしのいだ、もう大丈夫だ」と言うくらい信頼できる実績を残してます。

飲水タイムで一体何が起こるのか?

単なるリフレッシュと監督の手腕なのか?と思っていたところ、フォロバ100@いちぼんどさんの記事に出会いました。

制限時間を決めると二度おいしい!
制限時間を決めると仕事効率はアップすると、精神科医のエミールクレペリンにより発見されている
この研究により作業を開始した直後と最後の数分間は作業効率がアップすることがわかっている
1時間で片付けようと思った仕事を15分で4回に区切り行うと、普通に一時間で集中力アップ効果が2回のところを、集中力のアップ効果が合計8回得られることになる
例、サッカーで点が入りやすいのは
開始直後、前半終了間際、後半開始直後、後半終了間際である

なるほど。これまで、4回しかなかった集中タイムが、8回にみごとに増えているわけですね。

特にピースと動きの組み合わせが複雑なチームが、この頻度でリフレッシュすれば、確かに効き目があるわけです。

我がチームは①+②

そして、自分の推しチームは、まさにこの①と②の両方が当てはまるわけです。おかげで、最近の守備の安定度はハンパなく、ここ数年で一番見ていて楽しい。

さらに。①の効果的な活用として、

・スターティングイレブンで0トップ
・途中交代でエースの1トップor2トップ

という、嫌がらせのような選手交代すらできているのです。前半、誰を捕まえて良いか分からない状態で相手を疲弊させ、どれ、そろそろか、という時にエースを投入。

エースの披露も軽減でき、最も効果的な時間帯に混乱を作り出せる。

心配なことが・・・

いつまでも5人交代と飲水タイムは無いんだよなー。きっと。

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