サボるロボット、嘘をつくロボット、ごまかすロボット
音声合成はロボットと切り離せません。
未来を妄想すると、実際タイトルみたいなこともあるぞ、と思ってます。
なので、先走って妄想を展開しておきます。
ロボットと言えば?
鉄腕アトムのような子供みたいのも、18mもあるガンダムみたいなのも、ロボットにも色々あります、と書きかけて。
ガンダムはスーツでした。
というあるあるはさておき。
こういう人間型ばかりじゃありません。
アームだけのロボットも。
焼くだけ、運ぶだけ、刻むだけ、などの産業用の用途で、様々なものが日本中にも世界中にもあります。
普及は産業用が一番
人間型は、エンタメ用途が多いのですが、産業用と比べると、だんぜん少ない。
本当に普及してるのは産業用です。
よく考えれば、どの現場でも機械化で楽になるところはあります。これからさらに普及は進むでしょう。
さて、このロボット、見た目はアームだけ、みたいな武骨なヤツがおおいのですが・・・
それがしゃべったら?
CPU積んでますし、なんならスピーカーもアラーム用などであります。
ということは、結構簡単にしゃべらせようとすればしゃべる。
そんな世界が来たらどうなるか、妄想してみました。
たぶん、人格がよりはっきり産まれる
音声合成は、活字情報と違い、人格が生じがち、というのをずーっと説明してきました。
産業用ロボットがしゃべると、たぶん、「単なる機械」とは異なる感情が人間側に産まれそうです。
故障したら、メーカーに連絡するのが普通。
でももしこんな感じになったら?
「ボス・・・私、もうダメです・・・今・・・まで・・・ありがとう・・・」
とかしゃべってからLEDが消えたりしたら、もう工場長も「おい!まだ頑張れるだろう!弱気になるな!」などと声をかけそうです。
そうなると、日頃の何もないときにも何気ないやり取りがあったりして。
「工場長!早く次持ってきて!まだ余裕あるし!ぜんぜん!」
「すいませーん、だれかー。油刺して下さーい」
「ごめん、変なところになんか挟まってる!取って!」
みたいな。
さらに、その先に予想されるのは、ロボットに名前が付きそうです。
いいことかどうかは分かりません
本来、命というものはない存在。
そこにバーチャルに人格が付与されること。
これ自体はあり得るのですが、好ましいかどうか、は分かりません。
機械は機械として、合理的に使うべき、という側面もあります。物を大切に、というのも概念的に、ではなく、合理的な考え方で運用すべき、と思っています。
そんな中での今回の提案、まるで哲学みたいになりそうですが。
単に面白そう、という理由だけで考察したものです。
しかしさらに未来!
中身がAIになり、もう少し自律的になると、タイトルのようなことが起こるかも。
サボるロボット
嘘をつくロボット
ごまかすロボット
こんなのがあちこちにいたら、なかなかカオスです。
ルンバを買ってきたのに、なんか部屋の真ん中辺しか掃除しないのに当たったよ!みたいな世界です。
…全部妄想!