3品クッキング011:ジャガリコポテサラ メーカーの対応も注目

こちらはあちこちでテレビでも取り上げられてたりして、学生認知度No.1でした。

でも、食材の「原理」に注目すると、色々見えてきます。

材料

①ジャガリコ
②お湯
③マヨネーズや塩胡椒など

③がポイント。どういう食べ方をするか、でここは変わってきます。また、お好みで変えられる部分。

作り方

もちろん簡単。

①ジャガリコのカップにお湯を半分より少し
②かき混ぜる

それだけで、ポテトサラダに。

ここで、スライスしたきゅうりを入れたり、鮭フレークを入れたり、味を整えたり、というベースになります。

原材料と原理

学生にも伝えてます。

「そのまま食えば消費者。原理を確認して食えば提案側」

色々な便利なサービスは食べ物に限らず世の中にあります。便利になったり簡単になったり楽しかったり、と我々の生活は豊かになります。

それはそれで素晴らしいこと。

でも、誰かが発案して誰かが開発して誰かが効率的な製造法を考え誰かが量産して誰かが流通に乗せて誰かがプロモーションして誰かが販売してるのです。

出す側に進もう、という大学なので、どんなサービスもそういう面に着目せよ!と教えてます。

ジャガリコポテサラも原材料と原理を考えれば、実は不思議ではありません。

原材料:

ポテト。加熱して乾燥されたものです。ほぼそれだけ。

だから、色々なベースになるわけです。

原理:

加熱乾燥されたものは、カップ麺の麺など、お湯で戻す系の食品と同じ。なのでこちらを知ればジャガリコポテサラも不思議ではありません。

気付くのが大切

答え合わせは簡単ですが、これを最初に見つけるのは大変。いつもキョロキョロしておくことが大切。

なんか粗探ししてる嫌な目になりそうですが、サービスを企画する側には必要な資質。

自分ならこうする、という考えを持つことが、新たな仕組みにつながったりするわけです。

マーケティング的にも面白い

消費者側でメーカーの思惑と違う楽しみ方をされることはありますが、メーカー側もさすが。

画像1

味付けも野菜もプラスして、もうポテトサラダとしての商品を出してしまいました。

こういう市場とのコラボは、メーカーのフットワークの軽さを見るのに役立ちます。

不思議どころか先祖返り

ジャガリコ、でやるので不思議な感じがしますが、学生認知度ほぼゼロの「ポテトフレーク」を見れば、数十年前から日本でもやってたことなんです。

粉末状の加熱乾燥ポテト。元々こちらが先にあって、それを固めたのがジャガリコ。

キロ単位で買えばポテトサラダ食べ放題!

ゴロゴロ派には物足りないかも知れませんが、潰す派の自分ならこれでOK!

学生のみんな!

裏を読むのだよ、全てのサービスは。

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