聴覚障害者の友人 声を残したい
聴覚に障害のある友人の話。中途失聴、という方です。
全く聴こえなくなってかなりになり、手話を駆使しながら声も出すのですが、聴こえていた時のような明瞭な発音が出来なくなってる状態。
我々とのやり取りは
自分は手話は出来ないので、スマホなどを使って文字を見てもらったり、音声認識で喋りを活字にするアプリでやはり文字を確認してもらったりします。
友人は喋ってくれるのですが、だんだん自分の喋りが衰えてることを不安に思ってる状態。実際に全くわからない、ということはないのですが、大事なところは文字で確認をします。
「音声認識アプリ」で検索して画像表示したものです。多数のサービスがあります。
耳が聴こえない人だけではなく、声で原稿を入力したりすることもできるので、ビジネスとして成立しています。
声はアイデンティティ
友人は、かつての自分の声は取り戻せない、と考えていて、音声合成を扱ってる自分に、せめて自分の今の声を残したい、という事を打ち明けてくれました。
相手に伝える時に、音声合成でも自分の声として伝えたい、という事です。
様々な「ことば」を失う例
喉頭に問題があり声が出なくなることはあり得ます。そのようなストレートな原因でなくても様々なケースがあります。
・耳が聴こえなくなる
・筋力が落ちる病気で口が動かなくなる
・処理系の作用で言葉が出なくなる
・口腔系の疾患で喋れなくなる
など。病名にするとたくさんあると思います。
そのような人たちの中にも、産まれつきの方、かつて言葉を普通に使っていたのに使えなくなる方、というタイミングの問題もあります。
特に後者の人は喋れていた事との差を感じているので、産まれつきの方とは違う感覚を持っていることが考えられます。
声を残す技術
シンプルなのは録音しておくこと。どのように将来使えるか、はその時点ではわからなくても、たくさんの声を残したい、となるでしょう。
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障害のある友人との交流日記
様々な障害を持つ友人がいて、一緒に活動するだけで、様々な知見が得られます。無力を感じることも。 でも、少しでも自分の気づきを世の中にシェ…
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