見出し画像

3-1が好きでたまらない話。

タイトル画像:スタジアムのスコアボードを裏から望む白黒写真

そりゃー7-0とかの祭りも好きですが、滅多にない。

ありそうで、実際にあったけど、それはめったにない話。それより、その時のカタルシスなども考え、さらにあり得るスコア、これが3-1なのです。

サッカーの話です。

サッカーはそもそもロースコア

バスケットのように、3桁対3桁、みたいな点は普通はありません。

野球のように、ランナー貯めて、ドカン!と大量点!というイニングもない。

なにやらあっちでぐちゃぐちゃ、こっちでガチガチやりながら、それが布石になって、やっとどこかで1点。

それが何回もトライしてやっと実現するかしないか。

実際に我がチーム、そんなに悪くない成績ながら昨年はこんな感じ。ズラッと並べます。あれ?なんか多い?

1-1
0-0
0-2
2-0
0-3
0-0
0-5
2-1
2-0
1-0
0-1
3-2
0-0
0-2
2-0
3-0
2-0
2-2
0-0
0-3
2-0
2-0
0-0
0-1
1-2
2-1
1-0
1-0
0-0
2-0
2-0
2-1
1-5
1-1
5-1
1-1
0-1
2-1
0-1
0-0

要するに、5点入る試合は年に1回、3点取れれば大量点。

あとは、0か1か2。

90分かけて双方無得点、というのもたくさんあるわけです。

90分なにをやってるのか?

ほとんどがトライ&エラーです。

そのトライを少しずつアジャストしていく。その中で、相手の体力を削りながら布石をあちこちに仕掛け、あるタイミングでリスクをかけた「ブレイクポイント」を意図的に作る。

でも、「細かい作業には向かない脚」というそもそも確率の低い球の移動方法を採用してるので、上のようなプランもしばしばミスを生みます。

意図的なブレイクポイントと、ミスが組み合わさり、「たまに点が入る」のがサッカー。

2-0は怖い

サッカーは良く、

「2-0」が怖い

と言われています。

1-0なら、リードしている方も追いつかれないようなバランスで、結構守りを集中して意識。でも、2点あると、それが少し緩む。

追いかける方は、集中してる相手に追いつくのは大変ですが、緩んだ相手には案外良い追い込みができます。

2-0が2-1になれば、ここから。

一度緩んだ相手は、もう一度集中するのは大変。

むしろ、追いかける方の勢いは加速しますので、やがて2-2、そして2-3となる…というのは理想ですが。

でも、しばしば2点差は確実な勝利にならないケースを見ていますので、嫌な方の記憶が鮮明に残り、多くの人にこのように刷り込まれてるのでしょう。

それを踏まえてこの展開が痛快!

2-0でしばらく進み、油断してはならぬ、とこちらも気合を入れて声援を送りますが、一点返される。

ここで、失点したとしても、ずるずると下がらず、もう一度相手の隙を狙い、試合終了間近に3点目を叩きこむ!

1点返して「行ける!」と一回盛り上がった相手は、ここで膝から崩れ落ちます。

一回持ち上げて落とす方が、落差は大きい。

普通に2-0で終わるよりもダメージは大きい気がする。気がしてるだけですが。

ということで、

いい感じに2-0にして、1点返されるも終了間際に3点目で息の根を止める

というパターンが、こちらのカタルシスも最高に得られる形。

心の動きを縦に文字を並べて表現できるか。

画像1

表:0-0から始まり、3-1で終わるまでの双方の心の動き

相手に嫌われたい

人間関係では、相手に嫌われたくない、というのが普通です。

でも、サッカーの試合においては、なるべく嫌な印象を相手に与えたい。

そうすると、次の対戦では、嫌だから気合が入るのか、嫌だからネガティブになるのか、いずれにしろ「平常心」ではなくなります。

平常心と違ったうまくいくケースもありますが、多くはいつもやってないことはできない。つまり、この「嫌がられる印象」は大事なのです。

もちろん、試合が終わってサポーター同士はあーだこーだと仲良く楽しみます。

そんなシーズンがまた始まる

一喜一憂しながら毎週楽しむシーズンがまた始まります。

下のリンク:Jリーグ日程発表のWebページ

またまた楽しいサッカーライフを楽しみます!

まだまだ色々と書きたい記事もあります。金銭的なサポートをいただけたら、全額自分の活動に使います!そしたら、もっと面白い記事を書く時間が増えます!全額自分のため!