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テレビ界に勝手に提言。「等時性からの解放」でやってみたら?深夜帯が面白くなるかも。

タイトル画像:映画のカメラと録画してますよ枠のイラスト

テレビが好きで、テレビにどっぷり浸りながら成長してきました。その自分が、ある意味終焉に近づく様子を憂いています。

記事にもしました。

下のリンク:テレビ終わる、という自分記事

そんな自分ですが、まだまだポテンシャルはある、と思い、上の記事でも「等時性」に着目した意見も書いています。

本日は、その逆「時間からの解放」というテーマで。

本来テレビは「みんなが同時に」

長いテレビの歴史のうち、10年くらい前までは

・みんなが
・同じ時間に
・同じ番組をみる

という、「等時性」とその共有、という形で存在してきました。

さらに、テレビと色々な面を総合して肩を並べるライバル的な娯楽も無く、メディアとして王者の地位に君臨してたのはみなさんご存知の通り。

紅白歌合戦、プロ野球、ドラマ、ワイドショー、アニメ、怪獣物、などなど、様々な国民的娯楽の提供者だったことは間違いありません。

下のリンク:紅白歌合戦のweb。これも通年展開すればいいwebになるのに残念です。

テレビにまつわるあれこれは、全てこの「王者の地位」に基づいて設計されてました。

それが今、翳りを見せているのです。

テレビが「一強介弱」、ひとつだけ強くて他のみんなが弱い。ちなみに、WEBを見ると「一強多弱」って単語ばかりなんですが、「一強介弱」は割と国語界の偉い人だった先生が使ってたんで、こっちの方が好み。

おっと、脱線。

そんなこともあり、広告展開でも王者だったわけです。

可処分時間の減少は、多メディア時代と共に

そんなテレビも、他の娯楽が出てきて、様子が変わります。

まずは画面の取り合い。

ビデオゲーム、ビデオの台頭で、お茶の間のテレビに放送が映る時間が減ります。

画像1

画像:熱心にゲームをする子のイラスト

さらに、今の世の中、スマホを含むネットメディアの台頭で、そもそもテレビの前にいる必要もなくなり。

さらに、娯楽の多様化は、個人の時間の奪い合いにもなり、ますますテレビを見る時間は減少。

そこでテレビ界が打った手は…何もない。王様ですから、動きが鈍い。

当たり前のように衰退します。ついでにテレビに頼ってた構造の会社も。

じゃあどうする?

なんかしましょうよ、ということで、勝手に企画を考えました。

別にテレビ界が考えてくれて、楽しい事をやってくれれば私ごときが考える必要もないのですが、思い付いちゃったからしょうがない。

ということで、勝手提案を展開します。

深夜帯の価値増強

色んな意味でプライムタイムに手を入れるのは大変でしょう。

ならば、深夜帯です。お偉いさんも寝てる時間。

深夜帯とはどういう時間か

まずはここの定義をします。着目点とも言えますね。

・視聴者数は少ない
・何かの国際大会以外、日本の社会は寝てる=等時性無視
・そもそも期待されてないからとんがってもOK

ということで、考えたのがこれ。

録画前提編成

ハードディスクレコーダーは割と普及しました。この時点で、録画して後で見る人、という層が増えてます。

ならば、深夜は同時視聴を前提としない、思い切り「録画に向いてるコンテンツ」に振ってしまう。

主に、

・話題になりやすい変な映画
・過去のシリーズものを3話ずつ、など
・過去のドラマ

など。

ここで出てくるのが「CM飛ばされる前提でスポンサーかどーのこーの」という、よく言われるご意見です。

このご意見をお持ちの方は、特にこの後も読まなくても大丈夫です。想像できてる範囲が自分と違いすぎるので。

元々深夜帯のCM単価は低いので、ゴールデンに出せない会社が逆に乗ってくると考えます。きっとアグレッシブなCMにも理解はあるでしょう。

そもそも録画したら飛ばされる程度のCMしか作ってないなら、議論にも出てこないで欲しい。

逆に考えるのです。CMすら録画してくれるのです。作品性の高いもの、見逃したら損する変なCMなど、見せ方はいくらでもあります。

また、過去物の場合、ただ流すのではなく!合間に病的なその番組のマニアによる3分解説番組をセットにするなど、しっかりとコンテンツをしゃぶり尽くします。

さらにさらに。

思い切りニッチなテーマのタームも作りやすい。曜日により変えるとか。

さらにさらにさらに。

QRコードなどを使い、webに誘導する仕組みとセットで、しっかり導線も確保。画面上に出すだけ。

変わらなければ潰れるよ

テレビ局は郵政省の許認可事業。許諾を出した放送局がつぶれるようなことは、お役所がさせてくれません。

というのは昔。

今は平気で潰すでしょう。

ならば、なんか変わらなければ。

もちろんこんな外野の雑音みたいな案じゃなくて、テレビ局が考えた面白いサービの方が良いはず。

応援せざるを得ない

小さい頃からテレビに育てられたようなもんです。

これからも王道メディアでいて欲しい。






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