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#8「マテリアは誰でも買えるのか?」~ゲームとお店~
お店:マテリア屋
ゲーム:ファイナルファンタジー7
提供サービス:マテリアの販売
ファイナルファンタジー7では、戦いに必要な魔法を使う際に「マテリア」というアイテムを必要とする。
魔晄エネルギーを凝縮した宝珠のようなもので、これを武器や防具に取り付けることで魔法の効果を発揮できるのだ。
このマテリア、同作では序盤から「マテリア屋」で気軽に買うことができるのだが、冷静に考えると割と危険な状況なのではないか。
殺傷野力のある炎や雷を放出できるアイテムを、いとも簡単に買えちゃうのだから。
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我々の住む現実世界で考えてみる。
アメリカのガンショップでは、銃の販売時に顧客に書類を書かせたり、身分証明を提示させたりするらしい。
細かい部分や手間の程度は州によって異なるようだが、犯罪歴があると買えないとかそんな感じのようだ。
また、ウォルマートのような一般的なお店で販売することもあるようだが、銃は厳重な管理がされていて、面倒な手続きを踏まなければ買えないみたいだ。いくらアメリカでもそのあたりは厳しい。
一方、FF7の世界は「新羅カンパニー」という巨大企業が何もかもを牛耳っている。
それこそ治安維持部門などもあるので、マテリアの販売許可も新羅が店に与えているのではないだろうか。
でないと無法者がマテリアを簡単に手に入れて、魔法を街中でぶっ放して秩序を乱してしまう。
だが、明らかに危険人物であるバレットたちも気軽に買えるのはなぜだろう。
スラムはそのあたりの管理が行き届いていなさそうなのでわかる。お金さえ出せば誰でも、なんでも売るよみたいな緩さがありそう。
問題は、ジュノンみたいに治安の良さそうな街でも手軽にマテリアを買えてしまうことだ。
おそらくだが、客はマテリアの購入時にIDカードのようなものを店員に提示しているのではないか。
また、リメイク作であるFF7Rでは自動販売機でもマテリアを購入できた。
この場合はタスポみたいなカードを機会にかざして買っているのかもしれない。我々の知らないところで。
そういえば、序盤に仲間のジェシーが鉄道乗車用のIDを偽造した、みたいなシーンがあった。
同じようにマテリア購入用のIDがあって、それをクラウドの為に作っているのかもしれない。
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在庫管理や流通も気になるので、そのうち考えてみたい。
まとめ:ジェシーはタスポ偽造してそう(偏見)
≪前回のゲームとお店≫
参考資料
アニヲタWiki(仮)
https://w.atwiki.jp/aniwotawiki/pages/938.html
月刊アームズマガジンWEB
https://armsweb.jp/report/1044.html