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『シアトリズム ファイナルバーライン』体験版プレイ感想 ~親の意見とFFの曲は千に一つも仇はない~
【概要】
シアトリズム ファイナルバーライン
2023年2月16日発売予定
スクウェア・エニックス
対応機種:Nintendo Switch Playstaion4
スクウェア・エニックスの看板タイトル「ファイナルファンタジー」の楽曲を中心とした500を超える名曲で遊べる、大ボリュームのリズムアクションゲーム。
3DSにて2012年にシアトリズムファイナルファンタジーが発売されて以来、iOS版やアーケード版、シアトリズムドラゴンクエストなど続編や派生作品も登場。スクウェア・エニックスの持つ超強力IPを活かした、人気音ゲーシリーズ最新作の体験版プレイ感想です。
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『シアトリズムファイナルバーライン』は、ゲーム単体で385曲収録、さらに後日配信のDLCで90曲、豪華版であるデジタルデラックスエディション限定曲27曲と、最大で502曲の超大ボリュームとなっています。
本作はリズムアクションゲームですが、FFシリーズのキャラクターをパーティ編成し、曲をクリアするとそのキャラがレベルアップするといった、RPG的な要素もあります。
楽曲はそれぞれ、『FMS』というフィールドや街の曲と、『BMS』というバトル曲、さらにFFシリーズの名場面やムービーがバックに流れる『EMS』、の3つに分けられています。
曲に合わせて次々と流れてくる丸いトリガーに合わせ、タイミングよくボタン押下、もしくはアナログスティックでスライドしていくのがプレイの流れ。プレイ前にFFの歴代キャラクターから4人を選びパーティ編成します。プレイ中はデフォルメされたFFキャラがちょこまかとフィールドを走ったり、モルボルやマジックポットといったおなじみの敵キャラクターと交戦したりします。失敗が続きキャラが4人倒れたらゲームオーバー。
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筆者は3DS版のシアトリズムファイナルファンタジー、シアトリズムファイナルファンタジーカーテンコール、シアトリズムドラゴンクエストをプレイ済み。3DSではタッチ操作であったため、保護シートに無数の傷が入りまくっています。
初代シアトリズムの発売から10年以上経過していますが、いまだに3DSを引っ張り出しては、FF5の「新しき世界」や「ビッグブリッヂの死闘」、FF7の「星降る峡谷」などを繰り返しプレイし、飽きもせずに保護シートの傷を増やし続けています。
この度、最新作のシアトリズムファイナルバーラインの体験版が配信されたため、早速NintendoSwitch版をプレイ。
体験版は30曲をプレイでき、製品版にもセーブデータを引き継げるとのことです。
個人的に思い入れも深く、名曲ぞろいのFF5からも数曲プレイできるのはありがたい。「アンコウに捨てるとこなし、FF5に捨てる曲なし」とはよく言ったものですね。(言わない)
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据え置き機種でのプレイに合わせ、本作は3DSのような感圧式のタッチ操作ではなくボタン操作となっています。
最も基本的な「トリガーに合わせて1つのボタンを押す」という操作は感覚的にできますが、個人的には2ボタン同時操作に苦労しました。というかまだうまくなじめていません。
筆者はSwitch版を携帯モードでプレイしていますが、2ボタン同時押しをどのボタンでやるか、うまく定まっていません。右手側でA、B、X、Yのいづれか2つを親指の腹で同時押しするか、右手で1つのボタンと左手でLボタンなどを同時押しするか、どちらのパターンも微妙にタイミングがずれ安定しません。この辺りは慣れが必要そうですね。
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後日配信予定のDLCでは、クロノトリガーやサガシリーズ、NieR:Automata、OCTOPATH TRAVELERなどのFF以外のスクウェア・エニックスタイトルの楽曲もプレイ可能となっており、遊びごたえは十分です。
また、ミュージアムモードでプレイした楽曲を再生できるのもありがたい。プレイ中は忙しくてじっくり聞いていられないですからね。プレイリストも作成可能で、お気に入りの曲を流しっぱなしもOK。サントラとして買っても大満足だと思います。
そのほか、製品版はオンラインマルチ対戦やライブ配信にも対応。シリーズの集大成として、遊びごたえのある内容となっています。
3DS版からの操作の違いが気になる方は、NintendoSwitchもしくはPlayStation4の体験版をダウンロードして、今のうちに鍛えておいた方がいいかもしれません。