☆ご感想☆5/16(9時) プロセスを大切にしたかった帝王切開のお産 フリッツ郁美さん、新庄祐子さん
語り継ぐ私のお産と生き方
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第2回目に入り、朝9時から(イギリス1時から)フリッツ郁美さんのお話が始まりました。
郁美さんのお話は、新庄さんと一緒に打ち合わせの中で何度か話を聴かせていただいていて、「話を3人ですることができてよかった」と郁美さんが何度も言ってくださっていました。
当日の帝王切開のお産の語りの一部です。
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産まれました。流れ作業のように
「産まれました、(赤ちゃんを顔のそばで)見せてくれました、はい!はい!」終わり、みたいな。
当時は何も思わなかったけど、いまだに鮮明に残っている。
(赤ちゃんを)キャッチ。はい、はい。リズムよい流れ作業
今となっては思う。あ、と思った。
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その情景を思い出すと、「あ、、、」としか言葉が出なかった、、しかも心の中で、、、涙が出てきます。
自分と赤ちゃんが、流れ作業の中で本当に大切にされているのだろうか?
もっと赤ちゃんを触らせてほしかった、抱っこさせてほしかった、大切にしてほしかった、言いたかった自分の気持ち。。。
沢山の女性が同じように、深く傷ついているということを、私は胸に深く深く刻んでいきたいと思いました。気持ちほど大切にされなくてはいけないものはないと思います。
医療の中で、何度でもこの声を思い出して、毎日忘れずにいることを、誓いたい。
(西川直子)
以下、いただきましたご感想になります。
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病院の中では、医療者としての命を守る責任や効率を優先した対応を考えるあまり、それが日常になっている怖さを感じました。患者ではなく、目の前にいる一人の女性としての優先順位を考えること、当たり前の状況に疑問をいだくこと、自分事として考えることを常に忘れてはいけないと思います。命を守ることが一番大切ではあるけれど、健康と考えた時に身体だけではなく、心が追い付いていかなければ健康とは言えないと心にしみました。加えて、医療者としてかかわる中での日常の行動や言動が、一人のお産体験にどれほどの強烈な印象として残るのかを感じ、自分の発する言葉や態度にも責任を持ちたいと思いました。
出産には一人一人の背景や、家族構成、状況が深く関わっているからこそ、同じお産は一つもないと改めて感じました。正解はだれが決めることでもないので、だからこそ、自分で選択をできる環境を作ること、自分で決めて納得できるそのプロセスが大切なこと、わだかまりがあることをいつでもいいので言葉にする時間を作る事、否定ではなく、話をじっくり聞くこと、その話の裏にある思いまで想像すること、その結果、その人らしいお産ができるお手伝いをみんなで出来たらよいなと思います。自分自身の価値観がどこにあるのかを知り、相手の価値観をお互いに認められる、尊重できる社会にもっともっとなるとよいなと思いました。
助産師として、説明責任を果たすことや、思春期教育などにおいて、すばらしさの押し売りではなく、お産のすばらしさを家族や関わる人に支えられながら選んだ結果、良いお産だったな、自分自身が好きだなとたくさんの女性とその家族が経験できるように活動して行きたいと思います。
すてきなお話をシェアしていただきありがとうございました。
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今回、郁美さんが助産師の直子さんとゆう子さんとお話しすることで、10年以上前のお産体験が整理されて良いバースレビューができたのではと感じました。
女性が知らないことで選択できない現実、確かにあると思います。
妊娠し出産する過程における、「女性の知る権利」「女性の選択権」が、日本では保障されていないという悲しい現実を感じました。
助産師には、女性を擁護し、そこを守る大切な役割があることを改めて確認できました。
ありがとうございました。
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病院で助産師として勤務しています。助産師は妊産婦さんにとって話しやすい存在だと思い込んでいました。新庄さんのお話をうかがって助産師相手だとしてもなかなか自分の気持ちや考えを言えないような方もいらっしゃることを知りました。かといって無理に聞き出すような関わりではなくて、相手のお話しを聞く、選択肢を伝えることなどをきっかけに少しでもポジティブな妊娠や出産、産後の思い出をつくるサポートができたら良いなと思いました。
医療者にとってはたくさんの妊産婦さんの、赤ちゃんのうちの1人でも妊産婦さんにとってはすべてが大切な一度きりの経験になる。あたりまえのことなのですが、大切な経験にあるさなかの女性や赤ちゃん家族に寄り添う立場の人であることを忘れないようにしたいと再確認させていただきました。ありがとうございました。
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貴重なお話ありがとうございました。
郁美さんのお話は、自分の体験と重なる部分も多く、過去を振り返りながら聞いていました。妊娠、出産において、自分の体や気持ちを「知る」ことは本当に大切で、でも実際そのことに気づいたのは出産後でした。もっと自分の身体を知っていたら、知ろうとしていたら、何か違ったのかなと、立ち直った今でも考える事があります。こうしたお話、活動ががたくさんの方のきっかけになる事を願っています。
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郁美さんのお話し、とても繊細な感性をお持ちだからこそ、受け取るものや感じることが多いのだろうなと思いました。それが、ご自身の出産でもそうで、感じることが多い、気づくことができるからこそ、その過程を大切にしたいのだと、わかりたい、わかりあいたい、信じたい、そう思いました。
旦那さんにをまるごとその妊娠期間に入れてもらえた、その過程素晴らしい。よく助産院を選ばれたなと、そこの助走あるから、旦那さん幸せだろうなと思いました。
郁美さんが病院で感じてきたこと、その些細な感覚は、一般の女性を代弁してゆける。
だからドゥーラをされていること、ほんと素晴らしい。郁美さんが感じた寂しさ、悲しさ、納得のいかなさ、お産で感じられた感情全てが、これからの女性の気持ちに添ってゆけるそのようなものになるんだと思います。出会たご縁に感謝。
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思いがたくさんありすぎて言葉にならないと郁美さんはおっしゃっていましたが、貴重なお話を聞かせていただけてありがとうございました。
人はネガティブな体験も、周りの助けや、時間、そしてご自身の意志の力で人生の糧にし、自分の人生を力強く前に進めることができるのだ、ということを強く感じました。
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お産以上にたくさんのエピソードがつまっている産前産後のお話をたくさんして頂き、ありがとうございました。医療者にはものを言えない、言うことすら、調べることすら考えてもいなかった、というのがまさに実情ですね。ありがとうございました!!
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いくみさんの優しい語り口の中に、様々な想いが詰め込まれていて、母として、助産師として、お聞きしていて私の中にもさまざまな想いが沸き立ってきました。
今私はお産のできる助産院をするために総合病院でアルバイトをしながら修行していますが、帝王切開のお産にかかわらせていただくのは病院でしかできないことだと改めて気づかせていただきました。
帝王切開のお産をされるママたちがしあわせに包まれるような出産ができるように、職場のスタッフと今日の話を共有して、小さなことでも変えていけたらいいなあと思いました。
大切なお産体験をお話くださってありがとうございました。
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現場にいるときには日々の仕事がルーテインのようになっていて、郁美さんのように思っていた方がどれだけいらっしゃっただろうと思うと、とても心が痛いです。
出産の時の気持ちがその後の育児にも影響することを考えると、産後うつや虐待、育児放棄等も助産師にも少なからず原因はあるのかなと思いました。
産後のケア・支援で関わらせていただいている今は、一人一人のお産体験を丁寧に傾聴し、受け入れママ達の思いに寄り添って努めております。
今回のお話を、心にとめ、更に真心新たに関わりたいと思います。
貴重なお話ありがとうございました。
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看護師長の言葉に身が震え、涙がこぼれました。郁美さんが明るく話してくださって、今日ここまでにどれほどの思いを飲み込み、乗り越えてこられたんだろうと感じて心も震えました。
私も帝王切開でお産したので、共感の嵐でした。
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帝王切開を前向きに受け止めることの難しさ、そこに関わる医療者のケアの重要性を痛感しました。
私自身、一人目を回旋異常で帝王切開で産みましたが、自分が勤務していた病院だったので、手厚く関わってもらえたことで、どれだけ助かったかしれません。誘発したけれど分娩が進まず、自分が帝王切開にする決定をしたので、産後は達成感もありました。それでも、もっと頑張れなかったのか、逃げてしまったのではないか、早期の母子接触を子どもにプレゼントできなかったことで自分を責めました。その後、2人目、3人目と経膣分娩し、産後すぐからずっと一緒に過ごす経験をしましたが、1人目の時に逃げてしまったという記憶から本当には自分を許すこと、認めることができませんでした。
もうすぐ1人目を産んで15年経ちます。
フィリピンで活動している助産師の冨田さんのブログを読んで、赤ちゃんがお母さんを大好きだから生まれてくること、お母さんがお産の時にどんなにネガティブなことを言っても、「いやでも、できないでも、言って良いよ。ママ、すきなだけ言って良いよ」って言ってくれてることを知って、自分の中心にあった黒い氷みたいなものが溶けて昇華されていきました。「わたしのことをこれだけ愛して受け入れて、赤ちゃんは生まれてきたんだ」ということが、本当に分かった瞬間、15年前の帝王切開を選んだ自分を大好きになりました。今、反抗期の長男もかわいくてたまりません。
冨田さんのブログをぜひ皆さんにも読んでほしいので、リンク貼りますね。
https://ameblo.jp/erikobarnabas/entry-12667805140.html
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貴重なお話をありがとうございました。帝王切開での女性への配慮の足りない場面をたくさん聞くことができ、産み方(帝王切開、経腟分娩)に関係なく、女性への配慮や尊厳を守ることは大切だなあと改めて感じました。たった少しの配慮で、女性への思いやりは伝わるだろうし、大切にされているという思いを感じてもらえると思うので、今後どこで働いても女性への思いやりと尊厳を尊重することは忘れずに大切にしたいと思います。周りの人がそういった行動をしていたとしても、私は常に女性の味方でありたい・・・!女性を守ることが助産師の仕事だと思うので、女性に優しく温かく接していきたいです。
はじめの感想に書き忘れたのですが、お話しを聞いていて改めて帝王切開で裸になる理由が分からないなと感じました。実際、成人の外科手術では術野でなければ、オペ着を着て執刀されることが普通です。帝王切開であれば、胸の部分は露出不要です。。。いくらでも露出をしないようにする工夫はあると思います。私が今後、帝王切開をする病院に勤めて、露出まるけが当たり前の環境であったら、必ず声を挙げて改善に貢献しようと思います。そこでの当たり前を当たり前と思わず、色々なところに疑問を持てる助産師になっていきたいです。
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帝王切開の知識がなく、良かれと思って『楽に済んで良かったね』と伝えた事を思い出しました…お話を聞いた今は、申し訳ない気持ちです。
お話を聞いてる中で、自分がされたら嫌な事を相手にはするのが罷り通っている…お産だけでなく、いろんな場面で、皆んなが意識するだけで変わっていくのになぁと聞きながら改めて思いました。
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直子さん、郁美さん、祐子さん
今日はありがとうございました。
郁美さん、胸の内をお話くださり、本当にありがとうございました。
誰でも、その時の心の揺れや、振り返ってみて取り戻せる感情ってありますよね。
郁美さんのように、それを自分の言葉にして誰かにしっかり受け止めてもらってこそ、また自分の力であゆんでゆけるんですね。
想いを全部、聴いてもらわれた時があったのですね…。
そこに素晴らしい助産婦さんが存在していてくださったこと、本当によかった。。。
こと お産やいのちのことは、時間がかかっても、ずいぶん前のことになっていても、
人生のどこかで振り返り、自分の言葉で語り、聴き受け止め合う時と場が必要だと思います。
それは一度とは限らず、何度でも何度でも語って語って語っていいんです。
語り、受け止めしてもらっているうちに、
ある時、ふわ とほどけるように拓けてゆくときがあります。
語ってきたようで、実はいのちの方から私たちに語りかけられていたことに気付く時です。
お産は一人ひとり違う体験、ストーリーがあります。
そこには必ず、赤ちゃんからのいのちがけのメッセージだったり、赤ちゃんが自分のいのちと引き換えにしてでも私たちに伝えたかったメッセージが託されています。
そのいのちがけのメッセージを私たちがいのちがけで受け取ろうとすることで、その後の生き方になってゆく。
そこがお産のうまみ、味わいだと思います。
語り終えたあとの郁美さんの笑顔が素敵でした。
語り合う場、聴かせてもらい合う場を
同時多発的にあちこちで産んでゆきましょう!
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貴重なお話を聞かせていただきありがとうございました。
医療スタッフの言葉一つ、態度一つがお母さんの心の奥まで良くも悪くも届くのだと、改めて学ばせていただきました。勿論お父さんにも。
必ずこれからの糧とします。
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現在出産ドゥーラの普及を情熱的に進めている郁美さんがどんなモチベーションでドゥーラに興味を持たれたのだろうと以前からとても興味があったので、帝王切開で出産する中で感じられたプロセス、国際結婚の出産体験など、オープンに話してくださりすごくありがたかったです。子どものスイミングの送迎などがあり耳だけでごめんなさい。またゆっくりお聞きしたいです。
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助産師の発言や行動の一つ一つが何十年もその人の心の中に留まっていることがある。吐き出す場所が大切であり、必要に求められている。医療者側と妊産婦さんの双方の気持ちや状況を理解することがとても必要であり、全ての妊産婦さんが自分で納得して選択できる情報提供と環境づくりをしていきたいと思った。また、妊娠出産は人の人生に大きく影響を与える。何十年経っても心を整理整頓したり気持ちを吐き出すことはとても重要だと再確認した。今、長崎県に滞在しているのでお会いできる機会がありましたらお会いしたいです。
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ご感想をこちらからどうぞお願いいたします。https://forms.gle/cBiycxDa8UGnJhfV6
🍀話し手:フリッツ 郁美さん
長崎県在住 出産ドゥーラ 私自身の産前産後、出産経験を通し、女性の心身に興味が出ました。 妊娠中周囲の人から聞くネガティブな妊娠期・出産・産後の話。 また、海外の友人・知人を産前産後支援した際、彼女達の不安、 緊張感を感じ取り、「お産とは?」と、疑問が湧き始めました。 2020年より九州の女性のお産体験の聞き取り、 伝統文化的なお産を調べ始めています。 女性が自ら納得し選択、満足できるお産を助産師と共に。 子ども・孫世代を越え女性が中心となったお産持続できるよう楽しみながら女性とその家族と関りたいです。
〇ikumi-birthdoula https://www.ikumibirthdoula.com/
🍀聴き手:新庄 祐子さん
こんにちは!3児のママしています。助産師だけど、第一子の産後はズタボロでした。夫の駐在帯同でタイ・バンコクにいたことがあり、バンコクでも産前・産後のママたちの応援活動をしていました。現在、日本でもママたちと関わっていたくて、世界のママが集まるオンラインカフェ(せかままcafe東京八王子店)にいます。 妊婦さん、お母さん、そしてそのご家族を支えていたいと思っています。お話を聞くのが大好きです。 どうぞよろしくお願いいたします。
〇助産師ゆう Happy Family https://ameblo.jp/yu-mw-shin/
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