キャリアの見直し【キャリコンサロン編集部】
毎週決まったお題に沿って何かしらを書くというキャリコンサロン編集部の活動。
さて、今週のお題は、「キャリアの見直し」。
私自身のキャリアについては、「見直し」と言うとどうしても定年退職のときということになります。
それまでは新卒で入社した企業にずっといて、転職の経験がなく来ましたし、途中で開発から人事総務という職種転換はありましたが、自分で選んだわけではなく、社命でしたから、特にそのときに自分で「見直し」をしたわけではありません。
そういう、良く言えば一直線のキャリアを歩んで来ましたので、だからこそ定年という契機には、一生に一度、自分でやりたいことを見つけて、それを実現するというキャリアを選んでみたいという思いが出てきたのです。
60歳といえば、決してもう若くはない、でもまだエネルギーはあるというタイミング。だからここでの選択は今後の人生そのものを左右すると思ったのです。
そう思うと、大多数の人がそうするように、何も考えずに定年後再雇用を選ぶということは、私の選択肢には入りませんでした。
で、具体的にはどうしようと思ったのか。
まず、それまで37年間勤めた会社は辞める。
それが前提。では、辞めてどうするのか?
現実的な話としては、まだ年金受給まではしばらくあるので、無職というわけにはいかない。何かしら働かなくてはいけない。
では、どんな仕事をするのか?
この年齢ですから、どこかに再就職するというのは、一般的に非常に厳しいことはわかっていました。
そして、再就職するにしても、自分で何らかの仕事を起こすにしても、今までやってきた経験・知識を活かす仕事が一番可能性があること。
では、今までやってきた自分の経験・知識が一番ある分野は何か? というと「人事」という分野でした。
「人事」というキーワードは出て来ましたが、同時に、私にはこれからの仕事のいわゆる「軸」として、3つのことを考えていました。
これは以前の記事、
に書いていたことですが、
「長年会社には尽くしてきた。もう組織のために働くのは止めよう」
「誰か個人のために働き、ありがとうと言ってもらえる仕事をしよう」
「これからはやりたいことだけをやろう」
というものです。
そして、「人事」という分野の中で、さらに経験を棚卸ししたところ「採用」という仕事が浮かび上がってきました。
色々なことがあった人事の仕事の中でも、自分が一番好きで力を入れていた仕事、それが「採用」でした。
これならば、これからもやりたい仕事だと思えます。
ただ、それを組織の中でやらない、そして個人の役に立つ仕事にするには?
ということを考えていった先に、今やっている「キャリアコンサルタント」というものがあったのです。
今、キャリアコンサルタントの実務の中で、転職をお考えの多くの方のご相談に乗っていますが、私自身は転職の経験がない中でも、自分自身が成功jした「キャリアの見直し」を実例として、その経験をおすそ分けして役に立てていただけることが多いです。
今日も最後までお読みいただき、ありがとうございました!
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