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【プロレスラー考察】ザ・グレート・雑魚というプロレスラー

プロレスを見始めて20年以上。
中有学生の頃に見て、憧れて、
プロレスラーになろうと
埼玉県越谷市にあった『格闘探偵団バトラーツ』の門を叩いて
練習に明け暮れていたのが高校生時代。

それから、16年ぐらいが経ち、
久しぶりにお会いすることになった
プロレスラー矢野啓太選手。

矢野啓太選手とお話をたくさんしていく中で
ECCワラビーと言うレスリング教室をしているから
参加してみないかと言われたのが、
去年の秋の終わり冬の始まり。

矢野選手から「当日は、雑魚選手もいるからね」

そう言われたものの、
20年のプロレスファン歴の頭の中では、
「どなただろう…?」と、なっていました。

当日、参加してみると、
ものすごく優しそうな方が矢野選手の隣にいました。

「おはようございます!お疲れ様です!」

と挨拶をして、返ってくる声も優しそうな方。

練習会は外。ブリッジを決める矢野啓太選手。

一見プロレスラーには見えないその方が
ザ・グレート・雑魚選手でした。

矢野啓太選手、グレート雑魚選手、自分。

いざ、練習が始まると、
自分は、久々すぎて、肉厚も凄くなってしまい
全然、動けず。
雑魚選手も追いつくのがやっとな様子。

しかし、体力が半端ない。

マット運動からレスリングの練習
スパーリングとこなしていく姿は、まさしくプロレスラー。

天龍プロジェクトのリングに上がり続ける矢野選手に、
追いついていく雑魚選手。

練習後「全然追いつけず、お役に立てずスミマセン」

そういう自分に「気にしないで」と言うお2人。

それから練習会の度に参加させてもらっている中で、
同い年で、普段の事などいろいろ話すことが増えていきました。

雑魚選手の試合動画もすぐ見て度肝を抜きました。

有刺鉄線ぐるぐるに自分に巻いて闘っていたり、
流血しながら、凶器を狂喜乱舞している姿。
これが、あの雑魚選手!?とビックリしたのは、
今も衝撃が残っていて、
先日のプロレス観戦したXGFで見た
生の雑魚選手の試合に、その衝撃は、確信へと変わりました。

雑魚選手の入場シーン
ハードコアなバックヤードレスリングの舞台でコブラツイストを極める雑魚選手。

そんな雑魚選手とは、今年の4月にシングルマッチをしました。
えっ?誰がって?

ワタシ、自分です。

矢野選手主催の『spark』と言うイベントで
お客様も見ている中で、闘いました。
レスリングとプロレスルールが混ざったような形で
凶器とかは、無し。(一安心)

矢野選手がレフェリーで、左が自分、右が雑魚選手。

普段は優しい雑魚選手。
ですが、実に、難しいレスリングの攻防をしかけられてきました。

当日のことは、また、詳しく書きたいのですが、
もの凄く楽しかったです!

試合結果は、雑魚選手のギロチンチョークで自分がギブアップ。

お子さんたちも見てくれていて、
夢が叶った瞬間でした。

雑魚選手のスリーパーホールド。

雑魚選手に言われていつも嬉しい言葉があります。

「あづき(仮名)さんがいてくれてやりやすいです」
「あづき(仮名)さんがいてくれて助かってます」

と言うような言葉を毎回言ってくれるのです。
身に余る光栄な言葉で、嬉しくて、
自分なんかが来てよかったなぁと、
毎回、思わせて頂いてます。

このつたない文章で、
雑魚選手の魅力が伝われば幸いです。

グレート雑魚とはプロレスラーである。

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