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人材育成の黄金ルール:70-20-10の法則、アメリカ企業での使われ方実例
こんにちは、外資系企業2社の日本代表を務め、現在はリーダーシップコーチの西原哲夫です。
今回は「人材育成の黄金ルール」である、「70-20-10の法則」について書きたいと思います。
私自身がアメリカ企業で勤務していた当時、この法則に則って育てていただきましたし、自分が経営者の立場としてもこの考え方を使って次世代リーダーの育成に取り組んでいました。
そして、この考え方を個人として取り入れる時に
【外資系】経営者や管理職に求められる部下とのコミュニケーション:「話す」と「聴く」のバランス
こんにちは、外資系企業2社の日本代表を務め、現在はリーダーシップコーチの西原哲夫です。
新しく管理職についた方はもちろんのこと、長年にわたって経営やマネジメントを担っている方にとって、部下や従業員とのコミュニケーションは非常に大きな悩みの種だと思います。
「こちらから伝えたいことは山ほどあるのに、なぜか上手く伝わらない。」
「どれだけ話しても、思ったように理解をしてもらえない。」
洋の東西
【実体験】私が経営者として試行錯誤した全社コミュニケーション実例と失敗からの学び
こんにちは、外資系企業2社の日本代表を務め、現在はリーダーシップコーチの西原哲夫です。
どんな業種や業界であっても、多くの経営者や管理職がもっている悩みの種があります。
それは、部下や社員とのコミュニケーションです。
部下の数が少なければまだしも、その数が増えれば増えるほど、一人ずつと話している時間はなくなり、全社員を対象とした全社コミュニケーションを行うことが必要になります。
しかしこの
シチュエーショナルリーダーシップとは?全マネジャーにおすすめ。具体的な実践例と私の経験談。
こんにちは、外資系企業2社の日本代表を務め、現在はリーダーシップコーチの西原哲夫です。
はじめて部下やメンバーのマネジメントをすることになった時に最初に悩むのは、「で、いったいマネジメントとは何をすれば良いの??」ということだと思います。
また、マネジメントをするようになってしばらく経つ方であっても、悩みは尽きないもので、「何か上手いやり方はないものか?」と考えることがあるはずです。
そんな
【アメリカ人上司の教え】決算説明会や決算書に親しんで経営者マインドを身につける
こんにちは、外資系企業2社の日本代表を務め、現在はリーダーシップコーチの西原哲夫です。
将来経営者になることを目指していたり、今の職場で昇進・昇格をしたいと考えていたりする人におすすめな取り組みの一つが、「決算説明会や決算書に親しむ」ということです。
とくに、自分が今働いている会社のものを継続して確認することを強くすすめます。宝の山です。
上場企業であればどこも株主に対して決算説明を行ってい
アメリカ大企業経営者たちの口ぐせ。「Control your own destiny, or someone else will.」
こんにちは、外資系企業2社の日本代表を務め、現在はリーダーシップコーチの西原哲夫です。
私は新卒で日系企業に勤めていましたが、30歳でMBAに通ってから、卒業後約10年弱にわたって外資系であるアメリカ企業に勤めました。
2社の日本支社代表も勤めましたので、本国のアメリカ人経営者たちとは非常に近い距離におり、公私ともにさまざまな場面でお付き合いをさせていただきました。
その中で、アメリカの大企
誤解されがちな「心理的安全性」:失敗という言葉のリフレーミングが最初の一歩
こんにちは、外資系企業2社の日本代表を務め、現在はリーダーシップコーチの西原哲夫です。
ここ最近、多くの業界や会社で、「心理的安全性」という言葉が頻繁に使われていることを感じます。
実際に、法人や個人を問わず、私が関わるクライアントさんの中にも、「心理的安全性があり、多様性の力が発揮されるチームを作りたい。」とおっしゃる方が多くいらっしゃいます。
ただ、この心理的安全性というものは、正しく理
決断力はどのように身につくのか?経営実務を通じて学んだ意思決定のいろいろ
こんにちは、外資系企業2社の日本代表を務め、現在はリーダーシップコーチの西原哲夫です。
昔20代の頃、仕事で重要なコンペを目の前にして、「いくらの価格で設定するのか?」「どのような内容で提案をするのか?」と悩みに悩んだ挙句、
「決断できない。。。」と落ち込むことがよくありました。
その後アメリカのMBAを目指した理由のひとつも、「アメリカのMBAで勉強をすれば、きっと決断力が身につくだろう!
【トレードオフ】ビジネス経営の意思決定に役立つ考え方(実例紹介)
こんにちは、外資系企業2社の日本代表を務め、現在はリーダーシップコーチの西原哲夫です。
アメリカのMBAで学んだことで今でも役立っているもののひとつが、「トレードオフ」という考え方です。
トレードオフとは、「一方を選択すれば、もう一方は犠牲にしないといけない」という、二律背反の状態を指します。
要するに、「欲しいものが2つある場合でも、どちらか1つしか手にできませんよ。もうひとつはあきらめて