外出自粛の中で
不要不急の外出は控えなければいけないのですが、食料を買いに出かけないといけない為、できるだけ空いていそうな時間を見計らって、マスクをつけてスーパーに買い物に行きました。
アルバイトの身の上なで、できるだけ食費にお金をかけないように、安売りをしているスーパーに出かけます。
スーパーの棚には、未だに空のままのところがあり、値札を確認すると、消毒液やマスクの値札が貼ってあり、まだ商品が入荷されていないようでした。
空いている時間を選んで行ったのですが、それでも多くの買い物客が来ていました。しかし皆マスクを着用していて、それぞれが自己防衛に気を付けているのを感じました。
そんな中で、お父さんが幼稚園くらいの兄弟を二人連れたお客さんがいました。
その様子を見て驚いたのは、子供たち二人はマスクをしてなく、お父さんも同じくマスクをしていませんでした。
行列ができるほどの混雑ではありませんが、人が集まる場所にマスクもつけずに、子供を連れてくることに不安がないのでしょうか。自動車の形態をした買い物カートに二人の子供を乗せて、店内を回っていました。
子供たちははしゃいでいて、カートからふざけて落ちたり、じゃれあって大きな声で騒いだりしています。
それを父親は窘めることはなく、買い物に没頭していました。
少し鬱陶しく思ったので、親子連れと離れて食料品を買って、支払いの為にレジに並んでいました。レジはいつもと違って、レジ待ちのお客さんの行列が長くできています。
そこに、マスクをしていない親子三人が、前に並んでいました。相変わらず子供たちは、ふざけあって大きな声で騒いでいました。相変わらず父親は注意することはありません。
レジは、ビニールシートで囲まれていて、店員の感染を防ぐように仕切られていました。そのビニールシートは店員を守るために行われているのだろうと、店舗の企業努力が垣間見えた気がしました。
レジで支払いを済んで、購入した食料を買いもの袋に入れていた時に、先に支払いが終わって出口に向かっていた子供たちが、レジのビニールシートをこじ開けて中に入り、店員に大きな声で話しかけたのです。
さすがに父親は何か言うかと思いましたが、何も言わずに子供たちが出口に戻ってくるのを待っていました。
子供を叱れない親に心配な気持ちを抱きました。そして子供の教育する方法を教えってあげる仕事をしてみたいと感じました。
そんな自由奔放な子供たちが、新型コロナウイルスに感染することを避けるために必要となる知識を植え付けてあげなければいけないと思いました。