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漫画読んだメモ
朝から4冊も漫画を読んだ。
最高の気分になっている。
今日はペン入れをしなくてはいけないのだけど、最高の気分すぎるので、とりあえず喫茶店に来た。
私は漫画家だけど、漫画を読む習慣があまりない。というかほぼ読まない。
漫画どころかドラマも映画もほとんど見ない。何か作品に触れるという行為を日常的に行わない。
そういう信条なのではなく、多分作品を摂取する体力がそんなにないんだと思う。
でも時々やる。
そうするとやっぱり作品に触れるっていいな、と思う。
話は変わって、漫画制作なんだけど、やっぱりいろんな表現を知った方がいいとは思う。たくさん漫画を読んで、いろんな表現方法が蓄積されていけば、それは描く方にも影響するんだろうな、とは思っている。
そう思っているからか、普段からなんとなく
「もっと漫画読まなきゃなあ」
と感じている。
でもなかなかその時間をとらない。
今日読んだ漫画は、岩浪れんじさんの「コーポ・ア・コーポ」の6巻と、岩浪れんじさん作画、森もり子さん原案の「セーフセックス」1〜3巻である。
どちらもとても良かった。
SNSに「コーポ・ア・コーポ」が流れてきて、なんとなく読んでみて、衝撃で、書籍を買った。最終巻の第6巻はまだ発売前だった。
作品はめちゃくちゃ良く、終わってほしくない気持ちもあったのか、日頃の怠惰なのか、最終巻を買わずにしばらく間が空いてしまった。
先日ふとパート先の書店で、在庫検索したら、結構なくて、慌てて取り寄せたのである。
その時に一緒に「セーフセックス」も買った。
といういきさつはどうでもいいのだけど。
「漫画読まなきゃな」
と思いつつ、なんかなんとなくそれ違くない?みたいな気持ちもあったんだけど、今日、その予感は、それはそうかも知れない、と思った。
感想を言うのがあまり得意ではないのだけど、構成とかセリフとかが本当に最高で、でも、そういう考察とか学びとかどうでもいいんだよ、みたいな気分になった。
感覚で味わう、体験させてくれる、みたいな作品はやっぱりつべこべ言わずに味わえばいいのだと思う。こういう作品の触れ方をもっとしてたい。
すぐには読み返さない。
半年か、数年後、ふとしたときに読んで「ああ、やっぱ最高だな」と思って閉じるんだろう。
その時のために大事に取っておく漫画だ。
作品の感想ではなく、この感覚を覚えておきたいな、と思ったので、メモ。