見出し画像

2024/9/7、全日リーグ(U-12)中期 第2-3節@浦添小学校

夏休み明けに部活禁止期間などもあって久しぶりな感じですが、この日は再開された地域リーグ。9月に入っても変わらぬ日差しの強さ、いつもどおり低学年メンバーにも参加してもらい、みんなで交代しながら頑張りました。さて、結果はいかに。


第1試合:2-0 vs 港川B

今日も試合開始までの残り時間を意識せず、言われるまでウォーミングアップに入れない高学年の選手たち。やる気にあふれた低学年の選手たちの悪い見本になるので、本当に何とかしてほしいですね。

スタメンは、GKしゅうと(3年生)、DF こうが/けんじろう/たける、MF ひろと、りゅうき、きょう、ワントップにはるき、という布陣でスタートします。途中、飲水タイムやハーフタイムでどんどん選手を変えていきます。

守備的なところは割と不安なく対応できていましたが、そろそろ何とかしたい攻撃の形(ビルドアップから前線でのくずし)について、ハーフタイムで方向性を確認します。真ん中からの突破以外に、ゴールキックを受けたサイドバックの選手(こうが、たける)が持ち運んで、サイドハーフを前線に走らせつつ、前のスペースにロングフィード。こうがとたけるのロングキックは練習の甲斐もあって精度があがってきてるので、ボールを受けるサイドハーフの動き方について、その場に立ち止まってボールを待つ(前半のきょうとかきりゅう)のではなく、DFと駆け引きをしてスペースを作る動き、からの体を前に向けてタイミングよく走り出してみよう、という確認をしました。

後半に試してみると、こうがとひろとのラインがいい感じで繋がりはじめ、そこから得点にも結びついたので良い積み上げができたと思います。このイメージを落とし込むトレーニングを来週やりたいです。

試合の方は、ひろとのクロスにニアで合わせたあつきの得点と、ドリブルで切り込んでいったひろとがニアをぶち抜いた得点。4年生の2得点で、2-0という結果となりました。この試合がデビュー戦となる れおん(5年生)は、物怖じせずに思い切りの良いプレーで活躍していました。サッカーを楽しんでくれてると嬉しいですね!



第2試合:1-0 vs 仲西

2試合目は、県のトップリーグに参加してる仲西さんとの対戦。個々の技術レベルだったりチームとしての声かけのレベルだったり、ウォーミングアップやクールダウンなど含めたサッカーへ取り組む姿勢など諸々が素晴らしくて、真似してほしいことだらけです。

(いちおうメモしておきますが、いっぽうの西原南FC、2試合目だからといって、試合前にアップも行わず、声を掛けられるまで下に降りてくることすらしなかったのは、いかがなものでしょうか。)

試合の方は、前後半を通してさすがに守備の時間帯が多かったです。でも、攻められ慣れている、というのは変な表現ですが、人数たりなくて6人で戦ったリーグ戦の経験や、けんじろう無しでも守りきったサンライズカップでの経験などもあってか、陣形のバランスを取りながら、臆すること無くぶつかっていくことができました。1試合目よりハードワークできていたのは良かったですが、1試合目の序盤からそれができないのは、はやく修正したいところです。

結果的には、GKきりゅうの神セーブ連発により、何度も訪れた相手チームの決定機を何とか無失点で切り抜ける快挙。数少ない攻撃のチャンスでしたが後半10分過ぎ、自陣におけるスローインを きょうが りひとに当てて、りひとはきょうに落とす(うまい落としでした)。あっという間にトップスピードに達する きょうの素早いドリブルで相手DFを置き去りにしつつゴールへ向かうと、見たことのないような美しいループシュートを放ち、ボールはそのままゴールに吸い込まれます。この1点を守りきって見事に勝利。思いがけず2連勝。


■プレーの振り返り

vs 港川B(前半)

2:15 けんじろう→たける→こうが、とハーフラインあたりでサイドチェンジしたあとで、そとに膨らんで相手DFをひきつけたひろととタイミングを合わせて、こうがの縦パス。惜しくも通りませんでしたが、これができるようになると攻撃のオプションが増えてきますね。

7:12 りゅうきの見事なボール奪取から、はるきへパス。はるきはターンして、ひろとが走り込むスペースへ絶妙なコントロールの見事なパス。

11:50 ひろとが前線へクリア気味のパス、相手DFの処理がもたつくところに、けんじろうが突っ込んでボールを奪いそのままシュート、残念ながらポストに阻まれる。ひろとが前線に蹴ったときに、チームとしては局面が攻撃への切り替わったことを判断して、即座に前進するべきだったが、反応悪く、ゴール前のこぼれだまを拾うことができない。

vs 港川B(後半)

0:35 ひろとがボール奪って、はるきへパス。はるきは落ち着いて、ボールを取りに来た相手の逆をつくボールコントロールから、きりゅうの前のスペースに絶妙のパス。しかも右足アウトサイド。きりゅうはゴールを目指してボールを運ぶが、左足でうまくミートできず。キックフェイントいれて、右足に持ち替えてシュートするぐらいの余裕はあったはず。

0:50 相手のゴールキックを、こうががカット。しっかり顔が上がっているので、冷静に運んで、ひろとの前のスペースに素晴らしいパス。ひろとも体を前に向けてスタートできていたのが良かった。

3:05 GKしゅうとのゴールキックを受けたこうが、しっかり顔を上げて前線にフィード。ひろとの外への広がる動きも良かった。りひとがボールを受けて、さらに前線へ走り込んできた あつきにつなぐ。あつきの走り込んでくるタイミングも、ボールコントロールもよかった。いきおいでクロス気味のシュートを選択してしまったが、顔が上がればマイナスに走り込んできた りひとが見えたはず。いつでもプレーの選択肢を複数持てるようにしたいところ。

8:50 ひろとのスローインに反応したあつき、バウンドしたボールをそのまま浮き球気味のクロス。ボールは相手GKの頭をこえていきます。追いついたきょうがボールをコントロールして、れおんへパス、さらにあつきへつないで、こぼれ球をコントロールしたけんじろうがゴールを目指しますが、よいコースのシュートは残念ながらポストに阻まれます。

9:40 相手DFからボールを奪った ひろとが、抜群のキープ力でDF2人からボールを守りながらゴール前にパス。ニアに走り込んできた あつきが合わせて見事に先制点! あつきが顔をあげないでプレーしてるのが気になりますが、感覚だけでプレーしてもゴール前で結果を出せればそれもOKですかね。

11:03 本日デビュー戦のれおんが、相手陣内でボールを運びます。最終的には奪われてしまいますが、ドリブルのときの姿勢や手の使い方がとても様になっていて驚きました。しっかり練習している成果ですね。

12:15 ひろとのゴール。相手の隙間をスピードで抜けていくドリブルも見事ですが、ボールを奪いにくための粘り強いステップや、ドリブルしながら顔があがっていて、相手GKがニアをあけているところを見逃さずなかったところなど、さすが素晴らしい。

13:40 逆サイドからのパスをうけたあつき、顔があがっていたかわかりませんが、反対サイドに走り込んでいた れおんとひろとのほうへ絶妙なパス。ひろとも良いシュートをうちましたが、相手GKのナイスセーブ。

15:50 相手スローインを、きょうがナイスカット。ボールコントロールもよく前に運ぶが、顔が上がってないので簡単にパスカットされてしまう。良くなかったのは、自分のミスでボールを奪われたあとに立ち止まってしまうこと。すぐに動き出せば、ボールを奪い返せた距離だったのに。そして、そのあとのけんじろう。ボールをキープしようと頑張るのは良いが、そのキープは何のためにしているのか。もっと周りを使いたい、が周りが動けていない。。。

vs 仲西(前半)

2:55 ペナルティエリア内に侵入されるピンチだったが、GKきりゅうが足にあてて見事にゴールを防ぐ。りゅうきが外に釣り出されてしまったので、相手の中盤がフリーで飛び出してくる。けんじろうは、りゅうきの位置を修正するか、背中に声を掛けて自分がもっと早くスライドすれば良かった。

5:35 こうが、狙いすましてインターセプト、からの相手GKの位置を見たうえでGKの頭上を超えるコースを狙ったミドルシュート。トラップからシュートまでの動作もスムーズでとても素晴らしいプレー。

9:55 たける、浮き球を冷静に処理して きょうにパス。変なところからボールに足を伸ばさずに、ちゃんとボールをコントロールしやすい位置まで移動して、適切な高さのボールをコントロールできている。パスを受けるきょうも、フェイントをいれて突破を目指したのが良かった。

vs 仲西(後半)

5:40 GKきりゅうの神セーブ、よく反応しました。手前に落とすような弾き方をしなかったのもよかった。

6:45 相手ゴール前でひろとのプレッシャーにより相手チームがボールコントロールをミス、りひとが絶好の位置でボールを受けるが、残念ながらシュートまでいけず。次に同じようなチャンスがあったら、スムーズにシュートを打てるようにイメージトレーニングふくめて練習しておきましょう。

8:30 ↑と全く同じ現象。りひと、次こそ!

10:10 自陣におけるスローインを きょうが りひとに当てて、りひとはきょうに落とす(うまい落としでした)。あっという間にトップスピードに達する きょうの素早いドリブルで相手DFを置き去りにしつつゴールへ向かうと、見たことのないような美しいループシュートを放ち、ボールはそのままゴールに吸い込まれます。

13:13 右サイド前方へのクリアボールにひろとが反応、そのままダイレクトでシュート。残念ながら入らなかったけど、相手GKが前に出ているのを察してプレーを選択できるひろとのセンスが素晴らしい。

14:48 自陣ゴール前に入れられたボールにGKきりゅうが反応、弾いたボールを、あらためてキャッチすれば良かったのに足で中途半端なクリアをしてしまう。そのボールを相手チーム選手に拾われて、さらにシュートを打たれてしまう。キャッチなのか、クリアなのか。クリアするなら、どの方向なのか。とっさの判断ですが、しっかり対応できると良いですね。

いいなと思ったら応援しよう!