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2024/10/20(日)、全日県大会(U-12)@新都心公園多目的広場

待ちに待った?県大会。新チームになって半年間つみあげてきた成果を、ここで発揮することは出来るのでしょうか。今シーズン初となる新都心の会場に集まった選手たちの表情は、とてもリラックスした感じでした。去年の6年生たちが、ガチガチだったことを思い出すと、何とも頼もしい感じがします。いつもどおりアップをこなして、いつもどおり注意事項を確認して、いつもどおりにキックオフ。

あれ、もう始まったの?という感じでしたが、いざ始まってみると、良かった試合に比べて明らかに動きがにぶい選手たち。緊張していることを試合前に口に出していなかった代わりに、試合が始まってからいつも通りに体が動かないという形で緊張を表現する子もいるのか、というのは試合から2日ぐらいしてようやく気がついたことです(たぶん選手たちは緊張していることにすら気がついていなかったはず)。

そういうときこそ、ピッチの上でお互いに声を掛け合って、テンションを上げて集中力を継続して、自分たちで盛り上げていかないといけないよね、という話は今シーズン何度も何度も確認してきたのに。恥ずかしさなのか、音楽性(?)の違いなのか、けっきょく自分たちの殻を破ることはできませんでした。

試合の流れとしては、攻撃面では何度か決定機につながるプレーは作れたものの、(とくに相手ゴール前で)ボールが来たら焦って蹴るだけ、という選手が多かったです。守備の動き出しも相手の後追いが多くて、何度も危うい場面を迎えます。自分で予測して相手より先に動き出すことができると良かった。残念ながら守備の連携ミスから痛恨の失点を許し、そのまま試合終了。目標としていた初戦突破は、何とも悔しい形で、達成することができませんでした。負けたことよりも、全力を出しきれなかったことの悔しさ。試合前のミーティングで、それだけは避けたいよね、と言っていたところに見事にハマってしまいました。

「負けたことがある、というのがいつか大きな財産になる」でしたっけ? 終わってしまったことはしょうがないので、きっちり振り返り、また新たな目標を設定して日々のトレーニングを頑張りましょう。

全日県大会(2024)西原南FC 0-1 vs FC北谷

■プレーの振り返り

前半

1:58 キックオフから、かいり→けんじろう→たける、とつないで、左サイド前方裏のスペースを狙うパス。悪くなかったけど、たけるは、もう2タッチぐらいドリブルで進めて相手を引き付けつつ、きょうはサイドへ膨らみつつ体の向きを変えられると、もっとやりやすかったのでは。

4:00 かいりが、右サイドこうがの前へ素晴らしいパス。こうが、追いついてサポートにあがってきた あつきに落として、あつきが更に裏のスペースへ蹴り込む。ちゃんと上がってきた あつき素晴らしい。

6:35 ひろと、センスあふれるスルーパス。かいりも反応するが、打ちきれず。どんなフィニッシュをイメージしていたのかな。

9:13 けんじろうのロングスローを中で競り合い、最後は かいりがシュートするがミートせず。打ちやすい場所にボールを置き直す余裕はあったのでは。ロングスローは試合前の話し合いで予定していたプレーで良かったけど、フィニッシュには至らず。

後半

2:45 自陣ゴールキックから、GKきりゅうは あつきに預ける。あつきは、逆サイドのたけるへワンタッチパス、これは素晴らしい。引き付けられたディフェンスを置き去りにして、たけるは余裕を持って相手陣地の裏のスペースへボールを供給。もう少し前に蹴っても良かったかも。

3:15 こぼれ球を拾った きょうが かいりへのパスを選択。丁寧に蹴りすぎたのか、相手に引っ掛けてしまう。プレーの精度の問題だからしょうがないけど、自分が奪われたのであれば、自分が奪い返しにいけばよいところを、まったくチェイシングしないのはイマイチ。いつもはちゃんと奪い返しにいくのにね。

3:37 GKきりゅうがパントキックを飛ばすが、DFラインはのんびり歩いている。すぐに押し上げないと、フォワードとディフェンスのラインが間延びして、真ん中に大きなスペースが出来てしまう。結果、相手が跳ね返したボールをすべて奪われてしまう。いつもは「ラインあげろ」の声掛けで一気にあげていくのに、緊張で声が出ないからなのか全く足が動かない。

4:45 相手GKキックの処理で、けんじろう空振り。後ろに下がりながらプレーするのは難しい、それと重心が後ろにある状態では自分が思うようには自分の体を動かすことはできません。いつでも基本姿勢をしっかり意識しておくこと。たけるは、どんなふうにプレーを改善できる? きょう、ナイスクリア、スライディングしなくてよかったと思うけど(笑)

5:18 きょうがしっかりディフェンスしてたけど、相手10番が一瞬で交わしてそのままクロスを上げる。クロスの質も良いし、素晴らしいプレー。中で待ち受けるあつき、マークに立つ位置は正しかったけど、飛んできたボールを待ってしまい、相手に前に入られる。先に動き出そう。

5:55 こぼれ球を、たけるが前線に素晴らしいパス。きょうとかいりが抜け出して、ほぼ決定機。なのにアイデアも声掛けもなく、ただ相手ボールにしてしまう。もったいない。

8:13 けんじろうが自陣からドリブルで左サイドへ持ち上がる。が、囲まれて何も出来ない。サポートのお仕上げ(=たける)が遅いから、いちど後ろへ預けることもできなかった。きょうは、相手ディフェンスをブロックしているのかな? その位置で止まってしまうと、けんじろうのドリブルのスペースが無くなってしまう。相手ディフェンスと一緒に、ドリブルコースもブロックしてしまっている。

14:14 自陣からのスローインを相手に拾われ、ペナルティエリアの外ぐらいに浮き球を供給される。たけるは裏を取られ、きりゅうは不用意に飛び出し、頭を越されて失点。

15:05 相手ゴールキーパーからのキック、けんじろうは後ろに下がりながら、重心が後ろにある状態でプレーしたために、クリアミス。相手にボールを拾われゴール前の守備になるが、みんなボールしか見ていない。相手はボールを貰うために動き直しているのに、首をふって相手チーム選手の位置を確認しないと、立つべき位置(ゴールを守りつつ、相手選手へのパスを狙う位置)が決まらない。最後、のんびり戻ってきた きょうは危機感が無さすぎ。相手ボールになった瞬間に戻ってほしかった。

19:23 相手フリーキックで、タイミングよく裏に飛び出される。裏に飛び出されたのに、守備陣は誰も下がろうとしない。すぐにゴールへ戻れば、きりゅうが越されたとしてもゴールカバーできたのに。なんで見送ってしまうのか。

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