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2024/9/22、浦添リーグ(U-10)中期 第4-5節@浦城小学校

雨で中止になることが多かったU-10の浦添リーグ、けっこう久しぶりな感じがします。この日は2試合、初戦は児童オリンピックで敗戦して非常に悔しい思いをした沢岻さんとの対戦でした。あの日の悔しさを思い出しながらの再戦、はたして結果はいかに。


■試合結果


1-0 vs 沢岻
0-0 vs ソーマプライア

■プレーの振り返り

vs 沢岻 (前半)


2:02 はるひの裏のスペースにパスを出されピンチを招く。パスを出す選手がドリブルであがってきてパスをだしたが、その選手の顔があがっていれば裏を狙われる可能性が高いので、はるひは相手の長身選手の横に並ぶのではなく、後ろの下がってスペースを消せばよかった。無理にオフサイドを取りに行く必要はないです。 ゴールポストに当たったボールを、なおとがクリアするが正面から向かってきた相手にあたってしまう。サイドに蹴り出すクリアにすればよかった。

6:35 相手のゴールキックを、はるひが前に出てインターセプト。素晴らしいカットだったけど、ただクリアするだけでは相手へのパスになってしまう。余裕があったはずなのでワンタッチでクリアせずに、トラップしてドリブルで運べたのでは?

7:00 裏のスペースに放り込まれたボールに対応した あつき。そのままゴールラインのほうに蹴り出す判断が素晴らしかった。無理にボールをとめて前をむこうとしても、あの位置関係ではボールを押し込まれそうだったため)

9:30 スローインが相手に当たって戻ってきたボールを ひろとが中へ入れる(シュートだった?)。GKの上を超えるシュートを狙っても良いし、逆サイドでフリーだったしんりを狙っても良いし、ひろとが蹴るモーションに入ったときに、しっかり動き出している ごうきの前のスペースを狙っても良かったかも。

9:40 相手キーパーのキックを、あつきが落下地点に入り切らず、足を伸ばしてボールをコントールしようとする。体の向きと立ち位置をしっかりすれば、なんなくトラップできるボールなのにもったいない。

9:50 まったく同じパターン。センターバックあつきは、落下地点に入りさえすれば、ボールは体にあたって後ろにはいかないのに、横向きの状態で足だけ伸ばすからボールは裏へ抜けてピンチを招く。

13:43 ひろとが裏のスペースを狙った素晴らしいパス。しんりは、浮き球でごうきへ更にパスをつなぐ。とられなかったけど、ごうきはオフサイド。しんりが、ボールが地面よりもだいぶ高いところでコントロールしているのが気になります。扱いやすい高さに落ちてくるまで待って、とくにドリブルでゴールへ向かえばよかったのに。

14:08 裏のスペースにボールを蹴られるが飛び出してきた選手をあつきがブロック。ただし、外から8番があがってきてピンチに。はるひがブロックできればよかったし、しゅうとも止まらず突っ込んでよかった。なおとはゴールカバーに入っていて素晴らしかった。

14:30 ごうきが前線に出したパスに、せいぜんが反応。相手ディフェンスを追い抜いて、せいぜんらしいパワフルな突破で、そのままゴールを奪い待望の先取点。反対側でしっかり詰めていた しんりも素晴らしかった。

15:20 自陣ゴール前に蹴り込まれ、相手チーム長身でスピードのある8番に狙われるが、しっかり下がり目のポジションを取っていた はるひが見事な対応。試合前に確認した「あがりすぎずない」を守った結果の素晴らしいプレー。これができれば、体格差やスピードで勝てない相手にも得点させないことができるはず。

16:00 センターラインぐらいから、ごうきのドリブル。相手ディフェンス3人ぐらいを引き連れてもボールを奪われないキープ力は素晴らしいですが、チームとしてはパスを預けることのできる味方の動きが欲しかった。しんりが頑張って前線へいそぐダッシュも良かったけど、すこし外側に幅を取るコースにすればよかった。しんりの前にあるスペースにごうきが気がついて、早めに逆サイドのスペースに蹴るとか。金曜のトレーニングでやったパターンを思い出してほしかった。

16:20 自陣ゴール前に蹴り込まれたボールの処理、あつきとなおとが二人で並んで追いかけてるけど、はやくどちらかに担当を決めて、もうひとりはパスコースを作る動きをすればよかった。あつきがボールを処理するなら、なおとは外に広がってパスコースを作るなど。もちろん、しゅうとの声掛けが大事。

17:20 相手チームの中途半端なパスがあつきの前に転がってきたが、あつきはただ蹴り返してしまう。あつきがトラップ、なおとが外に開いてボールを呼ぶ、ドリブルで運ぶ、しんりの前のスペースにパスを出す、ぐらいまではイメージできると良いかも。ボールが来たときに、周りの状況をみて、どんなプレーをするべきか判断する、ことができるようになりたいですね。

vs 沢岻(後半)



4:48
相手ゴールキーパーがボールを持ったところへ、ごうき、みおとが連動してプレッシャーをかける。相手チームの8番へのパスを、あつきが見事なインターセプト。そのままドリブルでかけあがるアイデアもスピードも最高でしたが、最後に中へクリアをいれることができなかった。蹴る瞬間の体の向き、足の振り方を改善できればよいのですが、何より、相手のプレッシャーがそこまで強くないので、まだドリブルで中へ切り込めるはず。やはり周りを見て、どんな状況かを確認したうえで、プレーを選択できるとよいですね。

5:25 あつきと相手チーム8番との一対一の勝負、あつきが粘って追いかけて、はるひがカバーに入って見事なクリア。いっぽうで、なおととひろとは、マークを振り切られてゴール前にフリーの選手を作ってませんでしたか?

6:00 みおとが右サイドの突破をねらうも残念ながらサイドラインを割ってしまう。みおとがボールを貰ったときに右側にスペースがあって、そこから突破を狙うのは良いのですが、もしひとり抜いてもカバーの選手がいるし、相手の8番も戻ってきて、人数としては1対3の状態になっている。外側へ広がりながら、後ろからの上がりを待つとか、いっかい後ろの選手にあずけてから外に広がってボールを貰うとか、ドリブル以外のアイデアもあると良かった。

6:20 みおとのしつこいディフェンスから、あつきがボールを奪う。せっかく良い位置で奪ったのに、なぜそこでシュート? 顔が上がっていない(=周りの状況を見ようとしていない)のはもったいない。

7:33 ひろとがセンターラインあたりでボールを持つと、しっかり顔をあげて逆サイドにいる みおとを確認。相手ディフェンスの間を狙う見事なパスで、走り込んだ みおとがシュート。残念ながら相手キーパーのファインセーブに阻まれるが、素晴らしい攻撃。

7:50 自陣ディフェンスラインの裏に蹴り込まれたボールの処理、はるひは頭上か背面に蹴り上げるイメージだったでしょうか。自分の体が向いている方向にそのまま蹴るのが一番はやくて確実だと思うので、しゅうとへのバックパスとか、ゴールラインに蹴り出すとかでも良かったかも。

10:05 しんぜんが前線で粘ったところからチャンスが生まれます。ひろとの逆サイドへのパスを受けたみおとがゴールを目指しますが、相手GKのセンスあふれる飛び出しに阻止され、最後はしんぜんがGKの頭上を超えるシュートを狙うも残念ながらゴールならず。決めきれないのは厳しいが、それにしても良いキーパーですね。

13:40 自陣ゴール前での競り合い、8番に対して4人ぐらいで囲みます。しっかり体を当てていればよいのですが、どうしても足を伸ばして足だけでボールを触りにいくかたちになってしまう。それだと簡単に弾き飛ばされてしまいます。最後は、あつきとはるひでボールを奪うことができました。あつき、よく粘った。はるひ、よくカバーについて行った。

vs ソーマ(前半)


2:22 裏に蹴り込まれたボールへの対応。ひろとが余裕を持ってGKとわに処理させようとするが、とわがいつまでたっても出てこない? カメラには写っていないが、ボールが相手陣地にあるときに、GKが自分たちのゴール前に張り付いているとしたら、それは良いポジションでしょうか。ひろとは、とわが無理だと判断して別の方法にプレーを切り替えても良かったかも。

15:30 ひろとのドリブル。自陣ゴール前から相手ゴール前まで運べるスピードとテクニック。最近さらに顔があがるようになって、選択肢を持てている感じがします。このプレーでも、右サイドからあがってくる しんりが見えていて右足アウトサイドでパスを狙ったのは素晴らしかったです。

16:10 こんどは いくとのドリブル。まっすぐにボールに突っ込んでいき、そのまま斜めに突き進んでいきます。まだ顔があがっていないけど、何も怖がらずに突進していけるのは大きな強みですね。しんりは並走ではなくサポートでよかったかも。

vs ソーマ(後半)


0:40 後半開始のキックオフからのパスの連携が素晴らしかった! しっかり相手の位置、見方の位置が確認できていて、ワンタッチパスもいれながら、余裕のあるビルドアップでした。せいぜんあたりで顔があがらなくなり、本当は外に走っていたひろとにパスしたかったけど、眼の前のごうきへ。ごうきは、いちど下に落として前へ行けばよかったと思うけど、ドリブル突破を選択。

4:08 相手ゴールキックから、裏を取られてピンチに。3バックで相手の2トップをマークしてるはずなのに、ぜんぜんマークできていない。あつきは戻ってきていないし、なおとと はるひも相手の位置に対してずれてしまっている。そして、はるひは横並びの位置からのスタートだと足の早い相手には追いつけないので、かならず相手よりも自分たちのゴールに近いところにポジションを下げても守りたい。

6:55 みおとのドリブルチャレンジ、悪くないチャレンジですが、かならず後ろの選手のサポートはセットで組み立てたい。あつきは、近いところにいるけど見てるだけ。うしろにパスを戻すフリできるだけでもフェイントになるので、後ろの選手も必ず絡んでいきましょう。「みおと、後ろあるよ!」って声かけるだけで大丈夫なので。

8:25 中にクロスを入れられて大ピンチ。ボールを持っている相手に、なおとがアタックしているが、そうすると中で人数が足りなくなってしまう。なおとは、せいぜんに行かせるべきだった。はるひは、クロスがあがると思ったら中に戻ってゴール前に壁を作るイメージ。あつきも、ちゃんと下がって体の向きを逆(相手ゴールを向いていたほうがよい)にしておけば、プレーしやすいはず。それにしても、しゅうとが立ち位置を変えてシュートブロックしてるのはすごい。

10:35 派手にドリブル突破されてしまう。なおととあつきは、間をあけたまま2人で同時にアタックしたら間を突破されてしまうので、1人ずつコースを切るような立ち位置で当たったほうがよい。はるひは、カバーに入ったのは良かったが横から足を出すのではなくボールを相手の間に自分の体を入れたい。難しければせめてドリブルの進路上に、足だけじゃなく体を持っていくこと。

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