2024/10/13、全日リーグ未消化試合(U-12)+トレーニングマッチ(U-10)@浦添小学校
3連休ど真ん中の日曜日、浦添小学校にお招き頂き、全日リーグのみ消化試合と低学年の練習試合の機会をいただきました。県大会前の最終試合となる高学年も、ぐんぐん上達している低学年も、晴天の下で存分にサッカーを楽しみました。
■試合結果
全日リーグ未消化試合(U-12):5-2 vs 浦添FC
この日もゴールキックからのビルドアップや、空いていれば裏のスペースを狙いに行く戦術を練習します。昨日に引き続いて調子の良い きょうの活躍もあり試合自体は勝利しましたが、失点の仕方が毎回同じで、どうすれば止めることができるのか、については最後まで改善できませんでした。昨日と同じパターンなので残念です。
練習試合(U-10):5-0 vs 浦添FC
攻撃の局面で、チーム全体が積極的にゴールを奪いに行く姿勢を取り続けることが出来ました。スコアブック忘れて記録できてませんが、充分なシュート数だったと思います。守備においても、献身的なプレーが多く見られたこと、ボールを奪った後に、ただ蹴り出すだけではなく、GKへのバックパスなども活用しながら、しっかり繋いでいく意識が随所に見られて良かったです。
その後、15分ずつのゲームを4本おこないましたが、そちらの記録は省略。
■プレーの振り返り
全日リーグ未消化試合 vs 浦添FC 前半
1:05 キックオフから後ろに下げて、右サイドのこうが→はるきと繋いて、はるきから しまこうへのパスは浮いてしまう。相手ディフェンスが浮き球の処理にもたついたところに、きょうが突っ込んでいって、こぼれ球を迷わずシュート。幸先の良い先制点。おみごと!
3:00 自陣でボール奪取したけんじろうが相手ゴール前までドリブルで運ぶ。ペナルティエリア手前ぐらいでシュートを放つが枠を外れる。他の選択肢は見えていたかな。
4:20 GKきりゅうへのバックパスを、きりゅうは左サイドのたけるにパス。たけるは出しどころが無くて、1人かわすも2人目にボールを引っ掛けてしまう。たけるにパスがでたタイミングで、りゅうき、けんじろう、きょう、きりゅうはボールを貰える位置まで移動してパスを呼べていたでしょうか。たけるは、ボールが来た方向にトラップしないで、左側で持ち出すワンタッチができれば、視野も広がったかも?
4:40 GKきりゅうのゴールキック、しっかりと見極めて、きょうへのナイスパス。今日のボールコントロールも素晴らしく、あっという間に相手ゴール前まで進む。残念ながらシュートはGKに当たってしまう。絶対に外してはいけない決定機なので、どうしたら正確にゴールできたかは、しっかり振り返ってほしいです。GKが飛び出してきたなら、ギリギリまで粘ってドリブルで交わしても良かったし、逆サイドにどフリーの味方がいるのは見えていたでしょうか。
5:15 けんじろうのコーナーキック、きょうが左足で合わせて追加点、と思ったらオフサイドでした。力まず押し込めたのは素晴らしい。
6:52 相手チームのコーナーキック、GKきりゅうと けんじろうの立ち位置は逆のほうが良かったのではないでしょうか。ニアは埋めておきたいし、きりゅうがニアなら難なくキャッチできたボールだし、後ろで構えてボールに合わせて前に下る形にしないと、後ろに下がりながらプレーするのはすごく難しいですよね。
8:15 きりゅうのゴールキックから、きょうが左サイドへ持ち上がる。無理に自分で切り込まず、しっかりサポートに付いていった たけるへのバックパス。たけるは、横にいたけんじろうに。けんじろうは、狙いすましたロングシュートを放つが、残念ながら枠の外へ。これも良い攻撃の形。
9:04 相手チーム35番にロングシュートを打たれて、きりゅうが弾く。きりゅうキャッチできないまでも、弾く方向は考えてほしいです。あれだと、相手へのパスになってしまう。ロングシュートを打たれる少し前のプレーを振り返ると、止めに行った こうがは切る方向を間違っていなかったでしょうか。あの場面では、とにかく外に走らせたい。正面に立つのではなく、内側に立って外に誘導するディフェンスを意識したい。
13:00 きりゅうのゴールキックを、しっかり幅を取って待っていた きょうが受ける。そのまま華麗なドリブルで前進。囲まれたところでサポートにはいった けんじろうへ戻すと、けんじろうはそのままワンタッチでのシュートを狙う。コースよくGKの頭上をこえて、そのままゴール。
13:45 相手チーム35番に突破を許す。マークに付いていた りゅうきが35番と味方ゴールの間に立ち続ける位置を維持できず突破される。カバーに入った けんじろうは、やはりドリブルのコースをからでブロックしないといけないのに、足を伸ばして簡単にかわされる。
15:34 失点。たけるが処理するのか、きりゅうが処理するのか、迷っている間に35番にシュートされてしまった。きりゅうが迷わず飛び出せばクリアできたかもしれないし、たけるに任せるなら、きりゅうは飛び出すべきではなかった。声掛けが出来なかったために、防げたはずに失点を許してしまうことの深刻さをしっかり考えてほしいです。あと、けんじろうとこうがも、ほんとに何とかしないなら、ゴールカバーに戻ろうとしたはず。誰かが何とかしてくれるだろう、という考えが、チームを敗北に導きますよね。
17:05 またしても35番を止められなかったシーン。たけるが、苦手な右足でクリアを目指すよりは、左足でGKへのバックパスから、ゴールライン方向へのクリア(相手のコーナーキックにする)する選択肢が見えると良かったです。自陣ゴール前では、とにかく安全第一で対応したいです。あと、たけるがボールを触ると思った瞬間に、けんじろうは足が止まってしまった。とまらず、35番と自陣ゴールとの間に立ち位置を移動しないといけない。守備の原則に忠実にポジションを維持し続けたい。
全日リーグ未消化試合 vs 浦添FC 後半
1:08 中盤でのこぼれ球を、こうががワンタッチで前線へ素晴らしいスルーパス。タイミングよく飛び出した しまこうのスプリントで相手GKにプレッシャーをかけて、GKがこぼしたボールを、きょうがシュート(コース狙ってほしかった)。残念ながら弾かれてしまうが、惜しい展開。
2:18 コーナーキックから戻されたボールをけんじろうがゴール近くまでドリブルで持ち込んで、逆サイドへふわっとしたボールをあげる。待ち構えていた きょうが、トラップで浮かせてそのままボレーシュート。2段ボレー? 見事なテクニックでした。
3:40 けんじろうのスローインから、相手ディフェンスをすっとばして、きょうとGKの一対一。残念ながらタイミング合わず。
4:20 相手ゴールキックからのこぼれ球を拾った きょうが、目の覚めるようなミドルシュート。相手GKの手を弾いて、そのままゴールへ。浮いてるボールの叩き方が、とてもうまくなってますね。以前に比べて、ミートする瞬間しっかり足首を固められてる印象です。素晴らしい成長。
5:10 ペナ外でボールをカットしたひろとが、ひとりかわして、そのままロングシュートを狙うも不発。ゴールが見えていたならシュートを選択するのも悪くないけど、外へ回り込んだ こうがはもっとアピールしても良かったのではないでしょうか。なんで俺に出さないんだ!と、ブチギレるぐらいで良いと思います。
6:12 ひろが中央でボールを持って、右サイドへ持ち出すパターン。スピードと個人技でボールを前進させることができるのは、チームにとって強力な武器ですね。抜け出したあとのクロスの精度とか、クロスを上げるタイミングだったり、そもそもクロスを選択するべきなのか、といったあたりを磨き上げていくと、更なる強みとなっていくと思います。
8:25 クリアから、また35番に走られるか、と思ったが たけるがしっかりと処理。ボールと相手の間に体を入れながら走れているので、余裕をもってクリアできましたね。きりゅうから、声がかかっていたかは気になります。
10:30 けんじろうのスローイン、そのままきょうに渡してゴールを狙いたいけど、どうすれば きょうが追いつけるようなボールになるでしょうか。ポストプレーでも良いのかな。GKが弾いたボールを、しっかり詰めていたせいぜんがシュートするも惜しくもポストにあたる。その後のコーナーキックで、ニアにいた せいぜんが合わせて見事なシュート。左足で器用に決めましたね!
12:01 相手ゴールキックを、35番と競り合いながら あつきが対応。強い当たりにも体勢を維持したまま見事な対応、ひとつ外にボールが流れれば、そのままあつきがスライドして対応しにいく柔軟性と積極性。とても見事な守備対応でしたが、最後に前を向いた後のパスの精度がもったいなかったです。
練習試合(U-10) vs 浦添FC 1本目 前半
4:09 コーナーキックからのこぼれ球を最後は せいぜんが押し込んで先制点
5:25 相手のクリアボールを、ひろとがGKあつきにバックパス。あつきは、しっかりトラップして周りを見つつ、相手フォワードをひきつける。最終的には、いくとへのパスを選択。悪くない選択ですが、左に広がっていた なおとを経由することで、さらに相手選手を自陣に誘いことができたかも。そうすると、相手陣地を守る相手チーム選手の人数が少なくなるので(=数的優位)、もっと攻撃しやすくなりますよね。このあと、いくと→なおと→しんり、とボールがつながって、しんりがゴールへ向かう見事なドリブル突破。残念ながらフィニッシュは失敗しますが、相手GKが飛び出してきたのを認識できていたなら、もう1歩かわしてからのシュートでも良かったかも。ちょっと打たされた感じがします。
6:18 相手チームのクリアボールの処理、GKあつきが対応するのを確認して、なおとがさっとサイドに広がって、そこにあつきが出すという連携は素晴らしかったです。ちゃんと声掛けできてたかな? そのあと、なおとのパスは相手にカットされてしまう。できれば、いくとではなく、左サイドに広がっているはずの しんりにパスしたかったけど、しんりはどこにいたのか。戻りきれなくても、サイドに開いて、なおとへ声掛けできれば、じゅうぶんパスを受けられたはず。
10:13 ゴール前で受けた せいぜんがターンしてシュート(しんりへのパスじゃないよね?)、惜しくも外れますが、トラップ→ターン→シュートのリズムがすごく良かったです。
12:32 しんり、前線でのボール奪取から、そのままシュート。トーキックはボールの芯を捉えられなかったけど、奪われるよりはシュートで終わらせようという判断は素晴らしかったと思います。
14:15 相手ゴール前で奪った せいぜん、しっかりキープしてから反対サイドでフリーだった しんりへのパスを選択。しんりが追いついて反転、GKの頭上を超える見事なシュートを決めます。ゴール逆側のサイドネットにつきさす、高い技術のゴールでした。
15:10 右サイドをドリブルで進んだ ひろとからのクロスを、しんりがワンタッチでゴールへ押し込む。ちゃんとサイドから崩して、中で合わせる素晴らしい攻撃パターンでした。ひろとの前進に合わせて、せいぜん、いくと、しんりと3人しっかりゴール前に詰めてきているのも良かったです。
練習試合(U-10) vs 浦添FC 1本目 後半
0:22 あつき、自陣の深いところから、ボールを奪って相手ゴール前までドリブルで突進。状況に合わせて大きく蹴ってスピード重視のドリブルが抜群にうまく、どんどん加速していきます。最後キーパーに当ててしまったのは残念ですが、見事なプレーでした。このあと、コーナーキックになりますが、その瞬間にまた見事なスプリントでセンターバックの位置まで戻ったのも素晴らしい。しっかり切り替えの意識ができていますね。
2:06 あつき、そこはヘディングじゃなくて、いったん足元におさめる余裕があったのでは。 3:30 せいぜん、相手ゴール前で拾ったボールをすかさずシュート、しっかり右上隅に決めました。 5:32 相手ゴールキックを受けたセンターバックに、せいぜんがアタック。しんぜんは一緒に奪いにいかず、センターバックからパスを受けるであろう左サイドバックを気にしてパスコースを切るディフェンス。見事にインターセプトしてシュートまでいくが、残念ながらキーパー正面。いつでもコースを狙えるようにしたいですね。前線での守備とショートカウンターを完結させてしまう兄弟、すばらしいです。 6:15 せいぜん、惜しいミドルシュート。ちゃんとゴールを見ていてボールを持って最初の選択肢がシュートになるのはとてもよいです。
6:50 裏に蹴り込まれるが、あつきが落ち着いて対応。しんぜんに縦パスを入れて、しんぜんから前のスペースにスルーパス? せいぜんは、横でパスを待ってしまったが、前ににボールが出てくることを信じて先にスタートできればよかった。
7:20 GKなおと、バックパスを受けて、落ちてくるひろとへパス。コースが少しズレて相手にカットされてしまう。もう少し広い視野で見れば、はるひのほうが良い選択肢だったことに気づいたかも?
9:17 GKなおと、再びバックパスを受けて、今度は はるひへのパスを選択。ボールを受けた はるひは、見事なフェイントで相手フォワードを交わして、前にいる しんぜんへパス。しんぜんはボールをコントロールして中にいる せいぜんへパス。ここまで良い展開でしたが、このあと せいぜんとしんぜんで強引に突破を目指してしまう。前には たくさんの敵がいて、どうにも数的不利なので、いちど はるひに戻して、外にボールを動かして、相手ディフェンスを引き釣りだすようなイメージができると良かった。
10:25 しんぜん、相手ゴールキックを奪って、そのままシュート。キーパーに弾かれるが、しっかり詰めていた せいぜんがゴールに押し込んで得点。お見事でした。
13:00 はるひ、相手のクリアボールをトラップ。すぐに相手が詰めてきているのを察知して、キーパーへのバックパスを選択。そのあと、ちゃんとサイドに移動してボールを貰うイメージを出来ているところまで素晴らしかったです。GKなおとは、状況を判断して左のあつきに出したのもよかった。あつきは、この時間になるとスタミナ切れ?不用意に持ち上がってボールを奪われてしまう。このエリア(自陣ゴール近く)では、ボールを失わないことを優先しましょう。
15:30 はるひ、相手のカウンターを遅らせたくて、外に追い出すディフェンスをしよとしていると思います。体の向きは完璧ですが、立ち位置が縦への突破をふさぐ感じになっているので、相手に中に切り込まれてしまう。もっと極端に縦をあける立ち位置で良いと思いますが、このあたり普段の練習で試してみてほしいです。