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準優勝! 2024/3/17-18、浦添地区卒業生大会@西原陸上競技場

3/17(土)は、西原町内の小学校卒業式でした。6年生の皆さん、卒業おめでとうございます!

例年は平日に行われていた卒業式ですが、今年は何故か土曜日の開催。あろうことか、浦添地区の卒業生大会のスケジュールと被ってしまいました。みんなで楽しみにしていた最後の大会、もしかして参加できない?、、、と心配していましたが、他チームの皆様のご配慮により無事に参加を果たすことができました。

初日、他チームが朝から予選リーグを実施したあとに、卒業式を終えた西原地区の3校(坂田FC、西原東FC、西原南FC)が会場に集合して、利用時間延長のうえナイター設備(けっこう暗かったw)までご用意いただき、3校で予選リーグを戦いました。皆様のご配慮に本当に感謝です。



■初日:予選リーグ

第1試合:0-3 vs 西原東FC

卒業式を終えて会場に集まってきた卒業生たち、その表情は一様に明るく、なんとも晴れやかな雰囲気が伝わってきます。大会というよりはお祭りみたいな感じで、なんとなくウォーミングアップもままならず、フワッとしたまま初戦を迎えます。

対戦相手は、西原東FCさん。直近のおきぎんJカップ地区予選決勝でもあたっていますが、そのときはけが人も多く0-5と大敗しています。はたしてリベンジできるのか、というところでしたが、今回も全く歯が立たず。序盤にキーパーきりゅうの負傷などアクシデントもありましたが、どうにも動きが鈍く見どころのない試合でした。まぁ、卒業式直後というのもあるんですかね。いや、それは相手チームも同じ条件ですが。


第2試合:2-2 vs 坂田FC

30分程度のインターバルをあけて、次の対戦相手は坂田FCさん。5年時の北九州遠征以来、わざわざお互いのチームを応援に出かけるぐらい仲の良いメンバー同士ですが、いよいよ最後の戦いとなりました(来年からは同じチームになるメンバーも多いので楽しみですけどね)。

負けてしまうと上位トーナメント進出の望みが絶たれてしまうことを意識しすぎたのか、先ほどの試合に続いて動きが固い選手たち。失点で目が覚めた感じはするものの、攻守ともにチグハグな連携で、同点に持ち込むのが精一杯でした。

不甲斐ないゲーム内容に下を向く選手たちですが、坂田FC vs 西原東FCの試合結果により幸運にも翌日の上位トーナメント出場権を獲得します。

ちなみに初日の試合終了後、父母有志による卒業記念セレモニーを行っていただきました。チームの垣根を超えて子どもたちの節目を祝う、とても素晴らしいひとときをありがとうございました。

■2日目:決勝トーナメント

準々決勝:0-0 (PK 2-1) vs ソーマプライア

昨夜、セレモニーを終えて会場を出たのは20時過ぎ、2日目の会場集合が7:45。前日の疲れも残るなかではありましたが、試合前のミーティングでは、掴み取ったチャンスを活かすべくチャレンジャーとして全力でぶつかっていく、ことを誓い合います。

何度も戦ってきた相手のストロングポイントをしっかり把握しつつ、攻守のバランスを考えたフォーメーションで必死に挑み続けます。しかし、何度か決定機を作ることができたものの、難攻不落の相手チームGKに阻まれゴールを奪うことはできませんでした。とはいえディフェンス陣の献身的な守備によって失点もゼロ。0-0のまま試合は終了し、望みをPK戦につなぎます。

1人ずつ外して1-1で迎えた3人目、先攻の相手チームキッカーはGKカイチ。強烈なシュートが飛んでいったのは、先に動かず我慢したGKともきの真正面。ともきが、あいかわらずPK戦での勝負強さを見せます。自チーム3人目のキッカーは、じゅん。冷静に右隅に流し込んで、見事に勝利を勝ち取ります。ペナルティエリアに向かう所作も含めてまったく緊張した様子が見えませんでしたが、いつの間にこんなに頼りになる選手になっていたのでしょう。本当に素晴らしかったです。

準決勝:2-1 vs 仲西

ここまで来たら何としてでも決勝まで駒を進めたい、準決勝の相手は仲西SCさんでした。おきJ地区予選で前半だけで3失点を許した苦い思い出を教訓に、しっかりと気を引き締めて試合に臨みます。一進一退の好勝負、何度か決定機を作りますが決めきれず、逆に前半11分に失点を許してしまいます。

先制点を奪われることは、決して望ましいことではありませんが、今シーズン何度も演じてきた劇的な逆転シーンがポジティブに脳裏をよぎります。1点のリードを許した状態で迎えたハーフタイムでも、試合終了の笛がなるまでに追いついて追い越せば良い、攻撃の形はできているし焦る必要はない。そんな覚悟が見える、落ち着いた試合展開でした。

後半開始早々にりくのシュートで同点においついた後、なかなか逆転ゴールを奪うことができませんでしたが、諦めずに何度も同じ攻撃の形を繰り返します。そして迎えた試合終了間際、本当に最後のラストプレーで、ゆうきが値千金の逆転ゴールを叩きこんで、そのまま試合終了。またしても劇的な逆転劇を見せてくれました。動画のこってないのが残念(笑


決勝:1-2 vs 西原東

そして迎えた決勝戦、前日の予選リーグで0-3と完敗だった西原東さんとの再戦となりました。

この学年だと、おうきのいた児童オリンピック以来、公式戦では勝ち星をあげられていない強敵に、何を目指してどう挑んでいくのか。ここまで来ると緊張感もなく、リラックスしながら試合前に話し合います。

ディフェンスはしっかりブロックを作ってペナルティエリアの外に追い出すようにシンプルに守る、ロングシュートを打たせないようにしっかり寄せる。攻撃は裏のスペースへのパスを狙うのか、ドリブルで運んだり突破を目指すのか、しっかり相手や味方の位置を見たうえで判断していくこと。もう最後の試合なので、とにかく悔いの残らないようにハードワークし続けること。そして何よりサッカーを楽しむこと、などを確認しました。

キックオフ早々から、チャレンジャーとしてアグレシッブに挑み続ける素晴らしいゲーム内容でした。前半9:35、相手チームのコーナーキックを弾いたところ、セカンドボールをゆうが(金城)が前線にフィード。りくのスプリントで一気にゴール前まで運ぶ、電光石火のカウンターで待望の先制点を奪います。

その後も緩めることなく攻撃に守備に全員が総力をあげてハードワークし続けますが、チームとして連動した攻撃という点では、相手チームが1枚も2枚も上手です。再三のピンチをしのいできましたが、後半6:50、同点弾を許してしまいます。おうたつの力強い突破を止めるのであれば、ゆうきは横からアタックするのではなく、相手とゴールの間にポジションをとって対応するべきでした。GKけんじろうは、足でいかずにブロックの姿勢を取れれば難なくシュートブロックできた距離感だったと思います。

その後も一進一退、両チームが死力を尽くした素晴らしいゲーム内容が続きます。後半18:30 、後ろでつないで、じゅんがドリブルで運んでから裏のスペースへ見事すぎるロングパス、ゆうきが絶好のチャンスを迎えますが惜しくも外れます

その直後の後半19:00、相手のゴールキックから銀が仕掛けてきます。GKからボールを受けると、ボールを持って前線に張っているトップの選手の状態を見たあとで、ゆっくりと前進。これにりくが反応して前に詰めると、つられて後ろのメンバーも前のめりになります。そのタイミングを見計らって一気にゴール前にロングキック。しっかり反応した相手チームFWにきれいに裏を取られて、GK飛び出しますがかわされ(というか後ろを向いてボールをよけた)、ゴールに向かうボールをりくが追いかけますが、そのクリアが残念ながらオウンゴール。でもよく追いかけました。

逆転された後も、なんとか追いつこうと必死に頑張りますが、そのままタイムアップ。めずらしくピッチに崩れ落ちる選手たちの姿が、脳裏に焼き付いています。結果はともかく試合前の宣言通り、すべて出し切ることができたのではないでしょうか。内容としては今シーズンでも最高レベルの試合だったと思います。

最後の試合だから、というのもあるかもしれませんが、「こんな楽しい試合、いつまでも終わらなければいいのに」と本気で思ってしまったぐらい、本当に素晴らしいゲームでした。感動的なゲームを魅せてくれた両チームの選手たちに、大きな感謝を送りたいです。


というわけで、いよいよ卒業生大会も終了。そろそろ来シーズンに向けての準備も進めていきたいところですね。今週末も帯同いただいた保護者の皆様、おつかれさまでした!

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