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4位で県大会出場権獲得! 2024/1/13-14、ファミリーマートCUP 浦添地区予選@浦添多目的屋内運動場

おきぎんJカップ地区予選での激闘から1週間しか経っていませんが、今週はU11のファミリーマートCUP地区予選でした。割とポテンシャルありそうなメンバーにも関わらず、児童オリンピック、JA共済と全て地区予選敗退で終わっています。残念ながら骨折のため予選に参加できない、こうが と たけるを県大会で活躍させるためにも、なんとか県大会出場県を獲得したいところ。おきぎんJカップの対応優先できていたためフットサルの練習がほとんど出来ていませんでしたが、果たして結果はいかに。



■概要

予選リーグ

1試合目:1-0 vs 浦添

きりゅう、ゆうが、かいり、きょう、りゅうき、の5名で臨んだ初戦。緊張のせいか動きが固く、思うようにボールを扱うことができません、チームの連携もバラバラ。相手ゴール前でチャンスを作るも、なかなかフィニッシュすることができず。かいりのFKが直接はいった1点を守りきって、何とか初戦をものにします。

2試合目:2-5 vs 港川

昨夜から腹痛と嘔吐が止まらないけんじろう(たぶん、牡蠣があたったw)は、1試合目を欠場。青い顔のまま2試合目から出場。地力に勝る相手に奮闘しますが、力及ばず2-5で敗戦。さぼっているわけではないのに失点を重ねてしまう。しっかり動画を見返して守備のレベルをあげていきましょう。


3試合目:4-0 vs 仲西

グループリーグを2位で抜けて、決勝トーナメント進出をかけた仲西さんとの一戦。これに負けると、もちろん県大会への希望は閉ざされます。先日のJA共済U11で県大会3位に入っている仲西さんに、戦々恐々のメンバーですが、失うもののない強さから思い切りの良いプレイが続き、まさかの4-0勝利。翌日の決勝トーナメントに望みをつなげます。



決勝トーナメント

準々決勝:3-2 vs 坂田

県大会出場権をかけた準々決勝の大一番、対戦相手は何と年末の北九州遠征で大変お世話になった坂田さんでした。合同チームを組んで寝食をともにして、あつい友情を育んできたメンバーとの対戦。よりによって、ここでぶつかるとは。。。それでもお互いに絶対に負けられない戦い、意地と意地がぶつかりあう好ゲームが展開されました。

前半5分に先制するも、その1分後には同点に追いつかれます。おされ気味の展開から後半早々に逆転を許すも、諦めず頑張り続けると、いい位置での直接FKから同点に追いつきます。そして、試合終了間際に奇跡の逆転ゴール。実力ではどう考えても適わない相手に勝利して、優勝したかのような喜びようでした。



準決勝:1-2 vs 沢岻

奇跡的な勝利に酔いしれたまま臨んだ準決勝、緩みきった集中力から前半開始早々、後半開始早々に失点します。攻撃の形も組み立てることができず、ロングシュートばかり。たいした準備もしてないのであたりまえですが、どんな攻撃/守備をしたいのか共通の意識もなくバラバラです。

そもそも試合前のミーティングでも、得点できないのは自分は悪くないとか、キーパーやりたくないとか、ディフェンスには戻りたくないとか、(一部のメンバーですが)自分勝手なわがままで他責ばかり。こんなチームに負けた坂田さんに申し訳なくて、棄権したほうがいいんじゃない?というぐらいひどい状態でした。チームとして地区大会優勝するという目標を立てておきながら、チームが勝つことよりも、自己満足を優先するメンバーが存在している現状は、いったいどうしたらよいのでしょうか。

試合後に負けて悔し泣きしているメンバーには悪いですが、こんなチームが勝ち上がるべきではないと思います。負けてよかったとまでは言いませんが、早く保育園児的な発想から卒業してほしいところです。この2年ぐらい彼らに委ねてきましたがどうにもならないので、もはや保護者会でも開いたほうがよいのでしょうか。


3位決定戦:0-4 vs 当山

試合前の話し合いで、勝利よりも全員を出すことを優先しようということになりました。前半/後半、それぞれ5分経過したところでキーパー以外が入れ替わるというプラン。3位だと賞状が出るけど、それより全員を試合に出すという選択は、それはそれで良いと思います。

残念だったのは、試合に出たベンチメンバーがチームの方向性や意図を理解してくれていなかったこと。ベンチメンバーであっても、チームの戦術や目指す方向性をしっかり把握しておいてほしいところですが、交代でピッチに立つと、サッカーの技術以前の部分が全く浸透していないことがわかります。

よく試合途中にベンチメンバーに「誰々と交代して」と声を掛けると、「え、誰々ってポジションどこ?」みたいな返答があってガッカリします。自分のチームが、どんなシステムで何を目指していて、誰がどの役割を担っているのか。ベンチにいるメンバーにこそ理解してもらって、試合中に客観的な視点からコーチングしてもらえると良いと思います。

それと、習い事で先に帰る選手がいるときに「試合に出られないなら自分も先に帰ろうかなぁ」みたいな発言をしていたベンチメンバーがいたとかいないとか。このあたりもチームの方向性を決めていかないといけないですね。





というわけで、目標の地区大会優勝には及びませんでしたが、この学年としては初の県大会出場権を獲得することができました。課題ばかりが目に付く5年生ですが、それだけ伸び代があるということですかね。県大会まで少し時間があるので、来年も見据えてしっかりチームビルディングを進めていきましょう。


先週に引き続き、今週も大会運営でした。貴重な週末の時間をお付き合いいただいた父母の皆様、慣れないフットサルの審判にご尽力いただいた皆様、本当にありがとうございました。







■各試合の得失点シーン考察(動画リンクあり)

1試合目:1-0 vs 浦添

前半
3:30 かいりのFK、きょうが相手GKのブラインドになって直接ゴール


2試合目:2-5 vs 港川

前半
5:50 自陣ゴール前で獲得した直接FKを、けんじろうが相手ゴールへ直接シュート。間接FKと勘違いした相手GKが見逃してしまい運よく先制。

6:40 CKから失点。ゆうがは相手10番に前に入られてはいけなかったし、きょうはゴールの中から守らないといけなかった。セットプレーの際の守備の立ち位置を、経験と勘に頼らない形へ落とし込まないといけない。


6:55 失点。けんじろうのパスミスから、相手チーム数的優位のカウンターを受けて失点。けんじろうはよく戻ったが、中に入れさせてはいけなかった。

ゆうがも戻ってるけどボールしか見てないので、相手選手がフリーのまま。ボールを奪われた瞬間に、ゆうがはけんじろうに「中を切れ」と声をかけて、ゆうがはしっかりマークする相手とゴールの間に立ち直すことができればよかった。

ごうきときょうの帰陣は遅すぎる。キーパーは基本姿勢を取れば当てられた球筋だった。


8:50 失点。結果的に再度から崩されて、中へ上がってきた2番に豪快に決められる。そもそもGKのクリアランスが、相手選手に囲まれているきょうを狙って投げた判断がイマイチだった。すぐ近くに空いている選手がいたので、しっかりチームとしてGKに声をかけないといけない。

きょうは、あのボールを収めることは難しかったけど奪われた後に追いかけ始めるまでに一瞬の間があった。とまらずにアタックしたい。

ゆうがは懸命にアタックするが、立ち位置が縦を切ってしまっているので中にボールを入れられてしまった。相手2番は後方からあがってきた選手なので、ほんとはごうきがついてこないといけないが、3年生のごうきに守備で戻るという意識はまだ落とし込めていないのでしょうがない。




後半
5:55 キックインから失点。GKきりゅうは、ニアをしめていたはずがボールが来たら避けてしまう。GKだけではないですが、飛んでくるボールが怖くて避けることが無くならないのは、どうしたらよいのでしょうね。他のチームは果敢にブロックしたり身を挺したクリアが出来ていますけどね。



6:35 キックインから得点。ボールが出た瞬間にチームとして何をするのかが決定できていて、ボールをセットする人、シュートの準備をする人、の役割分担が実行できていたのがよかったです。あやういのは、キックインのときに2人ともサイドラインを割りそうになっていたこと。気をつけましょう。


7:10 失点。中央でボールをもった2番が、サイドに走り込んだ10番に素晴らしいパスを供給してフィニッシュされる。さすがに10番に追いつくことはできないが、GKきりゅうは体勢を変えるだけでブロックのチャンスがあがるはず。

2番の選手に向き合ったゆうがは、半身にはなっているが10番のほうをあけている(外向きに押し出せていない)。パスコースを消すところまではいけなくても、左をきって最悪真ん中にこられても、けんじろうが対応できたはず。とっさの判断は難しいけど、難しいからこそ守備の原則を徹底したい。





3試合目:4-0 vs 仲西



前半
5:45 けんじろうのキックインが、GKに当たって直接ゴール。きょうのブラインド?頭で触ってた?


後半
0:10 かいりのCKをけんじろうが受けて、ループシュート。GKの頭上を超えてゴール。


4:00 中盤でインターセプトしたゆうががドリブルで持ち上がる、しっかりDFを引き付けて、かいりへの見事なラストパス、かいりのシュートはGKの股下を抜いてゴール。


7:15 相手チームGKのバックパスの反則から間接FKを獲得、ここでGKきりゅうがあがってきて見事なゴールを決める。





■決勝トーナメント

準々決勝:3-2 vs 坂田



5:00 得点。きりゅうのクリアランスを、ゆうがが前線にフィード、迷わず飛び込んだきょうのプレッシャーに相手GKがファンブル。こぼれだまをきょうが押し込んで先制。


5:50 失点。キックイン後の接触プレーから、ゆうがが傷んだところでなんとなくプレーが止まる。動き続けていた相手FWのシュートに反応できず失点。棒立ちのけんじろうときりゅう、どう反応するべきだった? オフザボールの守備の意識が低すぎる。




後半

1:45 相手チーム直接FKからオウンゴール。シュートを避ける方向で体に当てたらゴールに向かってしまうので、体の向きを考えずにブロックするぐらいなら最初から後ろ向きで立っていたほうがよいかも。これで逆転をゆるす。


5:20 相手チームのハンドからFK獲得、けんじろうが直接けりこんでゴール、これで同点。


9:30 試合終了間際、キックインからゆうが、けんじろうとつないで左サイドを持ち上がる。けんじろうが右足アウトサイドできょうへパスすると、きょうはスルー。きょうがキーパーのブラインドになって、ボールはそのままゴールへ。劇的な逆転ゴール。




準決勝:1-2 vs 沢岻

前半 0:25 失点。相手チーム9番が真ん中からサイドへ流れてながらパスをうけて、見事な落とし所へのトラップからシュート。キーパーの股の下を抜いてゴール。

相手チームGKのクリアランスからスタートしたプレーだが、GKがボールを投げる瞬間すでに9番がフリーになっている。見えているはずのゆうがは、けんじろうに注意を促すべきだったし、けんじろうが出てしまったなら、9番とゴールの間に急いで移動するべきだった。

攻撃から守備への切替(=ネガトラ)の初動で、2枚のDFの間の距離が空きすぎているのも問題。きりゅうは基本姿勢を維持しよう。

後半 0:19 失点。中盤でボールを奪われたにも関わらず自陣へ戻って守備をする気がない けんじろうとかいりの失策。後半開始早々でスイッチが入っていなかったのかもしれないけど、前半も同じように開始早々の失点なので、これはチームとして明らかに弱点。もしこの失点がなかったら、というのをよくよく考えてほしいです。

4:35 得点。センターライン付近で獲得した直接FKを、けんじろうが直接けりこむ。きょうのブラインドがいい感じにきいてたはず。


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