2024/10/6(日)、浦添リーグ(U-10) @神森小学校
先週に引き続いてU-10の浦添リーグ、今週も神森小学校さんにお世話になりました。学校との交渉や駐車場の管理など、本当にありがとうございます。前日の雨にヒヤヒヤしましたが当日はそれなりの晴天で、無事に2試合をこなしました。
先週に続いて攻撃の形は少しずつ見えてきた感じですが、いっぽうで守備のルールや原則が、まだまだ身についていないことがよく分かる結果でした。一生懸命がんばっている選手がほとんどですが、何を、どのように頑張るかを具体的に意識して色々ためしてみることが出来ている選手は少ないです。ミーティングの様子を見ていても、やはり何となくサッカーをしているだけなのがもったいないと感じます。普段のトレーニングから、しっかり自分たちの課題や改善のためにできることを意識して取り組めるようにしたいですね。
■試合結果
1試合目:2-1 vs 西原東FC
2試合目:1-1 vs 浦添FC
■プレーの振り返り
■vs 西原東(前半)
1:10 相手ゴールキックを、ひろとが落ち着いてトラップ。ヘディングとかキックではなく、トラップを選択したこと、しっかりピタ止めできたことが素晴らしい。外に開くせいぜんの位置をみながら、後ろのスペースを狙ったパスを放つが、惜しくも不成功。狙いは間違っていないので、あとはパスの精度を上げるだけ。
3:42 自陣からのゴールキック。音声にもはいってますが、相手チームはしゅうとのゴールキックが飛ぶのを知っていて後ろに下がっていきます。そこで、しゅうとは近くにいるはるひへのパスを選択。パスを受けたはるひは、せいぜんへパスしようとするが、せいぜんの位置が少し遠かった。しゅうとのゴールキックが、相手の裏を狙うものではなく、近くのはるひへ出ることを察知した段階で、せいぜんはポジションを修正して(もう少し下に降りて)、はるひからのパスがもらいやすい位置へ動き直せればよかった。あの位置では、はるひからみると、せいぜんが相手の選手の後ろに隠れて見えていたと思います。
5:13 自陣からのゴールキック。しゅうとから、なおとへのパス。なおとは、ど真ん中で相手に挟まれている はるひへのパスを選択(キックミスだった?)。トラップしながら顔をあげれば、もう少し他の選択肢もあったはず。たとえば、眼の前のスペースに、ひろとが降りてくる準備をしていたので、そこを狙うとか。はるひに渡したいのであれば、まずはしゅうとに戻して、相手チームの選手がふたりともしゅうとに向かったら、しゅうとが、その間を通すパスではるひに渡すとかできればよかった。普段の練習で意識しやすいプレーなので、しっかり確認しましょう。
6:10 こぼれ球に反応したひろとがワンタッチで逆サイドに展開する見事なパス、しんりのポジションは悪くなかったけど、最初のタッチでどこへボールコントロールするか、もう少しアイデアが欲しかった。相手の矢印の向いている方向にボールを出してしまったので簡単に奪われたが、あれだけのスピードで相手が追いかけてきているので、ピタッと止めで後ろに下がるだけで、違う進路を確保できたのではないでしょうか。奪われた後にカウンターを食らうが、なおとがカットしきれなかったボールに対して、はるひのカバーリングのポジションと飛び出すタイミングが素晴らしかった。なおとが、ダッシュで戻って再びディフェンスしたのもナイス。最後、はるひとなおとが横並びになってしまい、間を通されてしまったのだけが残念。
7:10 なおとがトラップして、ひろとにパス。ひろとはマークにつかれてるし、はるひに一度あてて逆サイドへの展開を狙うのが良かった? そもそも自分の前にスペースが有るなら、もう少し前に運んでも良かったのでは。誰もプレッシャーに来てないタイミングで、無理にパスを出さなくても大丈夫です。 7:35 なおとが中に入れたボールを、ごうきがコントロールしてそのままシュート。惜しくも入らなかったけど、ちゃんとシュートから逆算したトラップが出来ているし、ちゃんとゴールの方向を意識できている良いシュート。
8:55 得点。相手ゴールキックからの連携ミスを、ごうきがしっかり詰めていた。判断も動き出しのタイミングも素晴らしい。それと、得点のあとにしっかり皆がごうきのところへ寄っていき、祝福しているのも良い雰囲気です。もっと感情を爆発させたらよいのに。
9:40 サイドチェンジのボールをしっかりコントロールしたしんり、ごうきの前のスペースに絶妙のパス。すばらしいプレーでした。
10:14 コーナーキックからカウンターを受ける。なおとはハーフラインあたりに残っていてよかったんだけど、ちゃんと相手選手にあわせた立ち位置を取れていれば、もっとラクに対応できていたはず。最後はしゅうとがタイミングを合わせて飛び出して見事なブロック。しゅうとは、もっと早く飛び出してクリアしても良かったけど、ペナルティエリア内まで引き付けて手を使おうとしているなら、まぁそれはそれでナイス判断ですね。
10:35 あつきは、相手のスローインから見事にボールを奪ったが、あせって無理な方向にクリアしてしまう。体が自陣ゴールを向いているのであれば、まずは、しゅうとを使うことが考えたらよいのでは? しゅうとは棒立ちにならず、しっかり呼びかけよう。
11:05 中盤で、ひろとが見事なボール奪取。しんりは、守備の意識で一回さがっているのは素晴らしいが、ひろとが奪って自分たちのぼーるになった瞬間に、今度は外へ開きながら前にあがり、ひろとからのパスを呼べると良かった。攻撃から守備への切り替えと同様に、守備から攻撃への切り替えが大事ですよね。
11:31 前線でボールを拾ったごうき、サポートできるポジションにいた なおとにワンタッチのパス、素晴らしい判断。なおとは、転がってきたボールをそのまま蹴って裏を狙おうとしたのかな。ごうきとせいぜんの前のスペースがあるので悪くない判断だけど、自分がフリーでボールをもらっているので、もう少し余裕を持って、他の場所も見て判断してもよかった。
12:09 運良くオフサイドだったけど、あつきが相手選手についていけていない。そもそも、最初のマークの位置も良くない。横並びではなく、相手選手とゴールの間に立ちましょう。
12:48 パスを受けたはるひ、しっかり顔をあげてパスコースを探している。キックモーションに時間がかかったので、相手選手は、はるひが蹴るコースに移動を始めている。その結果、眼の前のひろとがフリーになったのに気付けると良かった。ロングキックをキャンセルして、ショートパスに切り替えれば良かった。
14:37 左サイドへ抜けたボールを、しんりがコントロール。しっかり右足に持ち替えて良いボールをいれることができました。その後のプレーで、はるひは自分の前からくるボールに反応しようとしてマークすべき相手の前に出てしまう。その結果、後ろの大きなスペースを相手に使われる。はるひが優先するのは、前に飛び出すことではなくて自分のマークすべき相手の背後に立ち続けること。他の選手を当たりに行かせればよい。あるいは、あつきか なおとが中にずれてきて、マークを受け取ってはるひに当たりにいかせるような連動ができればよいかった。
■ vs 西原東(後半)
0:12 キックオフから後ろに下げたボールを、あつきがコントロール。右サイドを走り出した みおとへ絶妙なパス。みおと、華麗なダブルタッチで一人目のディフェンスをかわすも二人目に奪われてしまう。こぼれ球を、しっかりサポートに入っていたひろとが中へクロスをあげる。しんぜん、落下点をしっかり予測できるとよいですね。
0:38 なおと、相手ゴールキックをヘディングで返すが、トラップする余裕あったのでは?
1:30 みおと、ディフェンスラインからパスを貰う位置が良い。しっかりボールコントロールして前を見て、ごうきへのパスが無理そうなので、逆サイドのしんぜんへパスを通した。素晴らしい。そのあと、しんぜんもドリブル突破は難しいと判断、いったん後ろに下げた。それを受けたはるひは、もっと思い切って裏へ蹴っても良かった。
2:26 ごうきがこぼれ球をコントールして前を向く。それを見た左サイドのしんぜんが良いスタートを切る。ごうきもしっかり見極めてパスを出すが、できれば、あと数歩ディフェンスに近づいて、しっかり引き付けてから、しんぜんの足元ではなく前のスペースを狙っても面白かった。
4:22 みおとの前線でのディフェンスからボール奪取、最後はしんぜんがゴールへ流し込む。相手ディフェンスからキーパーへバックパッすされた後も、とまらずに2度追いしたみおとが素晴らしい。こぼれてきたボールを、そのままゴールへ流し込んだしんぜんもすごい。
5:45 しゅうとのゴールキックを受けたあつき、ひとり交わして、みおとへのパスを狙ったけどキックミス? 狙う方向が間違ってなければ、あとはプレイの精度なのでしょうがないと思います。
7:20 ゴール前にボールを入れられたとき、スリーバックの相手選手へのマークのつき方はどうだった、また横並びとか距離を離しすぎになってませんか?
10:15 相手の良いシュートでしたが、しゅうとが左手を伸ばしてシュートストップ。シュートを打たれる前のシーンを見ると、やはりボールによりすぎてマークすべき相手と自分たちのゴールの間に立つことができていない。
12:52 コーナーキックから失点。しんぜんがボールを弾き返せなかったのはしょうがないので、やはり中でフリーの選手を作ってしまうことが問題。ぴったりくっついていれば、まずシュートを打たせることはできないはず。
13:28 ここのシーンでも、ゴール前の駆け引きでなおとのマークが外されてシュートを打たれそうになる。しっかりしつこく最後までついていって体でブロックできるようになりたい。
15:40 しんぜんがボール奪取して、2人 vs 1人のままボールキープ。近くの選手(けいと?)はサポートの声掛けできればよかったですね。
■ vs 浦添(前半)
5:05 自陣ゴールキックを受けた あつき、トラップが浮いてしまうが、その後のダイナミックなサイドチェンジ。狙ってたなら、悪い選択ではないです。はるひ、さとや、と繋ぐが、さとやは後ろから相手が来ていることを認識できていたでしょうか。トラップする前に首を振って周りの状況を確認すること。後ろから敵が来ているのに気がついたら、どんなプレーを選択すればよかったかな? そのプレーの続きで、ボールを奪ったひろとが右サイドのスペースへ見事なパス。みおとは、もっと外まで開いてボールを受けられればよかった。
6:15 スローインから、ごうきがクロスを狙うもゴールラインを割ってしまう。もし中の状況を見ないでクロスを入れようとしていたなら、いちど中を見ておきたかった。結果、まだ中には誰もいないので、クロスをキャンセルしてトラップ、みおとやひろとを使ってボールをキープするという選択でも良かった。
8:05 こぼれ球をコントロールした、あつき。相手ゴール前に人が多いので、いったん外へドリブルで持ち出したのが素晴らしかった。落ち着いて相手ディフェンスを交わして、ゴール前の状況も確認してからシュート。キーパーの頭上をこえるスーパーなゴールでした! シュートの1個手前のボールコントロールが、しっかりシュートを打ちやすい場所にボールを置けているが素晴らしい。
11:03 センターラインあたりでボールをキープしたごうき、右サイドへ走り出すみおとの前のスペースへ素晴らしいパス。残念ながらオフサイドだったけど、チームとしてとても素晴らしい崩し方。
13:01 ゴールキックをうけた あつき、ひとり目をかわしたあとに、なげやりなキックをしてしまう。まだ全然余裕があるのだから、ドリブルで前へ運べたはず。そのあと、相手ゴール前までボールは転がっていくけど、意図のあるプレーができるようになりたい。しんぜんはナイスダッシュだけど、追いつかれることが分かったとき、何かできることはないでしょうか。
14:25 みおとがドリブルで持ち上がる、抜群のキープ力だが、無理に突破にいかず、ひろとに預ける判断も素晴らしかった。ひろとがシンプルに中にいれたのもOK。おしくもオフサイドとられますが、よい攻撃の形。
16:05 ひろとが右サイドでボールをキープしてクロスを狙う。中の状態が見えていたなら、近くにきていたごうきに預ける選択でも良かったかも。
■ vs 浦添(後半)
3:38 左サイドをせいぜんが突破、すばらしい突破でしたが、そのままパスしてしまう。相手ゴール前で圧倒的に数的優位だったので、もっとゴール近くまでドリブルで持ち運んで、そのままシュートとか、相手ディフェンスをひきつけてからのパスでも良かったのでは。
4:32 自陣ゴール前での守備から、せいぜんが右サイドをドリブル突破。一気に相手のゴール前まで運び切るスピードが素晴らしいです。味方のサポートの位置は、もう少し工夫したかった。
5:08 裏に蹴られたボールに、なおとが必死の対応。うまく体を当ててクリア成功しましたが、スタート位置が悪いので余裕がなかった。相手とゴールの間に立つことを徹底していれば、もっと余裕でバックパスできたはず。
10:55 ひろとが逆サイドのしんりへ素晴らしいパス、惜しくもオフサイド。しんりの幅の取り方も素晴らしかった。
13:12 相手スローインへのディフェンスの立ち方がおかしい。しんぜん、けいと、ごうき、が全員ボールによりすぎて、中にフリーの選手がいっぱいいる。しゅうと、なおと、しんりが、逆サイドから気づいて声を掛けないといけなかった。ペナルティエリア内でハンドを取られて、PKで失点。
14:08 自分たちのキックオフからボールを失い、ゴール前まで運ばれる。しんぜんがボール持ったときに、周りから声がかかっていただろうか。なおとは、ボールに目が行ってしまい、10番に裏を取られてしまう。わかりやすいミスなので、しっかり改善したいですね。