主観年齢とアンチエイジング
寒さにこらえた木々と猫が
まるで僕らのことで 蕾を咲かせようと身をゆらしてる
素敵に笑っている
あいみょんさん 『ハルノヒ』
実に素敵な歌詞だ想います。 優しい歌声とささやかでありながら、ブルースのような力強さを感じさせるメロディーが、私の心にすっと溶け込んでまいりました。
日々の臨床の現場で、人生の先輩方と接する機会が多く、それもまた学びの時間です。
SNSの世界では、気がつくと同年代の方々、感性の近い方とふれ合うことが多いです。
西本喜美子さんという94歳の方がいらっしゃいます。
72歳からカメラを始め、今ではInstagramで30万人以上の方からフォローされており、私もその一人です。
私の50年先を生きておられる西本さん、面白いことが大好きで、実に生き生きとされています。
人生100年時代の先駆者といっても佳いかもしれません。
『主観年齢』という言葉があります。 実年齢は54歳でも自分は34歳と想えば、主観年齢は34歳。すると興味深いことに34歳のような行動をとるようになってくるそうです。 大学で教職を務める学友たちは、総じて若いです。
若い友だちがいるというのも、脳にとって佳いようです。
このタイミングで、あいみょんさんの曲と出会ったのも何かのご縁です。
馬場俊英さんやフォレスタさんと同様に、大切に聴いてまいります。
『主観年齢』を若くすることは、脳の老化も防ぐそうです。
韓国の研究で、59~84歳の被験者68人の主観年齢と脳の状態を分析したところ、主観年齢を実年齢より「若い」と答えた被験者は、脳の灰白質(かいはくしつ)密度が高く、記憶力もよく、うつの傾向も低いことがわかっています。
アンチエイジング あなたもご一緒に愉しんでみませんか。
それではまた素敵な一週間をお過ごし下さい。