海外不動産｜ブラックストーン・グループが英国の工業・物流資産22ヵ所を1億万ポンドで買収

記者　西原良三　報道

新型コロナウイルスの拡大はネットショッピンッグブームを引き起こし、物流業界の需要を増やしました。米ブラックストーンブラックストーン・グループはこのほど、英不動産ファンドマネジメント会社のClearbell Capital(以下、「Clearbell」)傘下の物流・産業ポートフォリオを1億2000万ポンドで買収しました。

このポートフォリオはイギリス全土にある中小の産業・物流資産22カ所、総面積約18万6000平方メートルで、主に郊外と物流の「ラストワンマイル」に位置する倉庫、物流センターを含むということである。

現在、新型コロナウイルスの拡大は世界経済に大きな打撃を与えており、一部のm & a も影響を受けています。しかし、個人投資家は比較的活発で、現在はインフラや物流などに投資しています。ブラックストーン・グループの今回の買収は、電子商取引と物流サービスが小売市場でますます大きなシェアを占めるだろうという確信を裏付けていると思います。

ブラックストーン・グループは現在、傘下の汎欧州物流デベロッパーMilewayを通じて、欧州全体で約ヵ所の物流資産を蓄積しており、昨年9月には約80億ユーロの評価を受けました。

Clearbell社は2017年3月にリセットコストを下回る12件の産業資産のシードポートフォリオを住民投票後の割引価格で買収し、2017年9月から2019年3月にかけては複数回の買収を行い、23件のリセットポートフォリオを実現しました。

最近、Caraポートフォリオの多くの資産は、リーズ、セットフォード、シェプリー、ウォリントン、アセットの屋根の改修など、リフォームされています。マンスフィールド、シェプリー、ノルシーのデバイスを再配置し、電気自動車の充電ステーションも数多く設置し、経済発展のためのスペースを提供しています。

ClearbellパートナーのRob Westは、「この取引は産業と物流業界の柔軟性を示している。流行には不確実性が多いが、中長期的には物流・倉庫業界の需要は減らないだろう」と述べました。