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34. 「まあ断られたらしょうがないさ」と声を掛けてみることにした

2019/1/1 Madrid

マドリードで迎えた新年。8時ごろに目覚める。昨日買った食材で簡単なパン・サンドイッチを作り、洋梨とコーヒーで朝食にした。

「お店が開いてないならどこに行こうかな」と考えていたら、Maryがマドリードの地図を広げて、「ここへ行け」と指さしている。マドリードの中心部から東にあるエル・レティーロ公園である。

「ここはいい。ものすごく広い。木やベンチがたくさんある。大きな池もあって、そこではボートも乗れる。あなたは写真を撮るんだろう?だったらおすすめよ」そんな感じのことをスペイン語で言っている。

本当にそう言っているか定かでないが、まあだいたい合っていると思う。ジェスチャーを交えていたので(両腕を広げたりボートを漕ぐ真似をしたり)、だいたい意味はわかった。

地元に住んでいるMaryの言うことなら間違いないだろうと、この公園へ行くことに決めた。

Maryが話していた通り、本当に広大な公園だった。日本の代々木公園とか新宿御苑とか、そのくらいのレベル感。曲がりくねった道や広い並木道があるなど、歩いていて飽きそうない。

しかも嬉しいことに、公園内のカフェはほとんどが営業していた。のどが渇いたら立ち寄って、カフェオレやエスプレッソを飲むことができる。これは大きい。

さっそくカフェに立ち寄りひと休みしてから、ゆっくり公園を散策した。家族連れが多く、路上で開催されている人形劇を見ている子どもたちを写真に撮った。

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