16日目 「遠いところからありがとう」

2019/7/16 オスロ

8時半に目が覚めた。昨日の夜に買っておいたパンとサラダ、ハム、リンゴで朝食を作る。いつものようにnoteへ日記を書き、11時ごろに外へ出た。

まず向かったのは、宿から歩いて10分ほどのコーヒーショップ『Tim Wendelboe』。コペンハーゲンの『COFFEE COLLECTIVE』に行って以来、美味しいコーヒーを求めるようになった。ここは調べたところかなりこだわっているお店のようだ。

中へ入ると15坪ほどの小さな店内はすでに満席。カフェとしてよりコーヒー好きがこぞって足を運んでいる様子だ。パソコンを広げて作業しているひとは一人もいなかった。

おすすめの中から1つを選んで、挽きたて淹れたてのコーヒーを受け取り外のベンチ席に行った。飲んでみると酸味が効いていて美味しい。コクもそれほどなく、軽くてさっぱりしている。夏の日差しの下で飲むのにぴったりだ。

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飲み終わってから、とりあえず海方面へブラブラ歩くことにした。いかにも地元の商店街といった通りを抜けて、街の中心部へ。

グーグルマップを見ながら海へ海へ足を進めると、ツアーに参加している観光客の一団がたくさんみられるようになった。ということは、近くに観光スポットがあるということ。同じ方向へ歩くと道は上り坂になり、海を一望できる見晴らしの良い場所へたどり着いた。

アーケシュフース城といい、ノルウェーの地方貴族やスウェーデンからオスロを守る城壁の役割を果たしていたそうだ（ウィキペディアによる）。その名残から砲台のレプリカが飾られ、今では観光地の1つとなっている。

そこからは海沿いに写真を撮りながらゆっくりと歩いた。途中で大きなシャボン玉を作る大道芸人がいて、シャボン玉が宙に舞うたび子どもたちはおおはしゃぎ。その姿を収めようと、あっという間に一本のフィルムを撮り終えた。