48. 繰り返し説明するくらいでなんであんなに嫌な顔をするのだろう
2019/1/15 Berlin
朝から雨が降っている。昨日に比べて気温は少し上がっているけど、それでも雨は嫌だ。街に出るのが億劫になってしまう。
午前中は日本からの仕事を少し進める。ずるずると先延ばしにしていた仕事をようやく取り掛かれた感じ。やりはじめたらすぐ終わるというのもいつものこと。初動が本当に時間がかかる。
*
ともかく街歩きをしようと、昼前から評判の良いミッテ地区へと行くことにする。最寄り駅で降りてから、腹ごしらえにカフェへ入った。
店員さんに「このサンドイッチをちょうだい」とショーケースに指差しすると、「え、どっちよ。わからないんだけど!」と笑いながら言われた。昨日はベルリンの接客に辟易したのだけど、こういう可愛らしい店員さんももちろんいる。まあ人によりますよね。
そのあとは小雨が降るなか街をひた歩いた。雨が降っているからか、歩いているひとの足取りはすごく速い。良い感じのところがあれば写真を撮りたいのだけど、なんとなく撮りたいという気持ちが湧いてこない。
そうこうしているうちに辺りが薄暗くなってきた。時刻はまだ午後3時近くになったばかり。厚い雲の影響だろうか。写真を撮るのも厳しくなってきたので、今日は諦めることにした。
そのかわりに美術館に行こうと、ペルガモン博物館へ足を運ぶことにした。本当は現代アートを展示しているハンブルガーバンホフ美術館へ行きたかったのだけど、なぜか勘違いしてペルガモン博物館へ来てしまったのだ。
ここはイスラムやヘレニズム時代の美術品を展示しているところである。正直言って興味がなかった。でもまあ、はるばる来てしまったから、見ていくことにする。
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