ラブミーテンダー
私は今エルビス・プレスリーの
ラブミーテンダーを聴きながら
noteを書いている。
「優しく愛して」
なんて素敵でロマンチックな歌詞なんだ。
初めてアレする時がきたら部屋を
真っ暗にしてキャンドルに火を灯して
絶対に流そう。絶対に。
只今絶賛失恋中の私は毎夜
ジュディマリのエゴイスト...?や
ドレスコーズのGhostや
SEBASTIAN XのRose Garden,Baby Blueや
銀杏BOYZのボーイズ・オン・ザ・ランや
忘れらんねえよの俺よ届けや
チャットモンチーの染まるよなどを聴いては
枕を濡らす日々を過ごしている。
こちらは全て私のカラオケで必ず歌うメドレー。
こんな時は河島英五の唄のように
のんでのんでのまれてのんで
のんでのみつぶれてねむるまでのんで〜と
浴びる程酒を呑みたいと
思うがハピクルサワー三杯で吐くほど
下戸な私は酒は一滴も呑まず
大好きな曲を聴いては夜空を見上げ
エモくなるのだ。
失恋すると心臓がギュッと痛くなるけど
このエモい時間も乙ですなぁって
感じる女の子いるでしょ?
私はこの乙時間がポテトフライぐらい好きだな。
さて私の謎すぎる話は置いておいて
昨日は自粛空け初のネタをさせて頂く
機会があった。
久々すぎて膝が震えていた。
椎木と入時間1時間前にカフェに行き
小声でネタを合わせ、いざ出陣。
楽屋でも距離を保ちつつ
軽くネタ合わせをし生配信をする部屋に移動して
いよいよ本番。
舞台上にはアクリル板があるので
下手上手に別れて登場しなくちゃいけない。
上手の椎木の方にスタッフさんが
ついていて下手の私の方にも
スタッフさんがついていたので
私は安心しきっていた。
舞台に出るタイミングは教えてくれるだろうと。
アナウンサーの方の続いては世間知らズ!
という呼び込みが聞こえ出囃子が流れる。
すると私の方にいたスタッフさんが
サンパチマイクを直しに舞台上に出て行く。
しかし戻ってこない。
あれだけ頼りにしていたスタッフさんが。
なにか勘に触るようなことでも
してしまったのだろうかと思ってるうちに
出囃子が流れ終わる。
幕が上手下手と垂れ下がっているので
椎木がもう出てるか出てないかの確認も取れない
そこで私は20秒ほど心を無にして待ち続ける。
すると
椎木側のスタッフさんが血相変えて私に言い放つ
でて!でて!でて!もう始まってる!!
なるほど。と急いで幕を開け舞台に立つと
今まで見たこともないくらい
テンパっている椎木がいた。
よくわからない言語を話しながら
目は寄り目になっていた。
きっとこの期間に見つけた趣味ちぎり絵の
次の作品のことを考えていたのだろう。
久々にネタをやるとこうなるのかと
勉強になった。
でもなんだかわからないロマンスがあった。
サンパチマイクが花束に見えた。
アクリル板が海に見えた。
早くみんなとわいわいライブができて
皆様にもお会いできる日が来ますように。
おやすみなさい。
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