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「時間を買う」という考え方

皆さんこんにちは。
よく「時間を買う」という表現を聞きますが、
これはどういう意味なんだろうか?ということを疑問に思ったことありませんか?
私はあります。

私はこの言葉を聞いたときに、単純に
時間を買う=お金を使って楽するという考えだと思っていました。
しかし、「時間を買う」というのは決して自分主体で「(お金で)時間を買う」
という訳ではなく、「時間を買う(お金を使う)」ことによってより高い価値を提供するということなんだと解釈するようになりました。

重要な予定があるのに打ち合わせに遅れそうだからタクシーを使うのと、
飲んで帰って駅から歩くのがめんどくさいからタクシーを使うのとでは、
同じタクシーを使うでも持つ意味が全然違います。
打ち合わせでは間に合うことでスムーズに進行するかもしれないし、
相手の時間も買うことになり、打ち合わせの価値を下げないですみます。
これは自分だけでなく、相手にとっても良いことですね。
しかしタクシーの場合、ただ自分が楽したいから使っているだけで、
自分以外に何も価値を提供できていません。

単純に自分だけ楽したいから時間を買うことはその時点では決して悪いことではありませんし、一時的にはめちゃくちゃ自分の気分も上がります。
ただ長い目で見ると、自分が楽したいだけの時間を買うことを繰り返していても、
自分以外に価値を提供できていないので、投資ではなく浪費になってしまいます。

しかし、先ほどの例のようなケースで時間を買うことを繰り返した場合、
自分以外にも価値を提供ができていればリターンとして帰ってくるので、
立派な投資になります。

つまり、時間を買うことで、それ以上の価値を自分以外にいかに
提供できているかが、浪費になるのか投資になるのか基準になると思います。

これからはお金出して時間短縮しようかな?と考える際は、
短縮できた時間で
どれくらい価値創造ができるかで考えてみるのもいいかも知れません。

最後に伝えたいことは、
偉そうに書きましたが、昔最寄り駅から歩くのが嫌で
「雨降りそうだな」とか適当に自分で理由づけして
頻繁にタクシー使っていたことをここに懺悔します。

ありがとうございました。

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