【浜松西高中等部受検】学年別勉強法(小学1年生~3年生)
この時期は、ほとんど何もしていませんでした。
小学校1年生ながらに富士山の山頂まで登頂したり、
家族旅行で国内の世界遺産巡りをしていました。
勉強面で、唯一、意識して取り組んでいたことが2つあります。
それは、
・算数脳アイキューブ
・ピグマリオンの点描写 です。
これは、西中受験のみならず、その後の学業面でも効果があったと実感しています。
算数脳が育つのは小学3年生までという話を聞いたことがきっかけです。
空間認識能力の臨界期は8歳ごろといわれています。
外遊びが当たり前であった昔は、木登りやかくれんぼ等の遊びを通じてそのような能力が培われたそうです。
点描写は、幼稚園児がやるものと思われがちですが、我が家では小学校から始めました。
単純作業ですが、図形と線を把握し、頭の中でイメージ化して、正確に書き写すという、インプット⇨脳内処理・把握⇨アウトプットという処理が求められます。
空間把握能力はもちろんのこと、注意力や集中力が鍛えられるほか、短期記憶の訓練にもなります。
小学生になると高度なことをやらせがちですが、点描写のような負荷の低い短時間の作業で、毎日、机に向かい、継続することを習慣化させるほうが得策でしょう。
我が家では、学校から帰ってきた後、点描写⇨アイキューブ⇨そのまま学校の宿題がルーティンになっていました。
ここで注意することはあくまで短時間です。すぐに終わってしまって物足りなく感じるレベルに意識的に抑える
ことです。
決して欲張ってはだめです。
まだまだ幼い子どもであることを決して忘れてはいけません。
低学年の時期は、空間認識能力や発想力など、点数や成績に表れない、いわば「見えない学力」である将来的に生きる能力をじっくりと培っていく時期といえるでしょう。
その意味では、パズルトレーニングなどは最適と言えますが、自宅で取り組むときには決して押し付けになってはいけません。図形やパズルが面白く主体的に取り組む姿勢を育むことが第一ですので、我が家ではやるべき教材をあえてしぼって物足りなさを感じるぐらいにとどめていました。
どうしても親の場合は、次も次もと欲張ってしまう傾向がありますので、佐鳴予備校のサナスタなどを活用することも大いにありだと思います。