あぶない刑事
前回の日記に書いた通り、昨日「帰ってきたあぶない刑事」を観に行ってきた。
小さくクレカ決済と書いているのは見なかった事にしてほしい。
当初はユナイテッドシネマとしまえんに行く予定だったが、auマンデイの割引を思い出し、久しぶりにtohoシネマズへ。
大阪時代はそれはもうひたすらにtohoシネマズに行っていた。
最近は家の近くにユナイテッドシネマがあるため結構ご無沙汰だったのだが、久しぶりに行き、当時の事を思い出して少し懐かしい気分になる。
で、懐かしいついでにホットドッグのチーズ&チーズとオレンジジュースを買う。
大阪時代僕は3種のチーズドッグとオレンジジュースとポップコーンSの「コンボ」を好んで頼んでいた。
嫌な事があってもこれらを食べながら映画を観ればすぐに幸せになれるこのコンボの事を「三種の神器」と僕は呼んでいた。
この3種のチーズドッグ、当時本当に美味しかったのである。
数年前に3種ではなくチーズ&チーズに変わってから若干味が落ちた気がしたので、しばらく買ってなかったのだが、今回久しぶりにチャレンジしてみる事にした。
で、食べた結果はというと、、、
やっぱり3種のチーズソースの方が良かった。。。
チーズソースの味、量ともに昔の方の圧勝であった。
しばらく買ってなかったので昔の様に戻っている事を期待したのだが、残念ながらそんな事はなかった。
いや、本当に昔は美味しかったのである。
TOHOさん、何とか戻してくれませんかね。
と、時の流れを感じ、若干切ない気分になりながら、僕はホットドッグを平らげた。
ちなみにポップコーンSがつくコンボも今は廃止されている。
まあこれに関しては頼んでるのNISSHANか普段映画観に行かないであろうヤンキーバカップルしか見た事なかったので致し方ないかもしれない。
何にせよ時代と共にメニューも変わっていくのである。
受け入れるしかないのだ。
ただ今も昔も変わらないのは
NISSHANが金無いくせに贅沢する事。
何でこんな金無いくせにずっとホットドッグ食うとんねん。
自分でも分かってんねん。
コンボとかセットとか頼んでる場合ちゃうねん。
だけど我慢できひんねん。
というわけで僕は悪い意味で変わらないのだが
いい意味で変わらない人達がいる。
そう。
タカ&ユージである。
昭和、平成、令和と三つの時代に渡って、2人はいつまでも変わらずカッコいいのだ。
いやていうか、三つの時代て。
凄すぎるやろ。
まさか令和の映画館であぶない刑事を観れるとは。
信じられへんで。
ちなみに放送開始は1986年。
実に38年間、あぶない刑事は続いているのだ。
僕は前回の日記でも書いたが、父親の影響で幼い頃からずっとあぶない刑事の大ファンで、2人を見て育ったといっても過言ではない。
残念ながらダンディーでもセクシーでもないただの太っちょになってしまったが。
とほほ。
またあぶデカファン多しと言えども、漫才劇場の舞台で柴田恭兵様の名曲ランニングショットを熱唱したのは僕だけだろう。
残念ながら他人の単独ライブを地獄の様な空気にしてしまったが。
とほほ。
前回2016年の「さらばあぶない刑事」で完結した様に思われたのだが、今回まさかの「帰ってきたあぶない刑事」で帰ってきたのである。
この一報を聞いた時はもちろん嬉しかったのだが、一方で不安もあった。
このあぶない刑事、初期シリーズ完結編である「もっともあぶない刑事」までは文句なしに面白かったのだが、それ以降は作品によってちょっと「うん?」となる時があったのも事実なのだ。
特に2005年の「まだまだあぶない刑事」は観た後落胆を隠せなかったのを未だに覚えている。
ただ前回の「さらばあぶない刑事」は本当に素晴らしく凄くいい形で完結したので、だからこそ今回復活して蛇足にならないだろうかとめちゃくちゃ心配だったのである。
正直「まだまだ〜」のトラウマがどうしても拭えなかったのだ。
そんな若干、いや結構な不安を抱えながら観た「帰ってきたあぶない刑事」
観た感想はというと、、、
マジで最高でした。
心配して本当にすいませんでした。
失礼致しました。
めちゃくちゃ良かったです。
あぶ刑事愛に溢れた最高のファンムービーでした。
いや、本当にめちゃくちゃ良かったのである。
嘘偽りなしにずっとあぶない刑事ファンでいて良かったと思える内容だった。
特に良かったのが、音楽。
あまり書くとネタバレになるのであれだが、ドラマシリーズから映画初期3部作にかけて使われていた音楽が場面毎に効果的に使われているのだ。
昔からのファンにとってこんなにテンションの上がる事はない。
オープニングのあの曲が流れた瞬間からずっと興奮しっぱなしだった。
音楽以外にも懐かしの場面や小ネタ等がふんだんに使われており、ファンであればあるほど楽しめる作りになっていたと思う。
あと、ちょっとした要素を「さらば〜」からちゃんと引き継いでいるのも良かった。
ただ懐かしい要素だけかというとそんな事はなく、若いスタッフに一新したというだけあって新しい要素もいっぱい見てとる事が出来た。
特に今までほとんど出てきた事がなかった2人のプライベート的な要素が思っていた以上に良かった。
この様に懐かしさと新しさが合体して非常に良い映画だった。
僕は今めちゃくちゃ興奮している。
ホットドッグは変わってしまったが、タカ&ユージは変わらずカッコよかった。
令和の時代に面白いあぶデカが観れる、こんな幸せな事はない。
間違いなくもう一回観に行くだろう。
金無いけど。
あ、ただ一つ言っておきたいのはこういう僕の日記みたいなのを見て「え、そんな良いんや!」って今まで全くあぶない刑事を観た事ない人が僕ぐらいの興奮を期待して観ると、これはさすがにちょっと厳しいかもしれない。
いや、初めて観ても面白いのは面白いとは思うのだが。
音楽を筆頭に「おお〜!」てなれるポイントは少ないかなと。
やっぱり我ながら普通の1本の映画の感想とは全然違うと思うのである。
だって38年間やし。
そこは悪しからず。
そんなこんなで昨日の夜、鑑賞してから興奮冷めやらない私NISSHAN。
勢いでこんな日記を書き上げてしまいました。
何せ誰かとこの映画について話したくてウズウズしているのだが、残念ながら周りにあぶデカファンがいないのだ。
昨日は次の日5時起きにも関わらず、どうしても何かに向かって話したかったので、普段はパチンコの話しかしてないYouTubeにアップする用の動画まで撮ってしまった。
ただ今日見返すと基本「良かった」としか言ってない超絶おもんな動画だったので、実際アップするかどうかはかなり怪しい。
もしアップした場合は「ああ興奮してたんやなあ」と生暖かい目で見てやって下さい。
はい。
では最後に1996年の「あぶない刑事リターンズ」のキャッチコピーを書いてこの日記を終わりたいと思います。
"人生、腹の立つこともあるけれど、あぶデカが戻ってくることもある。"
うん。
ほんまそれ。
100円で救えるにっしゃんがあります。