環境省認定資格をオンラインで！カーボンニュートラルアドバイザー資格試験実施
こんにちは！
三承工業株式会社の西岡です👨
わたしは、社会課題をビジネスで解決するという取組を通して行政や民間団体とも連携した多くのプロジェクトに参画し日々活動しております。
その一つ、「カーボンニュートラル」では自社の取り組み以外にも、
一般社団法人 日本カーボンニュートラル協会（JCNA）の理事として、
全国の中小企業に「企業内で自社の脱炭素経営を推進する人材育成」が出来るよう日々努めております。
■企業の取り組みに必要不可欠「カーボンニュートラル」
「カーボンニュートラルって？」
「脱炭素経営とは？」
「聞いたことはあるけど、自社には関係ないこと」
このように考えられる方もいらっしゃるかもしれませんので、
簡単にご説明させていただきます。
カーボンニュートラルとは、温室効果ガスの排出量と吸収量を均衡させることを意味します。
地球規模の課題である気候変動問題の解決に向けて、2015年にパリ協定が採択され、
世界共通の長期目標として、
・世界的な平均気温上昇を工業化以前に比べて２℃より十分低く保つとともに（２℃目標）、1.5℃に抑える努力を追求すること（1.5℃目標）
・今世紀後半に温室効果ガスの人為的な発生源による排出量と吸収源による除去量との間の均衡を達成すること
等に合意しました。
この実現に向けて、世界が取組みを進めており、
120以上の国と地域が「2050年カーボンニュートラル」という目標を掲げています。
ここまで聞くと、世界や国の取り組みで、
一見わたしたち中小企業には関係のない話のように感じるかもしれませんが、
実は、日本の2050年カーボンニュートラルの達成に向けて、
中小企業の脱炭素への取り組みは必要不可欠なものとなっています。
わたしたちのように、消費者・社会の声に応えつつ事業を行う企業にとって、カーボンニュートラルの実現に向けた動きは無視できない課題となっており、
その流れは、自社の取組のみならず、
原材料の製造や輸送といった上流から製品の使用・廃棄等の下流まで取引を行う一連の企業（バリューチェーン）にも広がっており、
カーボンニュートラルに向けた取組を進めることは、
中小企業の経営戦略にとっても重要な課題となっているのです。
また、実は、「脱炭素経営」は、
わたしたち企業にとってもメリットが多いこともおすすめしたい大きな理由です✨
■カーボンニュートラルに取り組むメリットとは？
メリット1. 優位性の構築
他社より早く取り組むことで「脱炭素経営が進んでいる企業」や「先進的な企業」という良いイメージを獲得できます。
メリット2. 光熱費・燃料費の低減
年々高騰する原料費の対策にも。
企業の業種によっては光熱費が半分近く削減できることもあります。
メリット3. 知名度・認知度向上
環境に対する先進的な取組がメディアに取り上げられることも。
お問い合わせが増えることで売上の増加も見込めます。
メリット4. 社員のモチベーション・人材獲得力向上
自社の社会貢献は社員のモチベーションにつながります。
また、サステナブルな企業へ従事したい社員数は年々増加しています。
メリット5. 好条件での資金調達
企業の⾧期的な期待値を測る指標として、脱炭素への取組が重要指標化しています。
このように、
カーボンニュートラルに取り組むことにより、
より会社が魅力的に、発展していく一つの柱になると考えて取り組んでおります。
■取り組みに向けて立ちはだかる壁
「カーボンニュートラルの必要性は分かった。でもなかなか取り組めていない・・・」
そんなお声も伺います。
わたし自身も同じでした。
カーボンニュートラルに取り組もうと思っても、
「何から始めれば良いのか？」
「会社としてどう取り組めばよいのか？」
「「脱炭素経営の会社」になるための知識が圧倒的に足りない！」
という壁にぶつかったのです。
そこで、まずは「カーボンニュートラル」を会社で取り組むにあたり、
自分自身の知識を高める必要があると強く感じ、勉強を開始したのです。
その経験から、JCNAでも企業の皆様が知識を高めていくきっかけになればと、「カーボンニュートラル・アドバイザー・アドバンスト」資格試験を実施いたします。
カーボンニュートラル・アドバイザーとは、
企業の内外でカーボンニュートラルの必要性を伝え、カーボンニュートラルのための活動を実施したり、支援する人材を育成するための資格制度です。
カーボンニュートラルに向けて脱炭素の活動を企業内部で実施される担当者の方や士業など企業の外側から脱炭素の活動を支援される方が、
脱炭素の活動を企業で実施するための実践的な知識を習得する事ができます。
■環境省認定は2事業者のみ！特別な機会です！
アドバンスト試験は、JCNAの他にもう1事業者しか環境省認定を受けておりません。
また、合格者には「環境省認定 脱炭素アドバイザー アドバンスト」の称号が付与され、
名刺や活動においてその資格を公的に証明することが可能です✨
■カーボンニュートラル・アドバイザー・アドバンスト 資格試験要項
▶試験詳細
日時
前期：２０２４年１１月7日（水）もしくは２０２４年１１月6日（木） 13：00～17：30
後期：２０２４年１１月13日（水）もしくは２０２４年１１月14日（木） 14：00～16：30
※前期・後期どちらも、実施日2日の内どちらか１日を選んで受講してください。
試験概要
前期：講義・演習 他 270分 後期：試験時間 90分
主な内容
排出量算定（主にScope1/2）に関する理解
GHG削減目標、計画、実施に関する理解
GHG排出量開示に関する理解
受験料
33,800円（税込）
試験場所
オンライン
詳細は、https://www.jcna.or.jp/ をご覧ください。
お申し込みはこちら
ぜひ、カーボンニュートラル・アドバイザーの資格試験を通して、
「脱炭素経営の会社」として御社の新たな強みを作っていきませんか？
わたしたち中小企業が一致団結して「脱炭素社会」に向けて取り組むことができれば幸いです。
企業の発展や永続、そして日本のカーボンニュートラル達成に向けて盛り上げていきましょう！！
よろしくお願いいたします。