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料理家・栗原心平さんが作るカッコ良いエプロン - Butters 新宿オープン記念インタビュー前半 -

こんにちは、HiOLIの代表 西尾です。

今年2020年4月8日より『HiO ICE CREAM』 の姉妹ブランドとして、クラフトバタースイーツの『Butters』をスタートし、そして来週2020年8月10日(月・祝)より、R新宿駅南口改札内に初の常設店『Butters 新宿』をオープンいたします。

Butters 新宿のオープンにあたり、今日は店頭に立つスタッフが着用する「デニムエプロン」について書いていきます。そしてこのnoteでは初めての試みとして、デニムエプロンを作っている料理家・栗原心平さんにお話を伺ってきました。

着ると背筋が伸びる。胸を張れるユニフォーム探し。

店頭に立つスタッフにとって、毎日着用するエプロンはユニフォーム。エプロンを着ると、すっと背筋が伸びて、胸を張ってお客様にご案内できるような、カッコ良いものを選びたいと思っていました。

僕と共同創業者の玉井でいくつもエプロンを探している中で、「デニム」なら男女ともにカッコよく、オシャレに着こなせると、「デニム」に焦点を当てて探し始めました。

いざ探してみると「リネン」や「麻」のエプロンはたくさんあるものの、「デニム」ってなかなか見つからない。いくつも探している中で、たまたま入ったキッチン用品のお店で軽いしオシャレなデニムのエプロンに出会い、即決。よくよく調べてみると、玉井が大ファンの料理家・栗原心平さんのキッチンブランド「Simply」のデニムエプロンでした。

栗原さんのレシピはよく休日にテレビで拝見しますが、シンプルなレシピにハーブや香辛料を効かせて新しい味を作っていらっしゃる。「Butters」のコンセプトである「NEW TRADITIONAL CRAFT」、古き良き伝統的なレシピを組み合わせて新しいお菓子を作る姿勢にも似ていて、同じ「食」を作る立場としてお話を伺ってみたいと、栗原さんのもとに伺いました。

機能性・ファッション性を兼ね備えたエプロンが生まれるまで。

西尾:本日はお時間いただきましてありがとうございます。早速ですが、ごあいさつ代わりにまずは『Butters』の最初の商品「Craft Butter Cake」を召し上がってください。

心平さん:こちらこそエプロン使っていただきありがとうございます。ユニフォームになるんですね。嬉しいです。では早速いただきます。
(一口食べて)ボリュームがあるんですね。食感が少しカヌレっぽい。生地に粘りもあって。おいしい!

西尾:ありがとうございます。フレンチのアプローチで作っていて、ガレット・ブルトンヌの固めのクッキー生地を下に敷くことで食感にコントラストを付けました。プロに食感を感じていただけて嬉しいです。

『Butters』は4月にスタートしたクラフトバタースイーツのお店でして、お客様に接するスタッフのユニフォームは、カッコ良いことはもちろん、機能性もあるもの。そして店頭に立つスタッフが男女ともにかっこよく決まるようにユニセックスなエプロンを探していました。

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玉井:栗原さんがエプロンを作っているのを存じ上げず、問い合わせたときに「これ心平さんのお店のエプロンだ!」と気づいて嬉しくなりました!

リネンや麻のエプロンは見かけますが、デニムのエプロンはなかなか見かけないのですが、Simplyのエプロンはデニムがメインでとてもかっこよく、ユニセックスで着れるのがいいなと思いました。Simplyを始めたきっかけってなんだったんですか?

心平さん:母 (栗原はるみさん) とやっている生活雑貨ブランド「share with Kurihara harumi」はもともと女性向けに作っていて、男性用の商品を作ってもあまり売れないんです。笑 そもそも女性が買い物する場所にお店もあるので。その中で、男性にも手に取っていただけるように、「Simply」というブランドを始めました。

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*写真:Simplyは、「家事を楽しく」をテーマに洋服のように着ることができるエプロンを作っていらっしゃいます。

西尾:まさに心平さんの戦略にドはまりです。ここならデニムエプロンがあるかもとお店に入りました。

さらに僕が嬉しかったのが岡山のデニムを使ってらっしゃること。デニムと言えば岡山ですから。僕たちは「クラフト」を名乗っているように、お菓子の製法や素材にこだわりを持っています。同じように、岡山のデニムは職人さんが1つ1つ作っていらっしゃいますから。

そしてデニムのエプロンだと重く機能性に欠けると思っていたんですが、このエプロンは軽い!デニムなのに初回から柔らかく着れるのが、珍しいと思ったことが決め手でした。


心平さん:ありがとうございます。デニムだとどうしても着心地が重くなってしまいますが、デニムをやるからには岡山のデニムと決めていました。

「Simply」のエプロンは、企画から僕たちで行っていて、どのエプロンも動きやすさを意識して生地を選び、スリットの位置にもこだわりが詰まっています。


玉井:料理をする上で動きやすさや機能性は重要ポイントですね。着てみると、腰からお尻の部分にかけてポケットがついていたり、人一倍料理をされる栗原さんだからこそできた工夫を感じます。

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心平さん:エプロンをしている時間が長いですからね。僕はどちらかというと締まって着れるエプロンが好きなんですが、仕事で着る僕が考える動きやすさと、家庭で着られる方の動きやすさは少し異なると思うので、家庭でも着やすいように調整しています。

あと大切にしたのは、経年劣化するデニムを楽しむということ。主婦の方ってどうやらエプロンをあまり洗濯せず、汚れてきたら新しいエプロンを買うようです。昔のお母さんを想像してもらうと分かりやすい。エプロンをかける場所が台所にありませんでしたか?

僕は仕事ではあんまりボロボロのものは着ないようにしてるんですが、プライベートではキャンプでも家と同じエプロンを着ています。デニムは使えば使うほど馴染んでいくので、経年劣化も楽しんでほしいと思ってます。


玉井:確かにデニムは経年劣化が楽しい素材ですね。ユニフォームとして毎日身につけるスタッフには、デニムならではの『アジ』を楽しんで着ていってもらえたらと思ってます。

■後編は「新しいレシピが生まれるまで」を伺います。

心平さんの「Simply」のデニムエプロンで、Buttersのスタッフは皆さんをお迎えします。店頭にお越しいただいた際は、ぜひデニムのエプロンにもご注目いただけると嬉しいです。

さて、後半では「新しいレシピが生まれるまで」を伺いました。シンプルな作り方なのに、香辛料やハーブのアレンジで新しい料理を教えてくれる心平さんのレシピについて深堀ります。


■2020年8月10日オープンのButters 新宿

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JR新宿駅南口改札内にオープンする『Butters 新宿』では、「Craft Butter Cake」に加えて、一部の店舗で先行して販売していた岡山県蒜山(ひるぜん)高原のシングルオリジンジャージーバターを使った「Butter Candy 京飴バター」も正式に販売いたします。

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Butter Candy 京飴バターは、日本一のジャージー牛の産地である岡山県蒜山の濃厚なジャージーバターを使い、京都・宇治にある岩井製菓の熟練した職人達が、昔ながらの地釜で少量ずつ時間をかけ直火で丹念に煮詰め、ひと粒ひと粒丁寧に手をかけて作りました。ジャージーバターを作る過程で生まれる脱脂粉乳も一緒に練りこむことでバターの濃厚さにミルクの甘さをほのかに感じるすっきりとした味わいに仕立てました。

新宿駅をご利用の方は、ぜひお立ち寄りください。

場所:東京都新宿区新宿3-38-1 
JR新宿駅南口改札内
オープン日:2020年8月10日(月・祝)
営業時間:平日・土10時~22時 /     日・祝10時~21時
販売商品:Craft Butter Cake、Butter Candy 京飴バター

■Buttersの最新情報は、サイトや各SNSよりご覧ください。

Instagram: https://www.instagram.com/craft_butters/

Twitter: https://twitter.com/craft_butters



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