AJCC 2022 全馬診断

オーソクレース、ポタジェ、アサマノイタズラ、キングオブコージの考察はこちら↓

アンティシペイト

4勝中3勝が右回りコースと得意にしているため東京からの馬場替わりはプラス。同条件の湾岸Sでは目黒記念1着、オールカマー2着のウインキートスに次ぐ2着に好走しているため馬場適正は高い。ただし成績が暖かい時期に固まっている事、またアルゼンチン共和国杯組の成績が0-0-1-7とあまり良くないのは気になる部分。

エヒト

サンタクロースH1着からの参戦ですがダンビュライトが同様のローテーションで挑んで勝利。中3週での参戦になりますが0-2-0-2とまずまずの成績。中山コースは初ですが、同様に直線で坂のある阪神芝2200mの千里山特別を勝利しており適正はあり。人気もないですし穴馬として面白い存在。

キャッスルトップ

地方馬としての挑戦となりますが、過去好走例はなし。2000mのジャパンダートダービーを制してますが元々は1400mを中心に出走していたスピードタイプ。スタミナを要す中山2200mをこなすのは厳しい。

クレッシェンドラヴ

中山2200mは2-0-1-3とまずまずの成績。ただし重賞においてはオールカマー4着5着、セントライト記念8着と馬券に絡んだことはないが全て秋のレース。冬に成績を上げてくるタイプで1月に行われるAJCCなら激走も期待できる。27週ぶりのレースとなるが鉄砲がけするタイプで問題ない。

スマイル

前走同条件の迎春Sを勝利。冬馬で1月から3月のレースで全4勝をあげている。ただし今回初の中1週での参戦になりますが、好走例は中3週からとなっており出来ればレース間隔はあけた方がよかったかもしれない。

ソッサスブレイ

昨年出走し16着。OPでも活躍しているがいずれも1800m以下。2200mは同馬にとっては長い。

ダンビュライト

18年の勝ち馬。8歳と高齢ですが昨年は京都記念3着、名古屋GP3着とまだまだ衰えはない。2200mは2-0-3-3とめっぽう強く京都記念以降は中央のレースでは馬券に絡めなかったが得意2200mで再び激走も期待できる。

ボッケリーニ

初の2200mのレースですが全兄ラブリーデイは2200mは2-0-0-1。G1初制覇は同距離の宝塚記念と血統背景的にはこなせる。調教師の判断で本格化するまでは短い距離を中心に走らせていたこともあり中距離馬という認識で管理していたため今回の2200mは満を持しての出走。前走中日新聞杯は4着だったが斤量に泣いたこともあり、前走からの斤量減もプラスになるだろう。

マイネルファンロン

中山2200mは1度だけ走ったことがあり1着。それ以外は全て2000m以下でのレースに出走。新潟記念ではトーセンスーリヤ、クラヴェルなどに先着した実力馬。中山コースは2-1-2-2とまずまずの成績を残しているだけに、馬場替わりで一変を期待したい。

ラストドラフト

20年、21年3着の実績。成績は全て寒い時期に固まる実力馬。前走12月の中日新聞杯は敗れてしまったのですが斤量57kg以上を背負って好走したことがないため斤量負けの可能性はたかい。今回は京成杯でもロジハービンを好騎乗で2着と好調の戸崎騎手への乗り替わりもプラスだろう。

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フリーランスの競馬予想家。37歳からYouTubeに主戦場を移しJRAの重賞の解説配信活動を開始。血統をと過去走から馬の特徴を判断し予想。現在は週明けは「人気上位馬の考察と危険な人気馬」週末は最終予想をアップ。お仕事の相談はtwitterのメッセージまでお願いします。

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