阪神牝馬S ニュージーランドT 2022 単複1点勝負
阪神牝馬S
紐候補3頭
☆デゼル
好調のディープインパクト産駒で昨年の優勝馬。鞍上川田騎手は過去3年この条件で勝率39% 複勝率58% 単勝回収率137%と高い数値を叩き出す。前走の愛知杯は持続力勝負となり瞬発力タイプのデゼルには不利なレースだったにも関わらず直線で追い込んで3着に好走。今回は距離短縮、瞬発力勝負に持ち込めるので軸に推したいところですが、斤量負けするタイプなのか54kg以内は4-0-1-1に対し55kg以上を背負った時の成績が0-0-1-4と極端に悪くなるため抑えまで。
☆クリスティ
父はディープインパクト系のキズナ。複勝回収率148%は今回の登録馬の父としてはトップの成績。おこ2千は凡走続きも1600mに関しては昨年の関屋記念でロータスランドに0.4秒差の6着、同条件の六甲Sでは逃げ粘って勝利するなどOPメンバー相手にも好勝負を演じている。ここ2戦は後ろからの競馬をしているが本来は逃げ先行馬で前走も出遅れてしまい敗退。逃げる可能性もあり、波乱演出を期待。
☆ムジカ
父エピファネイアは勝率12% 複勝率36% 単勝回収率322%と抜群の数値を叩き出す。阪神コースは安定した成績を叩き出しており0-2-2-2とまずまずの成績。現在は3勝クラスではありますが、過去にはロースSでデゼル、アカイイトに先着し2着に好走した実績あり牝馬のOPクラスなら相手なりに走れるタイプ。今回は池添騎手に乗り替わりますがコンビを組んだ時の成績は1-2-1-0で複勝率100%と高い数値を出している点まで判断し穴候補に。
ニュージーランドトロフィー2022
紐候補3頭
☆マテンロウオリオン
父ダイワメジャーに母父キングカメハメハの配合は19年2着メイショウショウブと同配合。前走シンザン記念は上手く内をついて重賞初制覇と今メンバーの中ではトップの実力でしょう。先ほど上げたように本賞金は足りているのでNHKマイルカップへの調整兼ねてのレースと見てますが、能力の高さを考えると馬券を外すことは考えづらい。前走は先行し押し切る競馬だったのですが、本来は差しの馬。ノリさん得意の後方ポツンが発動したとしても後方から追い込んで3着以内は期待できる。
☆デルマグレムリン
父ディーマジェスティは同条件で4頭が出走し2-1-0-1と好走させているので、初の中山コースではありますが好走する可能性は高い。末脚が魅力で3走前のシンザン記念では後方から競馬で直線勝負にもちこみ0.3秒差の5着に好走。脚質的に展開に左右されるタイプだけに成績が安定しないのは気になる部分ですがハマれば怖い1頭。鞍上デムーロは中山で後方一気で勝利というのを何度も成功させており先週のダービー卿CTでも12番人気ファルコメンを2着に激走。脚質的にも似たタイプ、同じ手で挑んでくると思います。人気薄ならこの馬がおすすめでしょう。
☆ティーガーデン
キングカメハメハ系産駒が中山芝1600mの直近5戦で5連対と好調。その中でもドゥラメンテ産駒が勝率12% 複勝率34%と好調。適正が問われる同条件の ひいらぎ賞を勝利しているのは大きい。敗れた2戦はいずれも1400mのレース。得意の1600mへの距離延長はプラス。さらにこの条件を勝率31% 複勝率77%と得意にしているルメールへの乗り替わりもプラス。
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フリーランスの競馬予想家。37歳からYouTubeに主戦場を移しJRAの重賞の解説配信活動を開始。血統をと過去走から馬の特徴を判断し予想。現在は週明けは「人気上位馬の考察と危険な人気馬」週末は最終予想をアップ。お仕事の相談はtwitterのメッセージまでお願いします。