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''楽しい''発展化を目指した質の向上へ 障害の有無に関わらず可能性を伸ばして

7月になり、今年度も蒸し暑い季節となりました。今年度はやりたいことを遠慮なくいっぱい出来るようになる年として、自分が今目指しているところに挑戦していけるかを考えながら色んな出来事に精一杯取り組んでいきたい意思です。
6月を振り返ると、連休もなく普段と変わらず毎日のように仕事してましたが、中旬から後半にかけて仕事もプライベートでも''楽しい''と思えるようなイベントがあり、眠気が覚めたような感覚刺激でした。
今年度の抱負は、昨年度に引き続き「全力でバランスよく遊びと仕事を両立して充実した日々を過ごす」~それを全力でいっぱい新しいチャレンジに繋げる!! をモットーとした応用編として、「変化を求めて再認識」をテーマに、楽より楽しく→正しくより温かく→とりあえずやってみる 等の考え方で選択肢の幅を広げて様々な意志を貫いた日常にしていく事です。長くはなりましたが、今年度上半期も早いもので半分が経ち9月末に向けて下半期にどんな事をしたいのかを考えなければなりません。
一方で最近になってとある特別支援学校野球部が甲子園に向けた練習の取り組みが報道されました。子供たちが野球をやりたい思いを受け入れた監督は部活を立ち上げてプロジェクトを立ち上げていきながら知的障害がある生徒が野球に取り組める機会を作ってきたとのことです。全国的に見ても、特別支援学校で硬式野球に取り組んでいる学校は珍しい。知的障害のある生徒が硬式球を取り扱うのは危険だという理由から学校が許可しないケースが多く、中学まで軟式・硬式野球に励んでいた生徒でも特別支援学校では野球を諦めなければならなかったとのことです。
同校も上記と同様で危険ではないかと学校側が納得してくれなかったこともあり、一度は活動休止にはなったものの怪我の内容な練習内容や安全に関する報告書を書いたりなどで監督は何度も学校に説得し続けて校長の理解を得られたことにより、活動がスタートしたとの事です。「私の責任で部の活動を継続できるよう引き継ぎもしますし、教員の補充も含め体制を整えます」と断言してくれたことにもより、生徒の保護者も駆けつけて、特別支援学校の生徒たちが一般の高校生と同じ土俵で活動できることの意義深さを伝えてくれたり、色々な方がサポートしてくれたとのことです。そして報道機関からの取材もあり、全国にいる沢山の方々からの応援があったと思います。
部員数は少ないものの私立・公立高校を連合を組みあわせチームが結成されました。生徒たちは障害者は無理と差別されるか心配してましたが、他校の選手達は障害者についてひとつも抵抗がなく練習から本番までサポートしてくれました。大会には出場はできたものの結果は負けてしまいましたが、それでも選手たちは大きな財産となれる経験やきっかけを掴み取れることが出来たので本当によく頑張りました。この様に取り組んでいるチームには私も応援したくなるものです。
障害は「特別扱い」ではなく『配慮』です。そして出来ないのではなく、苦手が多い。けれどもこれに中々克福することができないため解決出来るサポートとなる言葉が『合理的配慮』なのです。合理的配慮の意味を簡単にまとめると、○○あれば○○できる。こういった支援があることで様々な壁を超えることができます。けれども私は元々障害を特別扱いと思っていました。社会に出て働き出した時に色々な出来事を見て感じ、出来ないことをそのままにする事ではなく時には助けを得られることが必要だと感じました。
私が以前勤めてた職場も今の職場でも人材育成に力を入れていてそのような取り組みの記事が紹介されました。そのふたつの記事を読んだ時に感じたのは『見える化』という言葉をタイトルとしたアセスメントを用いて自分の特性を知った上で人事や上司間でも共有して本人が今後のキャリアプランを立てたり、プランを実現するための育成計画や研修体系の整備などを会社として整えていくというPDCAサイクルと共に、管理側が認識している社員の得意不得意と、社員本人の認識にギャップを明確化にすること、その上で配慮して欲しいことを伝えて質を高めていけるような取り組みで特技を伸ばすことです。アセスメントの結果を用いて、今後の目標やキャリアを考えてもらう研修がありましたが、従業員同士のグループワーク型研修をするのが初めてで、従業員たちが発言してくれるのだろうか、無理をさせないだろうかと不安だったみたいですが、外部の支援経験に基づいて「こういう問いかけにすれば無理なく発言できると思います」などアドバイスいただけたのが安心材料になり、実際に実施してみたら、時間が足りないくらいの発言が出て、従業員同士も刺激し合える良い場になったとのことです。これまで、従業員について管理側が「この業務はできるけど、この業務は難しい」と決めつけがあったかもしれないけれど、可能性を引き出していきたい思いでアセスメントツールを活用し、研修も、重度知的障害などの社員には難しいのではと思っていた面がありましたが、見方・やり方を考えればできるということに気づいたとのことです。普段はなかなか意見を言わない従業員であっても、声なき声を持っているものです。良い取り組みはどんどん真似してほしいですし、応用できることがあればチャレンジしてほしい。従業員同士でシェアすることで「こんなときにすごく助かった、ありがとう」というように、お互いのモチベーションにつながったり良い連鎖が生まれたりすること、そういったことが今後の可能性が引き出されるのです。
長くはなりましたが、暑い中ではありますので体調には気をつけて沢山のことに挑戦しましょう!!

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