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リオデジャネイロ旅行記11 コルコバードのキリスト像




お昼のシュラスコを頂いた後はこの旅最大の目的、念願のコルコバードのキリスト像を見にチジュカの森に向かいます。


前回のあらすじ


ツアーに飽きてるならこっち



ここで補足です。

チジュカ国立公園 → リオにある広い森林公園、というか森。コルコバードも引っくるめてチジュカ国立公園。チジュカの森とも言う。井の頭公園スーパーデラックス。

コルコバードの丘 → チジュカの森の中にある丘。頂上に有名なキリスト像がある。

キリスト像 → 今から見る。でかい。アーメン。



キリスト像がある丘の上には登山列車で向かいます。

登山道もあるのでアクティビティとして徒歩で上がることも可能ですが、登山客が強盗に襲われ身包み剥がされる事件が頻発してるのでオススメされていないそうです。数十人単位で登山してても丸ごと襲われる例が実際に発生しています。ということで確率として最も安全な登山列車が僕のツアーのプランでした。普通に登山列車の方が楽しいし。


発着場はこんな感じになってますフォトジェニックでしょう。木下さんが撮っててくれました。

この時僕は何をしていたかというと、食べ放題に本気出しすぎて便意を催していたためトイレに篭っていました。危うく置いてかれるところだったのを木下さんが引き留めてくれたそうです。ありがとう木下さん。持つべきものは同胞。


言葉の通じない国でのバスツアーの最中に便意を催した場合の"我慢"以外の対処法を知ってる方は教えてください。今後の人生の糧にします。



余談ですがここのトイレの便座は四角で低反発でした。まふっとした座り心地でした。それに反するかのように便は硬めでした。





登山列車は快適です。空気は気持ち良いし、列車は速くも遅くもないスピードで走るので窓開けて感じる風が最高に心地良かったのを覚えています。



ぐんぐん登ります。たまーに野生の猿と鳥が見れたり、木々の隙間からチラッと良い景色が見えて車内一同ウッキウキな雰囲気になります。



定期的に謎廃墟もありました。野生のギャングが飛び出しそうで怖かったです。



普通に登山列車は上に到着し、何店舗かのお土産屋さんを一旦無視して階段をちょろっと駆け上がったら念願のキリスト像です。




人生で死ぬまでに一度見てみたいと思っていたものが目の前に現れました。20代にして生涯トップクラスの夢が叶いました。これを見た瞬間膝から崩れ落ちたり泣いたりしてしまうのかと思ってたけど、意外とこれといって具体的に感じるものはありませんでした。まあキリストだなって。一応感動はしてます。


今回が最初だしもしかしたら最後になる可能性がある(てか高い)ので、できる限り目に焼き付けておきたいなとは思いました。それくらい。自撮りはしつこいくらいたくさんしました。



例のポーズで撮影してる人がたくさんいました。もちろん僕もしました。何度も申しておりますが木下さんありがとう。



キリスト像の事ばっかり考えてここまで来たから考えてませんでしたが、そういえば絶景です。リオのどこからでも見える場所から逆に見下ろせば当然どこまでも見えるに決まってますよね、完全に盲点でした。ポンジアスーカルが石っころに見える。




こうしてツアーは終了しました。
ツアーバスにホテルまで送ってもらい、木下さんとは友情の証ことLINEを交換しました。その頃にはすっかり日も落ちてました。


旅の目的を一通り達成しました。
明日は夜の飛行機で帰るから、それまでにメーデーで逃してたお買い物をやり直したり、カフェでのんびりした後にゆっくり空港に向かえば良いかーなんて考えてました。


そんな時、木下さんからLINEが来ました。



「明日一緒にファベーラに行きませんか?」




次回


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