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今勝てる!連携密林エルフのすゝめ

※随時加筆修正しております 最終更新:2020/12/26

始めましての方は初めまして!

偽ヤマちゃんと申す者でございます。

皆さん、エルフは難しいと感じていませんか?
特に自然ロキサスなんてパワーはめちゃくちゃ高いけど、デッキとしての難易度は環境でもトップクラスだったりします。

エルフは使ってみたいけどちょっと敷居が高いなぁ……という方にお勧めのデッキがこちらです。

その名も連携密林エルフ!

(ドドン!)

UCLで颯爽と現れ、Tier1デッキと対等に渡り合い、ハヤテのごとく消え去った(重要)エルフ新機軸の「密林」タイプ。

その後、待てど暮らせど新たに密林タイプが追加されることもなく、もはや運営も無かったことにしようとしてるんじゃねえかという疑念すら抱いてしまう密林エルフ。

密林、覚えてますか?

(※UCLの時に私が使用していた密林エルフ)

私が初めてグランドマスターに到達した際に使用していたのが密林エルフでございまして、式神ウィッチ・妖怪ネクロ・進化ロイヤルが猛威を振るっていた、過酷溢れる環境を勝ち抜いた思い出深いデッキなのです。

しかし、現在のSOL環境は当時と比べてもハイパーインフレ状態。

今となっては密林エルフは正に過去の遺物、環境不適合、ぶっちゃけ産廃なのでございます。

「エルフ専」を名乗る人達ですらリサイクルを諦めちゃっている在り様なのでございます。

ただ、初体験というものはやはり心に深く刻まれているもので、環境が変わる度になんとか密林を活躍させてやろうと躍起になって参りましたが、どんなに頭をひねっても「良くてTier4」並のパワーしか出せない。

初恋は心の中にひっそりと仕舞っておくしかないのでしょうか?

……

……

諦めるなんてそんなのシャドウバースじゃねえ!

デッキのパワー不足?

直接召喚リマーガ疾走5点が弱い?

守人がブス???

自分が愛した女をいつまでも輝かせるのが男の甲斐性じゃろが!

そうだろルシア!!?

というわけで前置きが長くなりましたが、SOL環境に於ける「密林エルフ」の戦い方をお伝えしていきたいと思います。

新たにカードを生成してデッキを組むほどの価値は正直全くないんですが、カード一覧に眠ったままになっている密林カード達を再び輝かせてみたくありませんか?

そして、エルフ1700勝の微妙なエルフ専が趣向を凝らしたデッキで是非とも遊んでみて欲しい!
長文になりますが、お付き合いいただければ幸いでございます!

デッキ構築編

薄々気づいていらっしゃる、もしくは実際に試した方はご存じだとは思いますが、流行っているデッキに密林を入れることで全体的なパワーが激減します。

コンスタントに勝率7割出せるデッキが勝率5割以下まで落ちます。

素人にはおすすめできない。

アクセラ軸との噛み合いも非常に悪い。リマーガ召喚の為にしこしこ動くくらいならさっさとアクセラ回してアイリーネでOTK決めた方が精神的によろしい。

アグロに組んだところで密林を出し入れしている暇があるなら疾走フォロワーで顔削った方がよっぽど勝てる。

じゃあ、どうすりゃいいのさ!

これからご紹介するデッキは今までの密林の理想ムーブと思われていた「7リマーガ」を端から目指しません。

目指すべきは「7フェイラン」であり、9~11ターンでリーサルを取りに行く「アグロをしながらコントロールも出来ちゃう連携密林エルフ」です。

これを読み終えた時には貴方もきっと密林エルフでランクマに潜りたくなっていることでしょう。

(MPをゴリゴリ削られる)覚悟の準備をしておいてください!

確定枠

まずは確定枠のカードたちを紹介していきましょう。主な使い方や採用理由も軽く書いときますね。

クロスボウスナイパー:アグロムーブの立役者。マリガンで1枚は必ずキープします。1ターン目クロスボウ、2ターン目守人、3ターン目守人・クロスボウとか動けたら今夜はドン勝。3枚。

密林の守人:言わずもがな、このデッキの主役。生成されていない素の守人はいつだってマリガンキープ。こいつがブスに見える人は心の目が曇っている証拠です。馬乗りで完全に主導権を握られた状態で下卑た言葉を吐かれる妄想をしながら腹筋をすこれ。3枚。

森林の撃砕者:守人よりもかわいい。それだけで採用の価値がある。守人3枚目以降から起動する盤面2点ダメージは割と弱いが、案外イルガンノに刺さったりするので重宝する。マリガンキープ対象。あとかわいい。ていうかこの子が「密林の守人」だったらブスエルフと揶揄されることもなかったのでは……?そこんとこどうなんですかCygamesさん? 3枚。

プラントエルフ:UCL環境で密林のパワーを一気に押し上げた神アディショナル。今はただの紙。全体に飛ばしとけよ。一体に一点とか全然足りねえんだわ。と言いつつ貴重なランダム1点はイルガンノに刺さったりするので割と重宝する。進化権使用優先度1位且つマリガンキープ対象。3枚。

原生林の族長序盤はクソの役にも立たないが、中盤以降めちゃくちゃ光るのは年の功か。こいつに進化を切るタイミングが非常に重要。手札に守人を沢山抱えている時に進化・もしくは疾走で攻撃すると手軽にセルフ庭園気分が味わえる。後半の疾走と攻撃時効果を存分に使いたいデッキなのだが、序盤に3枚揃う大事故が起きてからは2枚にしてる。(事故らなくても負けるけど)2〜3枚。

フォレストエース・リマーガ:守人6プレイするまではただのおっぱい。されど、そのおっぱいで並みいる強豪を駆逐してきたのは事実。テンポラリーで作ってから一度も引けなかったのでオーブ突っ込めなくて後悔している。序盤にアクセラで使うと道中で7コスリマーガを引いてしまう可能性があるので使い所に注意。マリガンキープは他の2コスとセットの時くらいでいいかな。3枚。

天覇風神・フェイラン:このデッキのキーパーツその①。空から舞い降りてくる太ももに挟まれたい……とか考えているとかなりの確率で手札に召喚されてしまう駄目風神。7ターン目にフェイラン直接召喚+守人展開→8ターン目リマーガ直接召喚+その他フォロワー。この盤面を作れればかなり勝率が上がります。2~3枚。

導きの巫女・コッコロ:貴重なドローソース兼、癒し枠。バブみを感じさせてくれるだけでなく、実際にUBでHPを癒してくれるので採用の余地しかない。序盤に雑に切ってもいいし、UB発動まで取っておいてもいい。フェイランバフとコッコロバフを同時に乗せられたら明日地球が終わってもいいんじゃないかなとさえ思う。3枚。

ゴブリンクイーン:後攻4ターン目最強ムーブ。先行に超有利盤面を押し付ける上、たった一枚で連携を3進めてくれるのでハンドが枯渇しがちな密林デッキを下から支えてくれる。進化権が切れた後もフェイラン召喚時に守人と一緒に並べることで面を強くできる。正直全然萌えないけど、これを入れておかねば勝てぬ(血涙)。2枚。

蜂の襲来:このデッキのキーパーツその②。ローテーションのほぼ全てのフォロワーを最大3体まで一撃で葬り去ることができる最強スペル。その時の状況に応じてエンハンスと3コスを使い分けられるのも◎。「蜂の襲来」をこんなに高く評価してるの世界中探しても俺だけだと思う。序盤の邪魔なフォロワーに使ってもよし、リマーガ直接召喚後に守護を退けるのに使ってもよし。密林エルフを「あれ、結構互角に戦えるじゃんwww」と勘違いさせてくれる良カード。もちろん3枚。

《世界》・ゼルガネイア:このデッキのキーパーツその③。ナーフされてもなお強し。エルフのその他軸のデッキからは姿を消しているが、コントロールデッキには採用不可避のフォロワーである。こっちの打点を通す前にやられる事を防ぐ為の保険/フォロワー破壊+5点回復+2ドローというコスト以上の動き/10ターン目の全体4点バーンetc……密林エルフに足りないところを1枚で補ってくれて偉い。あと、左上のお姉さんがエッチ。2~3枚。

対空射撃守人/リマーガ/ゼルガネイア/撃砕者/邪魔なフォロワー何でもかんでも回収したついでに盤面に3点飛ばしてくれる良カード。フォロワーを出し入れする快感を貴方もぜひ味わってください。クロスボウスナイパー・守人系2コス・リマーガ辺りとはマリガンでセットキープ。もちろん3枚。

自由枠

さて、自由枠は豊富にご用意させていただきました。

ここら辺を好みで入れて環境に、自分のスタイルに合わせて色々と弄ってみてください。個人的に使い道の見出せたカードばかりですのでご笑覧頂ければ幸いです。

サボテンカウボーイ:1/1/1突進。ラスワで駿馬を出す。突進がエルフクイーン進化後に1点足りない場面とかイルガンノに刺さったりするので割と重宝する。よりアグロチックに動きたいなら採用しても良いだろう。

クロスコンビネーション:1コス2点スペル。このカードの前に2プレイしていたら守人を手札に加える。雑に先1カゲミツ出して来たロイヤルに無言で打ち込んであげると気持ちよくなれる。あと、この2点がイルガンノに刺さったりするので割と重宝する。守人を加える効果を実現できるのは大体4~5ターン目以降だと思うが、序盤の軽除去としても有用なので採用は2〜3枚というところか。

クラウドギガース:守護が少ないデッキなので「このターンだけ顔守りたい」という時に2/5/5はものすごく重宝する。6ターン目にこいつ&ゴブリンクイーンで5/5が3体並ぶのは完全にギャグ。次のターン勝手にデッキに戻ってくれるので邪魔になりにくい。とは言え1枚あればいいかもしれない。

妖精の開花:現状アクセラはリマーガのみ。他にアクセラを組み込むなら採用も有りか。進化権を大事に使いたいデッキなので、進化権付与はありがたいし、ドローもできるならそれもまたありがたい。疾走付与までつけたいなら普通のアクセラデッキ使ったほうがまし。

神託の大天使・ガブリエル:皆さんご存じ超絶バフお姉さん。バフもいいけどぱふぱf(自主規制) 主な使い先はリマーガになるでしょうね。8ターン目フェイランと同時起動だとリマーガが11/11になる。お手軽ロマン砲の完成だ。入れるなら2枚は欲しいかな。

アサルトジャガー:3/3/2突進、ラスワで守人生成。7リマーガを目指すなら3コストは重いが、このデッキは8~9リマーガを狙ってますので中盤の処理役として入れて損はない。ケンタウロスみたいな半獣人だと思っていたのは私だけではないはず。基本2枚採用、アグロ対策するなら3枚かな。

森を彩る者・エルフクイーン:進化で手札の枚数参照のダメージをばら撒く太ももがエッッッッッッッッッなお姉さん。ついでにドローもしてくれるのでありがたい。更に進化時効果がイルガンノに刺さったりするので割と重宝する(しつこい)。進化後4/5スタッツが上から取られがちなので割と悩ましいところではあるが、相手に盤面を並べられた時の緊急回避としては十分すぎる働きをしてくれる。ただ、手札は常に4〜5枚程度しかないので大型並べられると無理。

フェアリーアサルト:連携を4進めてくれる良カード。先行4ターン目の軽除去としても十分機能する。エンハンスで使えば12点盤面を削ってくれるので、終盤のリマーガの打点をほぼ間違いなく顔に叩き込める最強のサポートカード。フェイランのバフを乗せるだけでも強い。

シヴァ:コスト的には重いが、シヴァを出した後の効果がバカ強い(特にバフと4点バーン)。手札が悪いから6ターン目にポン起き/リマーガ召喚後にポン置き/ゼルガネイア直接召喚後にポン置き……フェイランと自分のバフが重なると7/7守護が出来上がるので相手が処理に手間取ること請け合いである。ただ、シヴァの効果を忘れていきなりリーサルになって驚くこともあるので注意が必要だ。引けても引けなくてもどちらでも構わないので1~2枚採用か。

探偵の推理:現状、鯨ドラゴンでしか使われていないスペルだが、手札枯渇が付きまとう密林エルフでも案外役立ったりする。最低でも5点くらいは出してくれるので、そこそこの守護なら手札を補充しながら突破できる。手札が多い=その後の選択肢が多くなる=リーサルに繋げやすいと良いことづくめなので、採用する価値は大いにあるだろう。

ギガントパスチャー:相手リーダー含む全体にバーンダメージはとっても便利☆枠の都合上、他の乗り物系フォロワーを入れられないしアミュレットも積めないので2点しか飛ばせん6コス使って2点。出てくる乗り物は強いけど6コス使って2点。なので使い所としてはアクセラ、リマーガ召喚前後の軽除去として使うのがメインになるか。8ターン目にパスチャー&守人で動けばリマーガと合わせて5/5と5/6と6/7守護持ち(+フェイランバフ)が並ぶので、相手が処理仕切れない可能性が高い。

アイギスシールド・アテナ:10ターン目、ゼルガネイア直接召喚時に使いたい最たるカード、それがアテナ。全クラスで使用できる強化版(特に乳)ユカリである。ユカリも十分大きいのだが、こちらは面積と柔らかさで勝っていそうである。何の話をしているのか。

爆炎の魔人:雑に相手リーダーに5点飛ばしてくれる飛び道具。10ターン目より前では盤面に触れないのでフィニッシュのタイミング以外では使いづらいが、5点が割と馬鹿にできないことも確かである。8ターン目のリマーガ+シヴァ効果+爆炎・10ターン目のゼルガネイア直接召喚+リマーガ+爆炎で相手の顔面に14点ぶち込むことができる最強のロマンカード。爆炎の魔神バウンスで毎ターン確定5点をチラつかせて相手の心を折ることもできる。ロマンを取るか、安定を取るか。このチョイスは個々人の性格が出る部分だろう。

フォレストダーク・レオネル:本体よりもアクセラで使いたいカード。進化権を無駄に使いたくないデッキゆえ、一度の進化で複数のフォロワーを取りたいけどこっちの盤面が空になっちゃうよぉ……そんな時に活躍してくれるのがこいつのアクセラ5点ダメージである。もちろん、本体もリマーガ召喚後に相手の守護を剥がすのに一役買ってくれる為、採用して損はないと思っている。入れるなら迷わず3枚入れる。

プライマルギガント:本体でもアクセラレートでも活躍が期待できる1枚。顔の殴り合いになるとデッキパワーの差で大抵負けるので、ゼルガネイアの回復だけでは足りない場面が多い。そんな時にアクセラプライマルを併用すれば一気に9点回復でリーサル圏外まで逃げ切ることも可能である。そして、特筆すべきは9コスの本体。アクセラ使用後の7コスリマーガと8コスリマーガが事前に破壊されていれば、本体の能力で二体リアニメイトされることもある。夢のリマーガ3人そろい踏み。そう、これは祭りなのだ。おっぱいフェスティバルの開幕である。最高じゃあないですか。おっぱい運に自信がある人はプライマルガチャに挑戦してみても良いだろう。

不採用カードについて

あれ、このカード使えないの?と思ったカードがきっとあることでしょう。

私が密林エルフの最適解を模索していた道中で、使用感が悪くデッキから離れて行ったカード達も山ほどいます。

一部ではございますが、ここで紹介すると共に個人的な不採用理由もお伝えしていきましょう。

森林の狼:昔の密林デッキには同系カードの「自然の導き」が採用されていました。エルフといえばバウンスカード、それくらい重要なスペルカードなんですが、如何せん密林に比べ他のデッキのパワーが高すぎて「ドローしつつ盤面を空ける」だけのカードが弱いんですよ。こと現環境の密林に限って言えば相手の盤面に干渉できないカードはすこぶる弱いと考えた方がいいです。本体の疾走はそこそこ使えますが、7コス4点疾走とかハンマーモンキーにも劣るので不採用となりました。

ハンマーモンキー:上でも名前が出ましたが、今回の密林エルフはアグロではなく、コントロール寄りのデッキタイプなので不採用です。6コスで4点、9コスで6点出してくれるのは偉いかなと思った時もありましたが、雑に爆炎の魔人を投げた方が手っ取り早いことに気づきました。同じ3コストならアサルトジャガーの方が上だと思います。

天香の剣士・ルヴァン:結晶1の体力2以下破壊は魅力的であり、本体のファンファーレでのフォロワー破壊も魅力的なんですが、前述のとおり今回のデッキでは「森林の狼」を採用していない為、破壊数4回目以降の5点バーンを一生飛ばせないことに気づき不採用。連携カウントも進められないしハンマーモn(以下略)

地を裂く異形:フィニッシャーとしては必要十分な強さだが、8ターン目くらいには既にハンドが2枚しかないという状況がザラなのでこの子を育てる手段がない。うぅ……あんたを育ててあげられないお母さんを許して……という感じで6コス6点で守護に阻まれるかもしれないフィニッシャーを出すくらいなら雑に爆炎n(以下略)

こいつら使えるでしょ?と思われがちだけど不採用としたカード達でした。

他にも密林をアクセラ軸に組み込んだり、乗り物系を増やしたりと色々と試してみましたが、大人しく流行のエルフデッキ使っとけという結論に至りました。

密林のデッキ全体デバフやべえぞ

死のデッキウィルスどころの騒ぎじゃない。

切実な上方修正を求めます

連携密林エルフ実戦

さて、いよいよ実戦です。まずはマリガンから説明していきましょう!

先後問わずキープ

クロスボウスナイパー=密林の守人>森林の撃砕者≧プラントエルフ>リマーガの内二種類(ハッピーセット)

上記の一種とセットキープ

対空射撃、ゴブリンクイーン(後攻時)

あとは全部マリガンで返して下さい。エルフクイーン積んでても返していいです。このデッキの肝は「7フェイランを決めつつ8リマーガ直接召喚」ですから。

守人関連を集めつつ連携進めないと勝てません。重いカードは全部返却しましょう。

進化権の優先度

その時の状況にも寄りますが、優先的に進化権を切っていきたいのは下記の3種です。

プラントエルフ/ゴブリンクイーン(後行4ターン目)/手札に大量に守人を抱えている時の原生林の族長(守人3枚以上起動していない時or無条件で疾走5点を相手顔面に叩き込める時)

全て進化時効果が強いフォロワー達ですね。

ただし、後述しますがこのデッキはなるべく進化権を温存しながら戦いたいんですよ。

相手の最強ムーブを想像し、自分のリーダーの体力や手札と相談しながら相手にプレッシャーをかけられる有効なタイミングを見極めて進化権を使用する必要があります。

雑に進化切っちゃダメなやつ。

大事な説明が済みましたので、実際の試合画像をご覧いただきながら理想の流れを解説していきたいと思います。(サンプルデッキとは多少カード内容が違いますが、大まかな実戦の流れをつかんで頂ければ幸いです。)

VSネメシス

マリガン:これは理想的な組み合わせなので全キープしていきましょう。

ぶっちゃけどんなクラスが来ようがやることは一緒なので、マリガンから○○ケアで△△キープ……とかしなくていいです。

このデッキは自分のやりたいことを押しつけながら勝つか負けるか負けるか負けるかだけなので。
コストを使い切りつつフォロワーを並べることが、結果的に自分の体力を守ってくれることに繋がります。

1ターン目:お相手はイルガンノをプレイ。こちらはクロスボウスナイパーをプレイ。
何度も言いますが、10連携を7ターン目までに達成し、8ターン目でリマーガ直接召喚を狙って行きます。

コストを余すことなく使い切りつつ守人のプレイ枚数を稼ぐのが最善であり理想です。ていうかスクショ下手すぎか。

2ターン目~3ターン目:相手が暗器使いを出しつつ盤面を無視して殴ってきたので、トップで引いてきたサボテンカウボーイでイルガンノを取り、対空で暗器使いを取ってトップで引いてきたクロスボウスナイパーを3体並べた状態がこちら。

この時点で連携5を達成。守人も5枚見えているので超上振れ。

4ターン目:お相手がシルヴィア自動進化のみで終わったので助かったところもあります。トップで族長を引いてきたのでこれで守人6枚は揃いましたね。

ここのフォロワーの当て方わかりますよね?

プラントエルフでシルヴィアに当たり、クロスボウスナイパーでイルガンノを削って守人プレイでとどめです。ネメシス戦では顔を詰めるより勝利条件(連携と守人カウント)を整えた方が勝率上がります。
ちなみに、後攻4ターン目、ネメシス対面で場にイルガンノがいる場合、手札にゴブリンクイーンが有っても出さない方がいいです。確かに後攻最強ムーブなんですが、5/5のスタッツの高さを上手いこと利用されて返しのターンでヴォイドリアライズを手札に加える所までやられてしまうことが多いです。
ヴォイドリアライズ一枚でこちらのプランが台無しになる場合が多いので、そこだけは注意しましょう!

5ターン目:相手がゴブリンクイーン・イルガンノ・ゴブリンで動いてきた後の返しのターン。手札の族長進化でゴブリンキングを倒したところです。全部の守人が1コス、しかも出す度に盤面に1点飛ばす。脳汁出るやつね。

ここはプラントエルフでゴブリンクイーンを取って守人1枚出してイルガンノを削っておきます。ヴォイドリアライズは絶対手札に加えさせてやらない。

6ターン目:イルガンノで族長を取ってパペットボックスでなんやかんや動いてきたターン。サボテンカウボーイをトップで引いてきたので中央の守人にバフ乗ってます。

かなり強い盤面ですし、ゴブリンクイーンが手札にあるので進化権を残しておきたかったんですよね。相手にAOEも無い(多分)ので楽に勝てそうですね。

7ターン目前半:イルガンノ進化やら何やら使われてあれだけ優位だったこちらの盤面が完全崩壊でこの状態。駿馬のバフを入れたのが完全に裏目で、この盤面を作られた上にヴォイドリアライズを入手させちゃいました。

ていうか7コスでやっていい動きじゃねえだろネメシスさんよぉ!

……ふぅ。

お相手のドヤ顔が目に浮かびますね。

手札も一枚しか無いし、完全にリタイア案件じゃんねえ……と普通なら思うところではありますが、ここからが連携密林エルフの本領ですよ皆さん!

連携は10を達成、守人も6プレイ済み。

さあ、おいでませ!直接召喚!!

7ターン目後半:コッコロを引いてきたことも相まって、リソースを回復しつつ完全に逆転した図がこちら。

進化権を残しておいたおかげでここまでの盤面を作り上げることができました。

これが今の密林エルフの姿ですよ皆さん!(ドヤ顔

8ターン目:動揺しすぎてバグってしまったのか、グダグダな動きでお相手はリタイア。

手札にヴォイドリアライズを抱えてたんで、もうちょっと戦えたとは思うんですが、リマーガ・フェイラン・ゴブリンクイーンのコンボに完全に精神をやられてしまったのでしょう。

相手の動揺を誘い、盤面もプレイヤーの精神も破壊する。

それだけの力がこのデッキにはあるのかもしれません。(錯覚)

別パターンの勝ち筋紹介

世の中にはこちらの理想ムーブを完全に上回ってくるデッキが存在します。

というか密林と比べたらそんなデッキしかねえわ。

それ以外にも下振れて守人カウントが進まない、連携が進まない、フェイランが手札に全部来た、なんてことも良くあります。

そんな時の戦い方(ゼルガネイア絡みのリーサル)を説明しておきましょう。

VS自然ロキサス

何とか8ターン目までは耐えましたが、道中の盤面処理に追われ、この時点で守人カウントは5。フェイランだけ直接召喚されてきた盤面です。
ていうかマリガンで襲来フェイラン襲来が来た時点で諦めムードでしたわ。

相手もロキサスが引けずに若干事故り気味だったのでギリギリ渡り合えていた感じでしたが、満を持してのロキサス登場。

背後に「YOU LOSE」の文字がにじり寄ってきている状況ですが、基本事項である「進化権をなるべく温存しつつ」「粛々とフォロワーを出して連携を稼ぎ」「リマーガ召喚後に逆転」するしかありません。

目指すべき場所は常に同じです。

スクナ&スクナで負けだなーと思いつつ、とりあえず守人を出して蜂の襲来で盤面を取ります。

だってシャドバは最後まで分からないじゃんねえ!

9ターン目:2ターン連続ロキサス決められて完全に試合終了のお知らせ。

ただ、蜂の襲来のおかげで大きい守護を全部剥がすことができるのがせめてもの救い。

相変わらずスクナ二枚で負けだが最後まで粘るしかない。

10ターン目:スクナ&スクナは回避。ただ、盤面を全処理されてからのスタート。ここで二枚目のリマーガとゼルガネイアが直接召喚。

ゼルガネイアで叩くか迷ったが、これ以上自分の体力を減らすとせっかくの逆転の目を潰すことになりかねないので、エルフクイーン進化から盤面に守護2枚並べて強くする択を選びました。
フェイランフェイラン守人で動けば進化権は温存できましたが、守護一枚は心許なかったので。

11ターン目:返しのターンで3度目のロキサス。ことわざみたいになっちゃってるが3度目でもギリギリ耐える。

むしろ3回ロキサス出されて耐えてる密林すげえ。(気の所為)

途中で堕落の決意を打たれてゼルガネイア以外は消え去りました。3人目の直接召喚リマーガとゼルガネイア。
トップで引いてきたゼルガネイアで回復したところで……な場面ですが……

右手に全てを賭けるしかありません。

コッコロと対空射撃キタ━━━━(゚∀゚)━━━━!!

これは完全に主人公ムーブ。

ゼルガネイアの二択でヴァーミンが残ってしまったので、恐らくこの組み合わせでしかリーサルを取れなかったという絶妙な組み合わせ。まさに奇跡のドロー。

というわけで突然ですがリーサルクイズ。
盤面を見ながらちょっと考えてみてくださいね。

コッコロ出し→ゼルガネイア(進化前)対空→ヴァーミンハンターにリマーガ当て→ゼルガネイアで顔

9点+4点バーンでぴったリーサルですね。

密林でTier1葬って草。

このデッキの主軸である連携と、主だった2つのリーサルプランを見ていただきましたが、何となく方向性・戦い方は掴めてきたでしょうか。苦戦を強いられますが、粘り強く戦えるのが連携密林エルフの醍醐味ですよ。

連携密林エルフのまとめ

進化権はなるべく温存しよう!:プラントエルフ進化後の能力・撃砕者のバーン・蜂の襲来等を活用し、進化権を温存しつつ、最後の進化権を使った時に最高に有利な状態を作り出そう。特に先行時の進化権二回は貴重です。進化置きなんて無駄プは絶対にしないように!負けます!
1ターン目から効率よく動いて連携を進めよう!序盤から効率的に動き、徐々に相手の顔を詰めながら「7ターン目フェイラン・8ターン目リマーガ」の直接召喚を狙おう。フェイラン召喚時に強い盤面を形成できれば、相手が大量にリソースを消費してくれるのでお互いに手札カツカツ。でも、こちらだけ0コスでリマーガとフェイランが飛んできてくれます。地力で負けてるなら泥仕合に持ち込め!
デッキが回っていない時はコントロールプラン!下振れている時は相手の盤面を処理しながら粘り強く戦い、10ターン目のゼルガネイアまで耐えよう!ゼルガネイアが何とかしてくれるかもしれないし、どうにもならないこともあるし、大概やっぱりどうにもならない!もうそれはしょうがない!

説明は以上となります。

正直ここまで色々なタイプの密林デッキを組んで、色々なカードを入れ替え差替え試してみましたが、やはり環境デッキ達と比べても密林エルフのパワーは格段に低いです。そこだけは揺るがない。

ただ、このデッキにはエルフの、シャドウバースの基本が全て詰まっているんですよね。

マスターランクを目指しているけど中々勝ちきれない……そんなエルフ専の方々にこそ使って頂きたいデッキなんですよ。

進化を切るタイミング盤面を取るのか顔を詰めるのか相手が次にどう動いてくるか(何を出したいか、最も強いと思われる動き)を予測してこのターン何をするか自分のデッキに残っているカードを考えながら常に最善の方法を模索するリーサルが近づいてきたら必ずしっかりと考える(このターンでリーサルはあるのか、何を引ければ勝てるのか、相手のリーサルをどうすれば回避できるのか、有利な盤面を作るにはどうすればよいのか)

デッキの基本パワーが低いので、これらを蔑ろにしていては環境デッキに太刀打ち出来ません。だからこそ、密林デッキで勝てるようになるという事は「シャドウバースに必要な地力」を身に付けることが出来た証拠になるのではないでしょうか。

マラソンでは高地トレーニングと呼ばれる高負荷トレーニングがあります。酸素濃度の薄い場所でトレーニングすることで、全身の持久力の大幅な向上が期待できるそうです。

パワーが低いデッキで戦う負け続ける勝つ為にどうするべきかを考える様になる勝つ為に必要な動きや考え方が自然と身につく環境デッキに持ち替えた時に昔の自分と比べて格段に勝率が上がる自分に自信がつく外見にも気を使うようになる彼女が出来る密林エルフのおかげで人生のグラマスへ

成功への第一歩を踏み出そうよ!(謎の進○ゼミ感)

終わりに

デッキ相性一覧とかも載せようかなと思ったんですが、互角に戦えるのは(下振れている)連携ネメシスくらいで、大抵のデッキには不利が付きます。

ただ、清浄ビショップ対面も、ユカリとカインドブライトさえ飛んでこなければ蜂の襲来とゼルガネイアのおかげで割と勝てたりします。この密林デッキは進化権を温存しながら戦うのがメインなので相手に二枚目の清浄の領域を置かせずに押し切ることもしばしば。

唯一有利が付くのはアグロで押し切れることの多いドラゴンですね。

では、最後にアグロムーブを華麗に決める密林エルフをご覧いただいて今回の記事を締めると致しましょう。

VSディスカードドラゴン

序盤の動きが弱いドラゴンには相変わらずアグロムーブがめちゃくちゃ刺さります。連携密林エルフの基本的な動きをしていけば特に問題ありません。

プレシオサウルスを出す頃には大体こんな感じです。手札も強いので楽勝です。

顔進化を決め込んであと4点。まあ余裕ですね。

回復されつつ更地にされたけど、次にリマーガとフェイランが召喚できるので何とかなるでしょう。

プラントエルフ進化で盤面を強くしておいて万全の構え。

ゲ オ ル ギ ウ ス コ ロ ス 

まだ舞える。

まだ舞

ど゛う゛し゛て゛な゛ん゛だ゛よ゛お゛お゛ぉ゛お゛!゛!゛!゛

ここまで読んでくれてありがとうございました!

みんなも(フリーマッチで構わないので)密林エルフを使ってみてくださいね!

懐かしいし、思ってる以上に面白いデッキなんだぜ!!

勝率5割。それでも使ってほしいわね!

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