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イジンデン 鴨長明リバイバルver2

前回の記事から変わったり変わらなかったりしたので記録を兼ねて。
デッキコンセプトは、鴨長明を生かした青緑ダ・ヴィンチ。勝ち筋は、相手の円形闘技場を鴨長明で牽制しているうちに、円形闘技場+鴨長明とミケランジェロでのガーディアン追加による数の優位をとって勝ちます。
前回のデッキはこちら

デッキリスト

デッキ42
【イジン】18
ドナテッロ4
ジャンヌ・ダルク4
メアリー2
鴨長明3
ミケランジェロ2
ダヴィンチ3

【マホウ】5
ストーム2
リバイバル3

【ハイケイ】7
革命の広場4
円形闘技場3

【マリョク】12
緑オーブ4
青オーブ4
ウォーターポット4

魔力ベースの変更

 ポプリ1⇛0 ウォーターポット3⇛4
 鴨長明は場に偉人がいない場合、2レベルで場に出せる能力がある。4レベルの偉人を2レベルで指すことができるのはテンポ的にアドバンテージを得られます。しかし、このデッキは序盤の潤滑油ドナテッロや、赤がないため墓地肥やしの仕事を一任されるジャンヌ・ダルクがいるため、メインカラーはあくまでも青ということになります。1T目から青色が出ることは必須条件と言えるため、緑色は出たらいいな、程度の扱いにしないとデッキの機嫌が悪いと虚無を掴むことになります。
(確率的には、緑マリョクはキープ基準にならないのでマリガンなし、デッキ枚数40枚で緑マリョクソース4枚投入の場合初手率約50%。大体5レベルに達する=円形闘技場が場に出てくる4ターン目に緑マリョクが引けている確率は70%。)
 そのため、メインカラーが青ならば、緑が引けなくてもデッキの体をなすようにしなければなりません。
 このデッキは比較的受けのデッキなので、赤による速攻に少しでも耐えるために、序盤を支える色が確実に出る魔力ベース(期待値が1枚以上になる7枚以上)にする必要があります。
そのために魔力の構成を青8:緑4に変更しました。

鴨長明の枚数の変更

 鴨長明4⇛3
 鴨長明はあったらいいなのカードなので、相手の最速円形闘技場の上ブレはしょうがないと諦めます。お互いめくり合いのなかでの相手の円形闘技場トップでイージーウィン!を咎めるための鴨長明の運用にするなら、4枚ではなくてもいいと思います。

その他の枚数の変更

 ジャンヌ・ダルク 0⇛4
 
リバイバルとレナルドダ・ヴィンチを軸にする以上、墓地肥やしは実質のドローであり、ピン差しや二枚差しのカードへアクセスができるようにする方法でもあります。しかし、色の関係で鎌足は入らないのでジャンヌをフル投入。序盤の支えにもなります。
 円形闘技場2⇛3
 デッキのイージーウィンのパーツであり、革命の広場とのコンボにも使用するため増量。5レベルなので出すのに時間がかかるため4ではなく3。余った円形闘技場は鴨長明でガーディアンにします。
 ミケランジェロ 1⇛2
 1だと流石に引けなかったり、引けても終盤になるため増量。1枚から2枚にたった1枚増えるだけで、引くことのできる確率が2倍になるので。円形闘技場があれば1枚で場にアタッカーを2枚展開できるので、デッキにマッチしている。あとは相手ターンにアクションする手段を提供するカードなので、この点でも受け気味のデッキにマッチしています。
 モナ・リザ 2⇛0
 鴨長明がいると強いモナ・リザも無駄牌になりがちなので抜きました。「あったらいいなはなくてもいい」、という金言に従いました。
 レオナルド・ダ・ヴィンチ 4⇛3
 
枠の関係です。あえて言うなら、いくらあっても困らないカードですが、序盤に固まってこられるとちときついので。
 メアリー1世 3⇛2
 序盤のテンポを稼ぐ大事な役割であり、場に出たらやばい偉人を先に対処するための回答札でもあります。しかし、相手の展開を阻害できるがこっちの展開を進める力はなく、序盤に3枚来られると敗色濃厚になるので2へ。
 デッキをもっとアグレッシブにするならこの枠をリバイバルとダ・ヴィンチにしてもいいと思います。特にこのデッキは遅めのデッキなので、後半のリバイバルはとても強いため、リバイバルはできれば4欲しい。

小ネタ

・円形闘技場と鴨長明がいる状態で、墓地のハイケイをリバイバルで釣り上げると、召喚権を使わずに即応持ち3000のイジンを場にだすことができます。中臣鎌足が採用できない分こちらで補いたい。

・円形闘技場と革命の広場がある状態で、ガーディアンになっている革命の広場を革命の広場の効果で破壊するとドローしつつ手札に戻ってきます。鴨長明がいれば、戻ってきた革命の広場を再びガーディアンにでき、恒常的にアドを稼げます。
(円形闘技場、ミケランジェロ、リバイバル、革命の広場×2でもできる。必要枚数は多いけど。)

このデッキを回す上での注意点


革命の広場の使い方がとても難しいです。
以下難しいポイント
①何枚場にだすか
 革命の広場の効果は強制かつ相手にも反応するため、複数枚場にだすとすごい速度でデッキを引くことができます。2枚場にあれば毎ターン2~4枚は追加でドローすることができ、速やかに勝つことも可能です。一方で、相手の立ち回りによって強制的にドローさせられるので、デッキ切れを起こして負けてしまうこともあります。自力で場に出た革命の広場を除去することができないので、1枚置くか、2枚置くかの判断がとても難しい。3枚はやめたほうがいいと思います。
②メインフェイズ開始時に、何を破壊するか
 強制ではないけれども、革命の広場はメインフェイズ開始時にイジンを破壊することができます。これにより、攻めてこない相手でもドローを進めることができるのですが、選択肢が多すぎて最適解を常に選ぶことが難しい。
 場に円形闘技場がある場合はイジンとなったガーディアンも破壊することができるので、手札に戻ってくる革命の広場やミケランジェロでガーディアンにしたリバイバルを破壊することも選択肢として選べます。そもそも、場のイジンを破壊するということは召喚権を無駄にしているともいえるので、革命の広場で破壊すること自体が正しいのかという疑問もあります。それらを踏まえて、最適解を選ぶことがとても難しい。

最後に

 鴨長明は、円形闘技場対策としては、突破しようと思えばいくらでも方法がある程度の対策です。除去札でどかす、執筆の発動を止める、円形闘技場を1ターンに複数枚だす、などです。
 しかし、それには必ずカード一枚以上の対応札が必要となるので、それを引かれるまでの時間は稼ぐことができます。その稼いだ時間でこちらの場を整えて、早期に決着をつけましょう。

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