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好きな展開発表ドラゴン「蟲惑魔」

はじめに


好きな展開発表ドラゴンが
好きな展開を発表します


「 蟲惑魔 」


↑偉大なるご本家様

※これ以降の内容は遊戯王OCGの内容になります。
 ご興味がある方、どんな内容でも許せる方のみお進みください。




必要な手札

①任意の「蟲惑魔」モンスター
②手札から効果を発動できる「蟲惑魔」モンスター
③任意の通常罠

補足

①に用いるのが
【ランカの蟲惑魔】の場合は②を、
【トリオンの蟲惑魔】の場合は③を同時に満たすことができます。

デッキから「蟲惑魔」モンスターを手札に加える
デッキから「ホール」通常罠 or「落とし穴」通常罠を手札に加える

②は2024/7/3現在で【キノの蟲惑魔】と【ジーナの蟲惑魔】の2種類が存在しますが、コストを要求しない【キノの蟲惑魔】の使用を推奨します。

場に「蟲惑魔」モンスターが存在すれば手札から①効果を発動できる
場の裏側表示の罠カードを墓地に送ることで①効果を発動できる

③は【ホールティアの蟲惑魔】のコストにするカードで、「ホール」通常罠 or「落とし穴」通常罠であれば【ティオの蟲惑魔】で再びセットできます。

セットしたターンでも、手札から通常罠カードを捨てることで発動できる
墓地から「ホール」通常罠 or「落とし穴」通常罠をセットできる


展開例

手札が【ランカの蟲惑魔】と「任意の通常罠」の合計2枚からの展開例になります。

必要なのは【ランカの蟲惑魔】と通常罠カードの合計2枚

展開が長いため、キリのいい場所毎に区切っております。

1.【ランカの蟲惑魔】の召喚から【セラの蟲惑魔】の③効果まで

【ランカの蟲惑魔】を召喚し、①効果で【キノの蟲惑魔】を手札に加えます。

【キノの蟲惑魔】が既に手札にある場合は他の蟲惑魔でもOK

【ランカの蟲惑魔】1体を素材にして【セラの蟲惑魔】をリンク召喚します。

手札の【キノの蟲惑魔】の①効果を発動して特殊召喚します。

【キノの蟲惑魔】の効果が発動したことにより【セラの蟲惑魔】の③効果が発動します。

デッキから【ホールティアの蟲惑魔】をセットします。

2.【ホールティアの蟲惑魔】発動からエクシーズ召喚まで

先ほどセットした【ホールティアの蟲惑魔】を発動し、特殊召喚します。
《※1》:この際、手札から通常罠カードを捨てる必要があります。

ここで捨てたカードが「ホール」通常罠 or「落とし穴」通常罠であれば、後で回収できます

【ホールティアの蟲惑魔】が発動したことにより【セラの蟲惑魔】の②効果が発動します。

デッキから【ティオの蟲惑魔】を特殊召喚します。

《※2》:《※1》で「ホール」通常罠 or「落とし穴」通常罠をコストにしていた場合は【ティオの蟲惑魔】の②効果が発動できます。

コストにした墓地のカードをセットします。

<補足>
この時点で召喚・特殊召喚が5回行われているため、以降相手は【原始生命態ニビル】を発動できます。
ここでニビルを使われた場合の被害が一番大きいですが、墓地に【ホールティアの蟲惑魔】、盤面に再セットした通常罠があるので最低限の抵抗は残すことができます。

【セラの蟲惑魔】と【ティオの蟲惑魔】の2体を素材に【アロマセラフィ-ジャスミン】をリンク召喚します。

【キノの蟲惑魔】と【ホールティアの蟲惑魔】を素材に【六花聖ストレナエ】を【アロマセラフィ-ジャスミン】のリンク先にエクシーズ召喚します。

間違えると展開が止まってしまうので注意しましょう

<補足>
ここでニビルを使われた場合、【六花聖ストレナエ】の②効果でEXデッキから【神樹獣ハイペリュトン】を特殊召喚できるため1妨害になります。

3.【六花聖ストレナエ】の効果発動から【蟲惑の園】サーチまで

【六花聖ストレナエ】の①効果を発動し、墓地の【ティオの蟲惑魔】を手札に加えます。

【ティオの蟲惑魔】を【六花聖ストレナエ】のX素材にしている場合は墓地へ送る必要があります

【アロマセラフィ-ジャスミン】の②効果で【六花聖ストレナエ】をリリースし【ネコーン】を特殊召喚します。

【六花聖ストレナエ】をリリースして
【ネコーン】を特殊召喚します

【ネコーン】の特殊召喚後に2つの効果が同時に発動しますので、

(1)【ネコーン】の①効果
(2)【六花聖ストレナエ】の②効果

の順でチェーンを組みます。

まずは【ネコーン】の効果を選択して
続いて【六花聖ストレナエ】の効果を選択します

チェーンの逆順処理により【六花聖ストレナエ】の効果でEXデッキから【神樹獣ハイペリュトン】を特殊召喚します。

この時【六花聖ストレナエ】をX素材にします

その後【ネコーン】の効果で【蟲惑の園】を手札に加えます。

4.【蟲惑の園】発動から最終盤面完成まで

手札から【蟲惑の園】を発動します。

【アロマセラフィ-ジャスミン】を対象に【蟲惑の園】の③効果を発動します。

もしこの時点で墓地に魔法カードがあれば【神樹獣ハイペリュトン】の①効果でX素材にできます

墓地から【ランカの蟲惑魔】を特殊召喚します。

《※3》:《※2》で通常罠をセットしていた場合は【ランカの蟲惑魔】の③効果で手札に戻します。

一度手札に戻すことで【ティオの蟲惑魔】の②効果によるデメリットを回避できます

<補足>
相手のニビルが有効な最後のタイミングとなります。
EXのカードを大量に使用した後なので被害は決して少なくはないですが、まだ【蟲惑の園】と【ティオの蟲惑魔】が残っているため展開を続けることが可能です。

もしこのタイミングでニビルを使用されなかった場合、これ以降は【フレシアの蟲惑魔】の効果でニビルの効果を防ぐことができます。

【ランカの蟲惑魔】と【ネコーン】を素材に【フレシアの蟲惑魔】をエクシーズ召喚します。

召喚演出があるのはうれしいですね

【蟲惑の園】の①効果によって「蟲惑魔」モンスターをもう一度召喚可能になっているので、手札から【ティオの蟲惑魔】を召喚します。

【ティオの蟲惑魔】の①効果で墓地の【キノの蟲惑魔】を特殊召喚します。

【ティオの蟲惑魔】と【キノの蟲惑魔】を素材に【シトリスの蟲惑魔】をエクシーズ召喚します。

召喚演出が欲しいですね

【シトリスの蟲惑魔】の②効果を発動します。
この際、X素材の【ティオの蟲惑魔】を墓地へ送ります。

まだ使用していなければ、この効果にチェーンして【神樹獣ハイペリュトン】の①効果を発動することができます。

墓地に【セラの蟲惑魔】を残しておきたい場合は発動しなくてもOK

チェーンの逆順処理により【セラの蟲惑魔】を【神樹獣ハイペリュトン】のX素材にします。

墓地に残しておきたい方を選びましょう

【シトリスの蟲惑魔】の効果で2枚目の【キノの蟲惑魔】を手札に加えます。

《※4》:《※3》で手札に戻していた通常罠をセットします。

展開例は以上になります。


最終盤面

展開例の最終盤面

<手札>
【キノの蟲惑魔】(モンスター)
それ以外のカード ×3
<盤面>
【神樹獣ハイペリュトン】(モンスター)
【フレシアの蟲惑魔】(モンスター)
【シトリスの蟲惑魔】(モンスター)
【蟲惑の園】(魔法)
初期手札にあった「ホール」通常罠 or「落とし穴」(罠)
<墓地>
【ティオの蟲惑魔】(モンスター)
【ホールティアの蟲惑魔】(罠)「墓地効果あり」

個別解説

キノの蟲惑魔

お互いのメインフェイズに手札から特殊召喚できる効果を持ち、モンスターゾーンに居る限り自分の魔法&罠ゾーンにあるセットカードへの破壊を、それぞれ1度ずつ防ぎます。
主に【ハーピィの羽根帚】などによるセットカードの除去に対して特殊召喚し、破壊を防ぐ役割があります。

神樹獣ハイペリュトン

相手ターン中に1度、自身が持つX素材と同じ種類(モンスター・魔法・罠)の効果が発動した場合に、そのX素材を取り除いて効果の発動を無効にして破壊することができます。

展開例ではモンスターしかX素材にできませんが、自分のターンまで維持ができれば素材を追加できる効果で魔法・罠への対策も兼ねることができます。

フレシアの蟲惑魔

1ターンに1度、条件を満たした「ホール」通常罠 or「落とし穴」通常罠をデッキから捨て、このカードの効果として発動することができます。
採用しているカード次第で様々な状況に対処することができ、盤面に出たモンスターの処理から手札・墓地で発動した効果を止めるなど用途は多岐に渡ります。

更に盤面に居る他の蟲惑魔を戦闘・効果による破壊と対象選択から守る効果を持っているため、例えX素材を持っていなくとも維持するメリットはあります。

シトリスの蟲惑魔

相手のモンスターが効果によって墓地・除外へ送られた際に、このカードのX素材にできる効果を持ちます。
能動的な妨害ではありませんが「ティアラメンツ」の墓地融合を始めとした安易な墓地利用を許さないため、局地的な活躍が期待されます。

蟲惑の園

相手ターン中は自分の昆虫族・植物族モンスターそれぞれに1度ずつの戦闘破壊耐性を付与します。
一見地味ですが、妨害効果を持つ【フレシアの蟲惑魔】や【神樹獣ハイペリュトン】が戦闘で破壊されないだけでもありがたいです。

残念ながら【キノの蟲惑魔】の効果では守ることができません。

ティオの蟲惑魔

最終盤面の墓地にあるカードで、特殊召喚時に墓地から「ホール」通常罠 or「落とし穴」通常罠を再回収します。
後述の【ホールティアの蟲惑魔】とセットでの運用前提の効果にはなりますが、相手ターンに【フレシアの蟲惑魔】で墓地へ送った罠を再利用することで継続的に妨害を構えることができます。

ホールティアの蟲惑魔

墓地から除外することで、墓地の「蟲惑魔」モンスターを蘇生できます。
①効果を発動したターンには使えない制約こそありますが「蟲惑魔」の特殊召喚時効果をある程度好きなタイミングで使うことができるのが魅力です。
【トリオンの蟲惑魔】なら魔法罠の除去、【フレシアの蟲惑魔】や【キノの蟲惑魔】で除去から守る、ダイレクトアタック時に壁として召喚するなど様々な用途があります。

チェーン2以降で【ティオの蟲惑魔】を蘇生するとタイミングを逃してしまう点には注意しましょう。


実際に使用しているデッキ

拡大推奨

普段のデュエルでも基本的には上記の展開を作るようにしております。
展開の都合上コストとなる通常罠を素引きするデメリットが薄いため、気持ち多めに積んでおります。

【灰流うらら】を入れない理由としては【増殖するG】を投げられた時点で展開を止めることが可能な点と罠過多構築が噛み合っていることが大きな理由となります。
「蟲惑魔」自体がどう転んでも先攻有利なデッキのため、相手の止まるか止まらないかわからない展開をうらら1枚でお祈りする後攻ケアをするよりは先攻時の勝率が少しでも高まる構築にしたいというのもあります。

ゴールド~プラチナ間で楽しく遊べるくらいのデッキかなと思います。
流行のデッキ相手でも展開次第では勝てることはありますが、「VS」だけはどうあがいても無理でした。


おわりに

好きな展開を発表しましたが、いかがだったでしょうか。
個人的には【蟲惑の園】を持ってきつつ1枚の【ティオの蟲惑魔】の①②効果を両方とも使える部分が美しいと思っております。

長文になりましたが、ここまでお目通しいただきありがとうございました。
やはり好きなことについて語ってるときが一番楽しいですね。
…というかOCG記事書いたの実は始めてだったりしますね。意外。

それでは、またの機会に。


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