今年(2019)プレイしたゲームについて
「除夜の鐘…ゴーン…ゴーン…カルロス・ゴーン!と言いたいだけのヤツ!もう諦めろ!今年とお前はもうこれで終わりだ!」
と言うわけで、迫る年の瀬、皆様いかがお過ごしでしょうか…。
今年も終わるということで、今年遊んだゲームについての雑感です…。
BlackOps4
BO4は、昨年から引き続き、今年の半ばまでプレイを続けていたと思います。今までプレイしてきたFPSゲームの中で、最も良い成績を出せたゲームでした(キルデス比2.1くらい、SPM300超えくらい)。おそらく自分のフィーリングと合うゲームだったのだと思います。
直前に遊んでいたタイタンフォール2で、芋傾向のプレイが補正されたことも大きかったのかもしれません。
ただ、気がついたら自然とやらなくなってしまっていました…。
https://www.callofduty.com/ja/blackops4
JudgeEyes
今年の頭は、本格的キムタクゲーム「ジャッジアイズ」をやっていました。
舞台としてもゲームシステム的にも龍が如くのスピンオフ的作品…といったところなのですが、キャラが良く立っており、探偵ものとしての工夫もあり、ストーリー(アウトロー・リーガル・サスペンス・ミステリ)も良いという、面白いゲームでした。キムタクキャラも良かったです。ピエール瀧…でも話題になりましたね…。やり応えがありました。
…今、改めて公式サイト見たのですが、ピエール瀧の演じた羽村、外見・中の人差し替えになったんですね…。
http://ryu-ga-gotoku.com/judgeeyes/
エースコンバット7
同一月に「エースコンバット7」が発売となりました。
フライトコントローラまで予約購入して、非常に楽しみにしていました。 実際にゲームをやり始め、フライトコントローラの操縦桿を握りしめながらスクランブルに備えた時には、久しぶりに「ワクワク感」を味わったような気がしました。
…しかしながら、途中の「砂嵐の中で対空攻撃に耐えながら頼りにならない味方と一緒にトレーラーを探して対地攻撃をする」というステージで詰まり、面白さや楽しさもあまり感じることができず、元々対地攻撃も好きでは無いということもあり、そしてバイオハザードの新作が発売になったということもあり、そのままプレイしなくなってしまいました…。
今年一番のがっかりタイトルとなってしまいました…。周辺機器までそろえただけに、がっかり感が大きくなったのかもしれません。Not for me、というヤツなのでしょうが…。
バイオハザードre:2
一月の終わりから、バイオハザードre:2をプレイしました。
表現規制の関係から、Windows海外版(無規制版)でプレイしました。
圧巻のグラフィックと、ゲームバランスの再調整。特にゲームバランス(弾薬数の調整?)から、常に焦燥感と恐怖感が漂うゲームとなりました。
一度オリジナル版をプレイ済みではあるのですが、面白くプレイできました。バイオ4以降の不敵なレオンだったらどうなのか…といったこともIF的に考えてみたりもしました。
ハンクってこんなに格好良いキャラだったのか…と今更ながらに知りました。
表現規制ですが…。
別にグロ好きというわけではないのですが、作り手が必要と思って入れている表現がカットされた状態でプレイする、ということが、大きな損をしているような気持ちになってしまうので、オリジナル版が存在する状態での表現規制は嫌だなと強く感じます。
ウイッチャー3
二月から四月にかけて、ウィッチャー3をプレイしました。もはや自分が語るまでもない名作ですが、期待以上の面白さでした。
ゲラルトの、中の人の印象通りの百戦錬磨のタフガイぶり(言い回し)。ゲラルトのようなキャラをプレイヤーキャラとして扱える楽しさ。
本当にその世界を旅しているかのようなオープンワールド具合。
敵の習性を掴み、手を打っていくモンスターハンターぶり。
紛争地域を舞台としているが故の陰惨さ。人々の怒り、悲しみ、苦痛、絶望、死がそこら中にある。一方で、たくましい、あるいは優しい人々も確かにいる。
その世界観故に、ちょっとしたミニクエストも結構面白い…。
ちょっとしたミニクエストの例
敵軍の脱走兵を捕まえたからリンチ!という場面に出くわす。皆つるされた、だから俺たちもやり返す、目には目を!
そんな場面でどうするか。止めればこの人達と斬り合いになるんだろうなぁ…止めなきゃリンチ首縊りを鑑賞かぁ…どっちもいやだなぁ…ゲームなのにそういう選択させないでよ…というのが面白い。
助けた男が悪逆の限りを尽くしているのならば斬るしかない。しかしその男も家族のいる人間だった…。しかしその男が手にかけたひとびともまた人間。やはり斬るしかない。…というのも面白い。
色んな…色んなことがあったな…ダメダメな愉快な仲間達…最後は大体皆殺しにして一件落着のパターンだったな…どの思い出も…血でベットリしてる…。
この世界は、自分がやられたら絶対に嫌なことを権力や暴力を使って人にやらせようとする人が多くてゲラルトさんの剣が冴えますね。
「人は皆怪物を恐れる。誰が理性を持っているかそうではないかわからないからだ。俺達ウイッチャーはそうではない。俺達は人と怪物の狭間の存在だ。俺は理性あるものを殺さない。人怪物の区別無く、理性あるものを守るために俺は戦っている」と。
仮面ライダーかお前は。
また、ゲラルトのグウェントカードの台詞も良い…。
「世界を救う手段がそれしかないというならば、救わない方がマシだ」
ゲーム内カードゲーム「グウェント」も面白かったです。個別に切り出され、独立したゲームとなったことも頷けます。
まさに、ウィッチャーとなりその世界を旅しているかのような三ヶ月間でした。面白かった…楽しかった…。
※Windows版で、様々なModを適用しながらプレイしました。
https://www.spike-chunsoft.co.jp/witcher3/
魔人竜生誕(ゲームブック)
三月に、ゲームブック「魔人竜生誕」をやってみました。ゲームブックをまともにやるのは20世紀以来だったかもしれません。
この本の書籍版自体は、2008年に購入していました。手を付けるまで10年以上の時が流れた…。
細かい(慣れるとそんなことはありませんが)戦闘ルール、キャラクターシート、厳密なフラグ管理など、コンピュータゲームと比較するとユーザー側の負担が大きめかもしれませんが、遊んでみるとこれが想定していたよりもずっと楽しかったです。
テレビゲームだとハード側でソフト側でやってくれていることを、遊び手自身がやらなくてはならない。それが却って面白い感じがします。(そして、遊び手は人間なので、システム側操作としての役割を忘れたりすることもある)
Kindle版ではありましたが、ゲームに必要な環境を考慮して、デスクトップPC版のKindleでプレイしました。そして、Excelでキャラクターシートを作成しました。
PCでプレイしているのだが、このアナログ感…は独特の感覚がありました。
ゲームブック…単価の割には、この作品はストーリーに加えてシステムもよく練られていると感じました。
単なる分岐の組み合わせだけでは無く、ゲームとしてシステムがデザインされている、とでも表現したら良いでしょうか。媒体が紙なだけで、やっていることはコンピューターゲームと同じ…という表現はおかしいですかね…。
コンピューターの中システムロジック処理としてこんなことをしているのだなということがわかる、という体験をしている感じです。
ゲームデザインに直に触れている…。それが今、却って新鮮に感じました。
戦闘の中で、ゲームデザインによって一発逆転感というか必殺ライダーキック感というかファイナルベント感を味わえるというのは、なかなか凄いことなのではと感じてしまいました。
地の文での表現とは全く違うのだが…何だろう、作者からの遠隔操作感というか…。
話というよりゲームとして面白さがある、と表現していいのだろうか。直接感…とでもいうもの…。
そんなことを考えました。
https://gensoumeikyuu.com/gb10/
デビルメイクライ5
五月に入ってから、「デビルメイクライ5」をプレイしました。
リメイク版バイオ2のような本当に綺麗なグラフィックになっていました。
ストーリーも、いきなりの急展開(マジンガーZ対暗黒台将軍のような)で、強烈なヒキに満ちていました。
操作については、様々なアクションを、やろうと思えばかなりの複雑さでやれそうで、アクションゲームとしてのやりこみの楽しさはありそうだと感じました。
アクセルとブレーキ間違えるか普通、と思うのですが…。デビルメイクライ5では、メカ義手爆破廃棄ボタンがLB、ロックオンがRBなのですが、時折間違えますね…。いきなり義手爆破してしまうとヘコむ…。
Vというキャラは下僕を使役して戦うのですが…下僕のラインナップが…ロデム・ロプロス・ポセイドンなのでは…
ダンテさんの特盛り感がとても良いです。本編中では使い切れないだろうと思えるくらいのアクションてんこ盛り。
相手が悪魔とはいえ…なんて酷いボコボコボコボコフルボッコな戦い方をするんだ、という感じでプレイできて楽しいです。
やられても戦闘途中からコンティニューが可能なので、クリア自体はほぼ必ず出来るという作りになっています(自分は途中コンティニューはしないようにしていましたが…)。
キャラ操作は面白かったのですが、ボス戦があまり面白くありませんでした…。 お話のノリ自体は好きで、プレイし終えた今は満足感も十分に覚えているのですが…。
結局銃器でチマチマ削って、最後に超変身でボコって終わり、というのが…スタイリッシュにはほど遠い…しかし普通に戦うとなかなか勝てない…。
ボス戦よりも、モブキャラ相手の戦闘の方が楽しい現象が発動してしまいました…。
しかし、ゲーム全体としては、楽しくプレイできました。
http://www.capcom.co.jp/devil5/
トロピコ6
六月、トロピコ6を少しプレイしました。
独裁者版シムシティ…。
この手のゲームの時間の吸い上げ具合は本当に恐ろしく、楽しいのですが気がつけば時間が経過して人類はその数字に恐怖したという感じになってしまいます。
ブラックなシムシティ…。シムシティ同様の施設の中に、時折「検問所」とか「セラピーハウス」とか「海賊のアジト」とか入ってくるところが気になるところです。
もっとプレイしたいところだったのですが、時間の消費具合が恐ろしく、止めておきました。
※Windows版をプレイ
下図は最高指導者のはずなのに演説キッツーの図
https://www.jp.square-enix.com/tropico6/
地球防衛軍5
七月、地球防衛軍5をプレイしました。
いつもの内容と言えばいつもの内容なのですが、あのすさまじい大軍の群れと戦闘を繰り広げる、といった描写は単純にマシンパワーが無いと出来ないでしょうし、近年の据え置きゲーム機(私はPCでプレイしましたが…)だから出来る表現なのかなと感じています。
今作は、エースコンバット的プレイヤー持ち上げ感があり、プレイしていて気分が良いような気がしました。
ただ、今作は話の展開的に、ちょっと悲壮感漂う暗めの印象でしたかね…。もっと無敵のタフガイ寄りのネタでも良いのではと思うのですが…。 でもこうやって叫びながら撃ちまくれば問題なし!EDF!EDF!
※Windows版でプレイ
ファイアーエムブレム風化雪月
八月、積んでいたニンテンドーswitchをセットアップし、使い始めました。
ファイアーエムブレム風化雪月をプレイしました。ファイアーエムブレムシリーズとしては期待を裏切らない面白さがありましたが、自分のプレイ方法のまずさ故に、ちょっとずれた遊び方をしてしまったかなと感じています。
以下のような感じでゲームを進めていました。
完璧症候群というか、キャラのステータスアップがいまいちだとリセットしてやり直すということを繰り返しているため、なかなかゲームが進まない。そしてレベルがステージ難易度に対して上がり気味になり、戦いには特に工夫がいらない状態になってしまうという…。ううむ。どこかで割り切る必要があるのだろうが…。
ただまあ、そうやって育てる行為自体はおもしろいと感じてしまっている。ある意味ガチャをやっているのと同じか。
本来は、コマ(ユニット)をどう使って勝つか、を楽しむゲームなのだろうが。
ファイアーエムブレムを続けている。今回はみな良い成長具合だったのであっさりと話を進めることが出来た。
某団長のアレについては、何故鳳凰院凶真のように繰り返さないのか、と、感じてしまった。混ぜるな。
ストーリーはともかく(と書いたが、もちろんつまらないわけではない)、キャラを育てることが楽しい…というか、育てることに執着させられるゲームと感じる。それがあるのでつい続けてしまう。
スキルレベルアップの裏技?(壊れた武器を使い、相手を倒さないように戦闘を続けると、武器スキルだけは延々と上げることができる、という技)を知り、専らそれに時間を費やしていた。それはゲームとして楽しいのだろうか?という疑問が生じるのではあるが。事実、眠くなって寝たりはしている。一方で、やった分だけキャラが成長していくので、楽しく?感じてはいる…のか。
…自分の中でも疑いを持ちながらプレイしている感じか。しかし、キャラを成長させていく事は確かに楽しくはある。
話の筋と関係なくキャラの強化ができるので、救済措置といえば救済措置なのだろうが、自分には最早このゲームのゲームバランス・難易度調整はわからなくなった…。
全体的に自キャラが強くなりすぎている。
物語としては、単に三竦みの勢力争いではなく、暗躍する何かの存在と、世界創世に関わる謎が並行して描かれており、先が気になる展開にはなっている。
主人公が強すぎ(設定的にも強すぎ)と感じてしまうが…。
レベル・クラスの成長はほぼ達成し、ようやくストーリーをサクサクと進められるようになった…はず。既に80時間が経過している…。
物語としては、神を倒し人の世を築いていく道という、ある種王道的な展開ではあった。
続けていくウチに帝国の皆様、陛下やオーベルシュタインにも愛着が生まれた。
また、進めながら、これは全ての謎が語られるルートでもないようだ、とも感じていた。それゆえ、世界線を超えることもあるのではないかと…。
どうやら、最後にクロードくんでやるのが良いようだ…全てが語られると…。しかし今更、1からやる気にはなれないと感じている…。
ネタとしては、聖戦の系譜で生まれた支援度、血脈による能力差、系譜となる武器といったものが巧みに盛り込まれていた。また、三段階クラスチェンジもあった。しかもクラスは固定ではないため、育てていったらどうなるのだろう、どれほど強くなるのだろう、というキャラ育成の楽しさがあった。
ゲームシステム上、どうしても修道院からの行き来が多くなり、遠征感、とでもいうものは薄れたように感じられてしまった。月末締めのサラリーマンみたいだとも感じた。
戦争物のダイナミクス感が薄れた、とでも言う感じか…。
周回プレイが前提となっている作りであるため、またレベル上限の制限も旧作よりも大分余裕があるため、レベルアップごとのステータス上昇結果に一喜一憂せず、どんどん進めていくという遊び方が良かったようだ…。
アストラルチェイン
10月、アストラルチェインをプレイしました。
これは面白かったです。キャラを動かすアクションが楽しく、ストーリーも面白い…。特撮風の熱さもある。ニーアオートマタと繋がりがあるのではという疑念もあります…。
キャラを成長させることとアクションの奥深さがあり、しばらくは夢中になってプレイしていました。
続編が出たらまたプレイしたいです。
以下のような呟きやメモを残しながらプレイしていました。
アストラルチェイン面白いですね。動かしていて面白い。 スタンド使いの気持ちがよくわかります。スタンドゆうな BGMやUI等は恐らくニーアと同様のスタッフが関わっているのではと感じます…そのせいか、どうしても物語を裏読みしてしまう…。ロード速度とか…技術力の高さも感じます…全体的に高品質。
アストラルチェイン面白いですね…。 アクションゲームとしても相当に良いのですが(コピーどおり「動かしていて気持ちが良い」工夫が随所に見られる)物語も面白い…。日曜朝の特撮風に熱いノリかと思ったら、ニーア的怖さも垣間見えるような…。細かい演出が示唆していることが気になって仕方が無い…。
アストラルチェインを続けていた。基礎アクションも良く出来ている、動かしていて愉しいと感じるが、ゲームが進むにつれて更にやれることが増えていく。
そういう楽しさの一方で、物語としてはニーア的破滅が待っているような気がしてならない。
いずれにせよ、本当に質の高い作品と感じる。
ただ、こういった(どういった?)見せ方をするゲームであるならば、switchではなくバリバリにカスタマイズしたゲーミングPCでヌルヌル120fpsとかでプレイしたくなりますね…。
アストラルチェインが本当に面白い。ゲームとしても話としても面白い。戦闘シーンが楽しみであり、物語の続きも気になるという状態。
黒いレギオンが格好良い…。
「黒い途中参戦キャラ」の存在を見ると、特撮の魂を感じざるを得ない…。
最終フォーム、変身、専用(処刑用)BGM…。やはり特撮魂が入っているとしか思えない。格好良い…。
アストラルチェイン、一応(?)終えました。面白かったです。SF的世界観、ニーア的雰囲気(細々とした演出から想像させられることが気になって仕方が無い)、それでいて確かにあるように思える特撮魂…。処刑用BGMが素晴らしかった…。 しかし何より、動かしていて面白い、戦闘が楽しいゲームでした…。
https://www.nintendo.co.jp/switch/ab48a/
・11月の終わりから、「Gジェネレーションクロスレイズ」をプレイしています。まだまだ途中なのですが、Gジェネレーションとしては、個人的には楽しめています。
カスタムサントラ機能あり、格好良いカットイン、それだけで結構満足できてしまっていたりします…。
・「モンスターハンターワールド アイスボーン」は、あまりプレイしませんでした。
前作モンスターハンターワールドはかなりやりこみました。
当然のことではあるのですが…。
アイスボーンでは、ワールドで手に入れたり鍛えたりした武器は基本ゴミ武器となってしまったことや、最初からやたらと硬い敵と時間をかけて戦うということがなんだか辛くなってしまい、プレイしなくなってしまいました…。
本来自分で判断するべきことなのですが、悪評レビューにも、読んでいてやる気をそがれてしまいました。このゲームに時間をかけるならば、別のことに時間を使おう、と感じてしまいました…。
こちらも、Not for me ということだったのだと思います…。
今年遊んだ主要なゲームに対しての雑感は以上です。
いかがだったでしょ(略)
ほぼほぼ、やり応えのある面白いゲームばかりでした。
来年も何らかのゲームをやっていくことと思います。
それでは、皆様良いお年をお迎えください。(終わり)