【シンガポール国立大学(NUS)内で食べられる絶品学食
筆者:YUMA
はじめに
こんにちは!今回はNUS内でおすすめの学食をご紹介します。NUSの中には膨大な数の学食があり、その数は合計で100を超えます。その中から、今回は厳選して13個、おすすめの学食をご紹介します!
筆者が約10か月間、ほとんどの学食を食べた上でのおすすめですので、今後行く方の参考になるかな!と思っています。
ちなみに、NUS内の学食はこちらのサイトからみることができます!よければどうぞ。
1. おすすめ学食(UTown)
(1)Fine Food (Ban Mian/Fish soup)
まずご紹介するのは定番のFine Foodからこちらのお店!
Fine FoodとはUTownの中に入ってすぐにあるエアコン付きのフードコートで最近改装工事が入り綺麗になった場所です。恐らく最初の学食はここで食べるという留学生も多いはず!(実際に私もそうでした)
つまり、Fine FoodはNUS学食の玄関のような場所だと思っています。
その中でおすすめなのがこちらのお店の餃子ラーメン!(ドライ)
何が美味しいか、説明するのは難しいですがとにかく万人受けする味!
個人的に学食に最も大切な要素は安定性と値段だと思っていて、その2つを満たしている商品がこれです。
餃子とラーメン、これを嫌いな人はあんまりいないはず!
麵自体の食感はドライだと日本のラーメンのバリカタに近いようなイメージ
段々とタレと絡まってきてまた味わいが変化していきます。
そして横の餃子と一緒に食べるともう完璧!あっという間に無くなります。
お値段も約550円とお手頃!
シンガポールっぽくなく、あまりにも日常飯ですが、それがいいんです。
ただし、観光でNUSに来られる方にはあんまりお勧めできませんので、後述するおすすめの中から選んでください笑
(2)Flavors(Japanese)
続いてお勧めするのはまさかの日本食!かなりお勧めです。
FlavorsとはUTownに位置するもう一つのフードコートエリア。個人的に全体的なレベルはFine Foodより高い印象!どちらか選ぶときにはこちらをお勧めしています。その中でもお勧めできるのがこちらのカツカレー!
完全にギルティな見た目ですが、大丈夫です。(多分)
シンガポールに来て日本人が必ず感じるのが、日本食への恋しさ。
幸いシンガポールは大量の日本食レストランがあるのですが、お値段は日本の約2倍。毎日食べられるのはよほどの大富豪です。
そんなときに便利なのがこちらの学食!700円前後で、かなりのクオリティの学食を提供してくれます。
海鮮丼、カツ丼、カレーが主なメニューなのですが、筆者のおススメは
チキンカツカレー!肉の味もしっかりついており、これがカレーとマッチしてたまりません。NUSの全ての日本食学食、レストランを食べてきましたが、味を考えるならここが一番です!しかもエアコンが付いているので、快適な環境で食事をとれますよ。
こちらもシンガポールらしさはありませんが、普段使いにぜひ!
(3)Flavors(Korean)
またまたFlavorsから、韓国料理の登場です。
私が一押しするのはスンドゥブチゲ!
見た目はこちらもヤバそうですが、そんなに辛くないです。
これが学食で食べられていいの?となるクオリティが出てきます。
少なくとも、私の日本大学にこんな質の高い韓国料理はありませんでした。
このスンドゥブチゲ、味もよいですが、野菜が多く取れるのがGood!
どうしてもシンガポール料理は油が多く、野菜が不足しがちです。
こちらの商品はおいしくお手軽に、ある程度の野菜が摂取できます。
そして油っぽさもありません。
お値段は約800円!シンガポールなら標準価格です。
こちらもエアコンエリアで食べられますので暑さも問題なし!
普段使いにおすすめできるご飯です!
(4)Royals Bistro
最後は少し高いレストランをご紹介!ご褒美にぴったりです。
様々なメニューがあるのですが、私の一押しはこちらのハンバーガー!
写真からして高級感が漂っているのがわかると思います!
お値段は約1500円。日本の手作りバーガー価格に位置しています。肝心の味は、ほぼレストランの味!学食というのを完全に忘れます。どうしても物価高ですので、日本で1500円出して食べるハンバーガーよりも少しクオリティは落ちますが、パティの旨味がしっかり味わえ、バンズもふわふわで美味しかったです!そしてこちらのお店では、無料のWifi+エアコン完備で、作業にもGood!ドリンクメニューも充実していましたので、飲み物を頼んで作業に使うという利用法もできます。個人的には、テスト終わりなんかにご褒美で食べたい味でした!
2. おすすめ学食(Science)
ここからはScienceエリアでおすすめの学食をご紹介。MRTに最も近く、学外からも多くの人が訪れている印象です。コスパが全学食エリアの中で最も高く、個人的に一番好きなエリアです。
(1)Frontier(Yong Tau Foo)
まずはヨンタオフーをご紹介!
そもそもこの料理があまり知られていないので解説しておきます。
ヨンタオフーは自分で具材を選び、それを麺などとミックスさせて、スープやソースでいただく料理!店によって味付けは様々ですが、優しい味付けが多く、「シンガポール風おでん」と呼ばれたりもしています。
こちらの写真がヨンタオフーです!ここの味付けの特徴は、にんにくと塩が中心の味付けで、とにかくご飯と麺が進む!
先ほど優しい味付けが多いと言いましたが、この店に関しては、がっつり系です。しかしそれが新鮮味があって個人的にとても好きです!
値段もとても安く、具材6種類+麺で550円程度。野菜も摂取できますし、何よりカスタマイズできる楽しさがあります!
以下私のおすすめ具材を列挙しておきます。
・豆腐(やっぱりヨンタオフーには外せない!定番おかず)
・キャベツ(彩り+味付けにとてもマッチ)
・じゃがいも(味付けにマッチしすぎてます+他の具材との相性も〇)
・チキン(野菜と麺との相性はチキンが◎)
・しいたけ、えのき(食感のアクセント+味付けとの相性抜群)
その他も様々ありますので自分なりのカスタマイズをしてみてください!
(2)Frontier AC(Uncle Penyet)
続いて紹介するのはエアコンエリアにあるマレーフード!チキンが絶品です。
私のおすすめは一番人気のこちらのセット!
こちらはチキン、あげ豆腐、ご飯がセットになったメニュー。
特にチキンが絶品で、学食であることを忘れてしまいそうになる味。個人的には、某人気チキンチェーンより美味しいと感じます(笑)
シンガポールは多文化であり、豚、牛などは宗教によって食べない人もちらほら。したがって、みんなが食べれる鶏肉のクオリティがとても高いと感じます!これはどのお店でも言えることですが、「とにかく迷ったらチキン」
をお勧めします!
お値段は600円前後。シンガポールの標準学食価格です。エアコンエリアにあり、平日の昼には多くのお客さんがいる時も!週末の昼が狙いめですので、ぜひランチにサクッと食べてみてください。
(3)Burnt Cones
最後は絶品のジェラートをご紹介。Medicalエリアにあります。
こちらのお店は、先ほどの学食エリアから少し離れた場所にあるお店です!もしかしたら見つけるのに少し苦労するかもしれませんが、GoogleMapを用いて探してみてください。
↓マップはこちらです!
写真は黒ゴマジェラートですが、これがもう絶品。黒ゴマの風味はしっかりと残しつつ、それがうまくジェラートと融合されてワッフルコーンとも非常にあいます。日本の高級ジェラート店で食事をしている気分になります。これが大学内にあるのは本当に信じられません。
お値段はジェラートの種類にもよりますが、550円から700円前後。少々お値段は張りますので、こちらもご褒美にいかがでしょうか?
個人的には2ドル程度のおやつを3回食べるより、こちらを1回食べたほうが満足度が高かったです。味は保証しますので、ぜひ留学に来たら1度は足を運んでみてください!
※定かではありませんが、最新の情報によるとこちらのお店、
University Hallという場所にも出来たそう。恐らく味は同じだと思いますので、店舗が見つけられなかった方はそちらに足を運んでみてください!
3. おすすめ学食(PGP)
続いてはPGPエリアでおすすめできる学食です!PGPとはPGPR、Houseなどの学生寮が集まるエリアのことで、昼も夜も営業しているのが特徴!基本的に利用者は寮に住んでいる人が多いですが、味が美味しくわざわざPGPに出向く人も!(私もその一人です笑)
このエリアも全て食べましたので、おすすめのお店を紹介しますね!
(1)Mala Hotpot
恐らくこのエリアで最も有名な学食です。NUSで一番おいしいMalaが食べられます。
写真を見てもらうと分かると思いますが、Malaとは四川料理の一種であるピリ辛料理!好きな具材+ご飯や麺などを混ぜていただく料理!大人数で食べることが推奨されます。花椒+唐辛子の2種類の辛さが楽しめます!辛さは小辛から激辛まで様々。ちなみに私は小辛で限界でした。
ここのMalaはNUSで一番と言われていて、同じ寮に住む友達も毎週のように行っています。私はMalaオタクではないのであまり分かりませんが、ここのMalaは辛味と旨味のバランスが素晴らしい!辛い中にもしっかりと旨味があり、辛い物がそんなに好きではない私でもバクバク食べれちゃいます!
お値段は頼む具材によって変わりますが、平均して一人700円から800円くらい。ぜひ交換留学生や、現地の学生とMalaを食べに行ってみてください!一つのご飯を囲んで食べることは、きっと友情が深まると思います!
(2)Western
続いて紹介したいのはこちらの西洋料理!コスパ抜群の料理が食べられます。
今回私が注文したのはチキンカツレツ!サイドメニューは自分で選ぶことができて、オニオンリング、マッシュポテト、サラダなどから自分が好きなものをチョイス可能です。そしてお値段が驚異の5ドル(約560円)
これは他の外国や日本ですらもあり得ない価格です。本当にお得すぎる…。
肝心の味は、一つ一つが丁寧に揚げられておりGood!私はNUSで全ての西洋料理を食べましたが、味も値段もここが一番です。何より驚いたのはサイドメニューの完成度の高さ。普通サイドメニューは適当に作られることが多いのですが、ここはオニオンリングもしっかり味が付いており、マッシュポテトの味付けも完璧です。これだけ手が込んで5ドルは本当にあり得ない価格だと思っています。しかしこちらのお店、たまにオープンしていないことも!私が行ったときは週末の昼でしたので、そのあたりの時間を狙ってみるといいかもしれません!
(3)Indian Vege
ベジタリアンだからと侮るなかれ。本格カレーを学食価格で食べられます。
最後にご紹介するのはこちらのお店!列もそんなに長くなく、穴場です。
私がお勧めするのはChapati+Paneer Butter Curryの組み合わせ!
分からない単語がたくさんだと思うので解説します。
Chapatiとはインドで家庭的に食べられているパンのこと。インド料理でパンと言えばナンを想像する方が多いですが、ナンはどちらかと言えばお祝い用。Chapatiを普段使いしている家庭がほとんどです。
(日本で例えると、白米と赤飯のような違い??)
味に関しては、ナンより少し小麦の風味が強いですが、個人的にとても好きな味付け。毎日食べるならChapatiがいい!と私も思います。
Paneer Butter Curryは簡単に言うと、バターカレー+固形チーズトッピング。
バターカレーは日本人がみんな大好きなあの味です。Paneerとはインドでよく食べられている固形のカッテージチーズのことで、チーズが好きな人ならだれでも好きな味がします!個人的には迷ったらPaneerが入っているカレーにするくらいには好きです。
なんとこちらのセット、合計で4.4ドル(490円)
味は高級店には劣りますが、日本のインド料理店と大差ない味。正直これが学食で出てくるのは意味がわかりません。クオリティが高すぎる。
お値段もレストランより安く、インド料理を試してみたい!という人にうってつけの場所だと思います。
こちらのお店、南インド料理のドーサや他のベジタブルカレーなど、様々な商品を販売していますが、まずはこちらのカレーをトライしていただきたいです。インド料理は種類が大量にあり奥深く、個人的に大好きな料理ですので、ぜひインド料理の沼にハマっていただければと思っています。
4. おすすめ学食(Techno Edge)
次に紹介するのはTechno Edge!
エンジニアリングの学部に位置しており、非常に多くの学生がここで食事をしている印象を受けます。ここでのおススメは1つだけですが、NUSでトップクラスにおすすめな学食なのでぜひ試していただきたいです。
(1)Chicken Rice
シンガポールで最も有名な料理です。全ての学食チキンライスを食べましたが恐らくここが一番美味しいです。
チキンライスに関しては有名すぎるので説明を省きますが、大きく分けると2種類存在します。
1 ごはんが炊き込みご飯のように、鶏の出汁が効いているもの
2 ふつうの白ご飯
恐らく皆さんが想像するチキンライスは1で、実際によく食べられている方も1です。NUSのチキンライスも1しかないと思います。
さて本題に戻りますが、ここのチキンライスのおすすめポイントは2つ!
1 チキンが他よりジューシーで、かつ骨なし
2 スープとたれが他の場所より美味しい(気がする)
チキンライスに大事な要素がすべて詰まっていて、オーソドックスな美味しいチキンライス!という感じ。学食で食べられる中では最高点だと思っています。もちろんシンガポール中心部にいけばもっと美味しいチキンライスはありますが、まずはこちらのチキンライスを味わってほしいです。スチーム、ロースト共に癖がなく、しっかりと美味しい。きっとこれを食べた後はチキンライスの虜になって、「チキンライスを開拓したい!」という思いになっているはずです。ぜひお試しを!
5. おすすめ学食(FASSエリア)
最後は交換留学生が一番行くであろうFASSエリアをご紹介します!いつ行ってもお客さんが賑わっているDeck(FASSのフードコートエリア)を始め、様々な学食、カフェが存在しています。きっとDeckに関しては、交換留学をすれば一番お世話になる学食になると思います。したがって、今回はDeckを除外して、少しマイナーなお店をご紹介します。
(1)Ventus (Fish Soup)
知る人ぞ知るお店!NUSで最も美味しいFish Soupが食べられ、連日ローカルで大賑わいです。
Fish Soupとはその名の通り、魚ベースのスープ+麺+固形の魚を味わって食べる料理。味わいは非常にあっさりとしており、ローカルの友達は
「2日酔いの時に食べたい料理No1」と言っていました。
トッピングは白身魚が中心ですが、おススメは揚げ魚+白身魚のセット。
それぞれが麺とスープと相性抜群!そして筆者の最大のお気に入りポイントが、カリカリの卵がトッピングされていること!これが魚ともスープとも相性が抜群でたまりません。肝心のスープも魚の優しい味付けで、どこか安心させてくれる味。オイリーな料理が多いシンガポールフードの中で、ヘルシーに食べられる商品です。
こちらのお店、Ventusという施設の奥にあり、店舗はこちらのみなので、「本当に合ってる?」と思われるかもしれませんが、合っています。12時付近になると列の並びが激しくなるため、11時半より前に行くことをお勧めします!交換留学生はほとんどおらず現地の学生中心ですが、ローカルの雰囲気が味わえる一押しの学食です!
(2)Anna’s x Union The SoupSpoon
最後はカフェをご紹介。中央図書館1階に新しくオープンしたお店です。
こちらのカフェは、カフェ+スープのお店+サラダのお店が融合して出来た不思議なカフェ。もちろん注文はタッチパネルから、全てのお店の商品を注文できます。こちらのカフェでほとんどの方が注文しているのがスープ!
私はパンプキンスープを注文しましたが、完成度が高い!驚きました。
一般的に想像するパンプキンスープより甘さが抑えられており、パンや野菜と合わせて食べることを考えると、本当に丁度いいです。
完全にお洒落なカフェで出てくる味。ここが大学であることを忘れます。
スープは他にもミネストローネやトマトスープなど、様々なオプションから選ぶことができます。横のサイドメニューについてもカスタムでき、何度来ても飽きないお店になっています!
ちなみにサラダは700円前後と、シンガポールの適正価格。エアコンがついたお洒落なカフェで美味しいサラダがこの値段で食べられるなら文句はありませんよね。できたのが最近ということもあり、私はもう一度行くことはできませんが、ぜひこれを見ている方に足を運んでいただきたいです!
おススメはシンガポールで1ヵ月くらい過ごして、油っこい食事に飽き飽きしたころです(笑)
6. おまけ
最後に個人的な学食エリア評価を発表しておきます。
Science≧PGP>UTown≧Deck>Techno Edge>>>Terrace
個人的にはこうなりました!
Terraceって何?と思われる方も多いと思いますが、これはCOMというコンピューターサイエンスにある学食エリアです。正直あんまりおすすめしません。3回行きましたが、3回とも微妙でした…。
というか、他のレベルが高すぎます。お金さえあれば毎日レストラン生活も可能ですし、500円あればお腹一杯美味しいご飯が食べられます。
正直NUSの学食は神です。
ぜひ留学中に様々な場所に行き、お気に入りの学食を見つけてみてください!本当はおススメしたい場所、あと20個くらいあります(笑)
おわりに
いかがでしたか?今回はおススメの学食を13個、厳選して紹介しました。
ちなみに、「NUSmart Dining」というアプリで、今私が紹介した学食のうち、半分くらいは見れると思いますので、ぜひダウンロードしてください!
(個人店やカフェなどは見れません。あとUTownのも見れません。)
美味しいご飯で、幸福度の高い留学生活を!
ありがとうございました。
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