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シンガポールへの日本人留学生へインタビュー!第一弾その①

はじめに

シンガポール内の大学では日本から4年間の正規留学生、1学期間or2学期間の交換留学生など、様々な大学生が学んでいます。たくさんの学生がいる分、それぞれに異なった留学物語があります。NiSCではインタビュー企画!として様々な日本人留学生へインタビューを行い、こちらのnoteで発信していきたいと思います。
今回は第一弾としてNiSC記事ライターの中からNUSの2人の交換留学生へインタビューを行いました。色々と答えてもらったので2つに分けて配信します。今回は『その①』です。

筆者 [聞き手]
AOI

[語り手]
SATOSHI (S)
東京大学・教養学部・3年生
TAKAMI(T)
名古屋大学・理学部・数理学科・3年生

Q1. お二人のNUSでの留学期間は?

S:2学期間です。

T:僕も2学期間です。

Q2. 日本の大学での専攻は何ですか?主にどんなことを勉強しているかについて教えてください!

S:教養を極めています。教養とは何かを常日頃から意識して学んでいます。

T:数学を専攻しています。どちらかというと主に純粋数学に焦点を当てています。まだ詳しい専門は決まっていなくて、数学の三本柱(幾何、代数、統計)について満遍なく学んでいます。最近は、どちらかというと統計を専門にしたいかなと考えています。これにはNUSに来てからの影響が理由の一つにあります。なぜNUSに来てからより統計に興味を持ったかについては後にちょっと言いますね。

Q. NUSでは現在何を専攻していますか?

S:生物の中の応用に重点を当てて学んでいます。遺伝子組み換えの技術を使ってどう薬やワクチンを作るかなどの授業を受けています。日本で似たようなことを研究系サークルで同じようなことをしていたこともあって興味があり、NUSで関連の授業を受けてみたいなと思いました。

T:統計やコンピュータサイエンス(プログラミング)を主に授業として受けています。名古屋大学で学んでいた時とは違って応用数学に重点を置いて学んでいます。普段学んでいる数学がどう実社会で生かされるかをもっと知りたくでこっちでは応用を学んでみようと思いました。こちらでの授業を受けて、統計の方により興味が湧いてきたので、これから統計を専門にしたいなとも考えています。

Q. シンガポールでの滞在先について教えてください!


S:僕は NUSの寮であるEusoff Hallに住んでいます。
 1人部屋で、トイレ・シャワー・などはそれぞれの階の住人での共用です。
 NUSではHallとResidential Collegeと呼ばれる寮には加入必須のミールプラン(朝・夕)がついており、僕の住むEusoff Hallでは、朝は麺が基本で、食パンはトースターも置いてあり、食べ放題です。夕食は日によりますが、毎日デザート(フルーツかゼリー)が出ます。


[とある日の寮の朝ごはん]


[とある日の寮の夜ご飯。この日のデザートはりんご。]
[自分の個室の机の一角。]


[たまに寮に出没する猿。]


[寮にいる猫のロビン①]


[寮にいる猫のロビン②]

部屋にエアコンはなく、その点が少しきついです。(重要) 洗濯機は6台、乾燥機は2台ほどあり、棟に住む100人ほどで共用です。少ないように感じるかもしれないですが、意外といつ行っても空きがある傾向にあるのであまり困ってはいないです。Hallならではのコミュニティ活動として、スポーツのクラブ(CCA:Co-Curricular Activities)が沢山あって強いです。僕はバドミントンのCCAに入っています。活動は週に2回くらいです。僕はバトミントンはシンガポールで始めたのですが、中高からずっと経験のある強い人も沢山います。Eusoff Hallに住んでいる人たちはみんなとても元気です。寮では定期的にイベントがあるのでそれに参加すると色々な友達ができます。ブロックごとでのものも寮全体でのイベントもあります。


[寮のイベントにて]

T:僕もNUSの寮で、University Townの中にある25階建てのUTown Residence [UTR] に住んでいます。4人で一つのユニットで、それぞれの個室もあり、4人でトイレ・シャワー、キッチンは共用です。UTRは比較的新しいのでとても綺麗です。UTRはStudent Residenceという分類の寮で、ミールプランはありません。なので、ご飯はUTownの中にあるフードコートのFlavourかFineFoodでとっています。4人で共有のキッチンに電子レンジがあるので(残念ながらコンロはありません)、最近はシリコンスチーマーも使って自炊もしています。


[最近レンジで自炊したもの。ダイソーのシリコンスチーマーを活用。]

ユニットをシェアしている4人の内訳としては、自分ともう1人の日本人交換留学生、インドネシア人正規留学生1人、中国人正規留学生1人です。自分の部屋は3階ですが他の建物に面していないので眺めは良いです。部屋にエアコンはありますが、特に使っておらず、天井に付いている大きなファンで涼をとっています。
UTown ReidenceにはCCAはないので、大学のNUS Piano Ensembleに入っています。週1回のミーティング参加と、あとは各自ペアで練習をする感じです。自習練習には、ピアノ用の練習室が自由に使えます。洗濯機はUTown ResidenceのNorth、Southに各約1300人あたりそれぞれ25台くらいあります。同じくらいの数だけの乾燥機もあります。UTRはとても住みやすいですが、エレベーターの数が少ないので高層階の人は大変かもしれません。


[UTRのSouth Towerのエントランス。]


[UTRの4人のフラットの共用スペース(キッチン)]


[UTRの4人のフラットの共有スペース(ソファ・テーブルなど)]

[UTRの4人のフラットの個人部屋①  僕の部屋は窓際に勉強机があります。] 


[UTRの4人のフラットの個人部屋②  ベッドや棚もあります。] 

おわりに

ここまで、2人の留学について、学びと生活について写真たっぷりで色々と話してもらいました。次回その②はなぜシンガポールを留学先に選んだのか?やどのような準備をしたか?などについて更に話してもらいます!
では来週もお楽しみに!!


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