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シンガポールへの入国について【更新】

筆者:AOI

みなさんこんにちは!
NiSCでは過去にコロナ禍でのシンガポール入国についての記事を掲載(2021年12月)したことがあるのですが、約2年経った現在、コロナ禍も落ち着き、入国手続きが大きく変わりました。今回は、私の経験も踏まえつつ過去の記事の更新バージョンを書いていきたいと思います。

 

1. 入国約2ヶ月前

【Student Pass (学生ビザ)申請】 

こちらはシンガポールの大学への留学生など、長期滞在希望学生向けのビザとなります。大学への留学申請情報に基づいてシンガポールのICA(Immigration & Checkpoints Authority、シンガポール入国管理庁)からメールが送られてくるのでその指示に従って申請手続きを進めます。こちらはまた後日別の記事にまとめたいと思います。

観光・商用を目的とした旅で、滞在期間が3ヶ月以内の場合、日本国籍の方はビザは不要です。(パスポートの有効期限が入国日基準で6ヶ月以上、などの条件はあります。)

2. 入国3日前〜入国まで

【SG Arrival Card のオンライン提出】

こちらはシンガポールに入国する全ての人が提出を義務付けられているものとなります。「カード」というからには物理的な紙を提出?と私は初めに思ったのですが、オンラインでの提出です。
こちらのICAのウェブページからの提出となります。
https://eservices.ica.gov.sg/sgarrivalcard/ 


ICAのSG Arrival Card提出ページ。
(使用端末によって使用が異なる場合があります。)

観光や商用目的での短期入国か長期ビザ保持者の入国かによって提出ボタンが分かれており、少し入力内容は変わりますが、個人情報・滞在期間・滞在場所・現在の体調確認が主なものです。

入国ゲートの直前でも、「SG Arrival Cardの提出忘れはありませんかー?」との声かけや掲示があり、シンガポールに着いてその場で行っても問題はなさそうですが、うまくWi-Fiが繋がらないなどの通信の問題が起こることも考えられるため、出発前に日本で済ませておくのがベストです。提出が完了すると、以下のようなメールが入力したメールアドレス宛に送られてきます。


SG Arrival Cardのオンライン提出後、送られてくるメール
(件名:Acknowledgement of SG Arrival Card & Health Declaration submission)


SG Arrival Cardのオンライン提出後、送られてくるメール
(件名:Acknowledgement of SG Arrival Card & Health Declaration submission)

情報はパスポートと紐づけられるようで、特に登録画面などの提示は求められませんが、一応印刷して持っておいてもいいかも知れません。(私はトラブルを少しでも減らしたいので印刷するようにしています。)

3. シンガポールへ出発当日

【飛行機搭乗〜シンガポール着陸】

国によっては機内で入国にあたっての紙へ必要事項を記入する必要がある場合もありますが、シンガポールでは特に必要ありません。飛行機に乗って、シンガポールに着くまで座って普通に過ごしていれば大丈夫です。

4. シンガポール到着後

【入国審査】

降りたら預け荷物を取る前に自動入国ゲートへ向かいます。シンガポールでは入国が完全自動化されています。チャンギ空港では飛行機を降りた後、大体人の流れについて行けばこの入国ゲートへ辿り着けるはずです。


チャンギ空港ターミナル1の入国ゲートの様子

上の写真の右側が自動入国ゲートになっており、多くの人はこちらへ向かえば問題ないはずです。左側は有人カウンターになっており、こちらに行く必要があれば指示に従って進んでください。自動入国ゲートではパスポートを機械に差し込み、一つ目のゲートが開いたらカメラの方を見て顔認証をします。無事認証してもらえたら、進んで次の預け荷物受け取りに進み、空港を出ることができます。

ただ、エラーなどがあれば自動ゲートにはじかれることがあります。実際に私も、休暇中の旅行からの帰りに自動入国ゲートで認証エラーとなり、有人カウンターへ並び直しました。有人カウンターで特に止められることもなく普通にチェック、通過できたので何が原因だったのかは不明です。はじかれた場合はおとなしく有人カウンターへ並び直しましょう…。

5. シンガポール入国後①

【ホテル・市内へタクシーで向かう】

入国後は宿泊先のホテルや市内へ向かうことが多いと思います。
その際に利用できる交通手段として、バス・MRT(電車)・タクシーがあります。

今回は特に空港からのタクシーへの乗り方について。
日本からシンガポールへ向かう飛行機の便には夜に到着のものも多いので、とりあえずタクシーでホテルへ行く、という方が多いと思います。ただ、海外のタクシーはぼったくりの話も聞いたこともあるので不安。。。と思っている方も多いのではないでしょうか。
チャンギ空港では空港のタクシー乗り場が各ターミナルごとに存在し、係員の人が案内をしてくれるのでそれに従えば安心です。タクシー乗り場はターミナルによって異なりますが、ターミナル1(T1)は地下1階(B1)、それ以外のターミナルでは1階(L1)にあります。預け荷物を取って外にでると上に案内表示があるため、それに従って進めば大丈夫です。
空港料金・深夜料金などがかかる場合もありますが、安心して目的地まで行くことができます。

6. シンガポール入国後②

初めてシンガポールへ入国した際、SG Arrival Cardはきちんと反映されていたのか?とあまりにも確認がなく不安になりましたが、入国後にメールが送られてくるのでそちらで確認が可能です。
私の場合は入国の次の日に以下のようなメールが送られてきました。特にこのメールに対してしなければいけないことがあるわけではありませんが、送られてきたら確認しておきましょう。


シンガポール入国後に送られてくるメール
(件名:Notification of Electronic Visit Pass)

7. シンガポール入国後③

【長期滞在学生向け】

Passの滞在期間は30日となっています。例えば留学で滞在される方などは数ヶ月単位滞在となるため、長期用StudentPassへの切り替えが必要となります。
これはまたStudentPass申請の記事へ載せたいと思っているのですが、簡潔には以下のとおりです。

[NUSの場合]
1、渡航前にOSE(大学内での申請セッション)の時間予約
2、OSE行きパスポートなどの重要書類提出と指紋登録、携帯電話番号登録を行う
3、数日後にStudent Pass 発行結果の案内をメールで受け取る
大学や教育機関によって申請手順が異なることもありますのでオフィスからの連絡に従ってください。

以上、シンガポールへの簡単な入国手順でした!それぞれ個人の条件や到着ターミナルによって異なることもあるかも知れませんが、参考になれば嬉しいです。
最後まで読んでくださりありがとうございました!
それではまた次の記事で〜

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