nisai 2020年1月、「はじまりの色と現彩地点」、「白黒付けるところからはじめよう」その他、5つの活動記録。
こんばんは、nisaiの松田です。
新年1月、大きく分けて5つの活動を行いました。
1,at ラフォーレ原宿「春思う」 1/1~1/3
2,at EC「nisaitoyou.com UPDATE」 1/10~
3,展示「はじまりの色と現彩地点」 1/14~1/20
4,出版「TOKYONEWRAINBOWS ZINE発刊」 1/25
5,展示「白黒付けるところからはじめよう」 1/25~1/26
来場頂いた方への感謝の意味と、
支援頂いている方への活動報告、
忘れっぽい自分と、遠方のあなたに向けて、
noteに記録します。
1,「春思う」 1/1~1/3
とじこみ popup shop in ラフォーレ原宿で行われた新年初売りの為に、「マフラー・ペイントコーデュロイジャケット・缶バッジ」の、選べる三点セット福袋を10点用意しました。
冬から春をつなぐ服、という思いを込めて、春色の古着のボディに、ハンドペイントで絵空事を背負わせました。
こちらは僕は店頭に立たなかったのですが、ポップアップに合わせて用意した新作も含め、とても好評をいただきました。nisaiがはじめてという方にも試着を沢山してもらったとのことで、ありがとうございます。
2,「nisaitoyou.com UPDATE」 1/10~
このネットショップは、Stores.jpで作られています。
昨年、Stores.jpさんから活動支援をしてもらっていたにも関わらず、毎月の展示活動や百貨店でのポップアップ、衣装製作の依頼等に専念するあまり、
まとまった時間が中々作れず、後回しになってしまっていたネットショップの更新を、半年以上ぶりに行いました。
アイテムの配列を1カラムから3カラムにして、トップに最新ルックの写真を載せる形へ変更しました。
アイテムは新作コレクションから、28点を掲載。3日間で20点程のオーダーを頂きました。東京の展示には来れないけど見てくれている遠方の方が、こんなにも沢山いてくれてることがとても驚きでした。
そもそも、nisaitoyou.comは、展示には来れないけど応援してくれている方に向けて当初作ったつもりのサイトでした。長い間更新してなかったにも関わらず、見捨てず会いに来てくれて、本当にありがとうございます。
一点物メインで作ってることもあり、定期的に複数点更新することは難しいんですが、2020年は毎月必ず一点は更新したいと思います。
3,「はじまりの色と現彩地点」 1/14~1/20
nisai立ち上げ時から続く取扱店、宇都宮nanameにて、約二年ぶりくらいに展示・ポップアップ展開をしていただきました。
「はじまりの色と現彩地点」と名付けた理由は、2015年にnisaiがはじめてnanameで行ったデビューコレクションのテーマが「彼女が忘れていった色彩」だったことに由来しています。
展示物は、2019年に発表した新作からnanameの店主に選んでもらったアイテムと、nisai初期のアイテムのリブート版を用意。
ただ作り直すリメイクじゃなくて、新しい解釈を加えたリブート。
あの時と今で何が変わったか、何もかもが変わったけど、それでも原点は忘れない、でもただ振り返るだけじゃ足りない。原点回帰だけじゃなくて、あの頃と今の差異に向き合う、その上で作れる新しいものはないかなと、制作に取り組みました。
一番最初の取扱店で二年ぶりに行う展示ということを意識して、作品だけで勝負したいなと思い、こちらも店頭には立たず、店主に色々お任せして開催させていただきました。
宇都宮には、東京の展示まで来てくれる方、作品作りで協力してくれているモデル、見てほしい方が何人もいます。
誰が来てくれたのか、全ては把握してないのですが、イメージに浮かんでいた方々が来てくれていたこと、逆に、東京のお客さんが復刻アイテム目当てに、宇都宮に行ってくれていた、なんて話も耳にして、とても嬉しかったです。ありがとうございます。
4,「TOKYONEWRAINBOWS ZINE発刊」 1/25
nisai初のZINEを作りました。ページ数はフルカラー54P。
ルックブックでもあり、写真集でもあり、名刺代わりなムードで。
25日から行った展示会に来ていただいた方にはノベルティとして限定配布。
後日nisaitoyou.comと、吉祥寺の本屋さんブックマンションにて、販売取扱・掲載をスタートしました。
ブランドを立ち上げてから5年目にして、はじめての冊子。
不安とワクワクで完成させたけど、渡した方の反応が、すごく喜んでくれる人、読み込んでくれる人、まだ改正点があることを伝えてくれる方など多種多様で、そのどんな反応も次の制作に活かせるものばかりで、作ってよかったなと心から思いました。
下記noteにて、全ページ掲載もしております。こちらも良ければどうぞ。
5,「白黒付けるところからはじめよう」 1/25~1/26
吉祥寺バツヨンビル3階にて、点数15点程の白黒オンリーコレクションを用意して、二日間限定のコンパクトな展示会を行いました。
点数を少数に絞ったことにより、一点一点への思い入れがかなり強いものが出来ました。
1月はイベント数が多かったから、この展示はあまり人は来ないかなあと、でものんびり楽しめたら良いなと思いきや、昨年末の展示会と同じくらいの来場をしていただきました。ありがとうございます。
個人的に一番好きだったものは、下記URLのアイテム。
毎回の展示で、思い入れが重いくらいに強いものは、試着数は一番多いものの、誰かに持ち帰られることはなく、アトリエに帰ってくることが多いです。
そういう、気になられる量と欲しい量が反比例するアイテムが、いつもある。「すごく可愛いけど、自分よりもしっくり来る人が他にいそうです」という言葉を、よく聞く。
それはそれで、すごく理解してもらえてる気になるから嬉しいんです。多分こういう服を作っているから届く服も作れるんだなと。
「Someone that loves you (誰かがあなたを愛してる)」
という題の、この曲をよく聴いています。
僕らの服は、誰かを愛せたらなって思いを込めています。その為には、すごく狭い対象の為の服は、変わらず作り続けていくつもりです。
誰にも届く愛情じゃあ不満な、ひねくれものがきっといるだろうから。
1月の活動記録は以上です。ここまで読んでくれてありがとうございます。
2月は準備期間としていて、新作コレクションに向けて鋭意制作中です。
告知はまだなのですが、3月上旬に、渋谷で展開予定のポップアップがあり、3月中旬から一ヶ月間毎日行う予定の、とある企画も待機しております。憧れのアーティストと一緒にお仕事もさせてもらう予定で、これははやく見せられたら嬉しいなあ。
近日中に、一年ぶりにアシスタント募集も行う予定です。
良い出会いがありますように。
nisai 松田直己
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